気まぐれ猫の徒然の日々

気楽に、時々思いついたことなどを書きつづっていきたいと思います・・・。って、最近すっかり写真ブログになってるけど・・。

F2

2009-07-25 16:57:44 | 飛行機

調子に乗って、昨日の続き。


昨日の写真と同じ複座型の機体。
シャッタースピードが稼げ無くって、止めるのが大変だった…。



露出時間 : 1/160秒
自動露出測光モード : スポット測光


端座型のF2。
この機体は、なぜか少しバンクさせたまま進入してきた。



露出時間 : 1/800秒
自動露出測光モード : 分割測光




露出時間 : 1/800秒
自動露出測光モード : 分割測光




露出時間 : 1/640秒
自動露出測光モード : 分割測光


今回のF2の写真では、こいつが一番のお気に入り。



露出時間 : 1/160秒
自動露出測光モード : 分割測光


ちょっと引き気味で、木の枝を前ぼけに使ってみた…けど、上手くいってないなぁ。



露出時間 : 1/200秒
自動露出測光モード : 分割測光


共通データ

機種 : NIKON D300
ソフトウェア : Capture NX 2.2.0 W
露出制御モード : 絞り優先AE
ISO感度 : 200
レンズの焦点距離 : 300mm
レンズ情報 : AF-S VR 70-300mm  F4.5-F5.6G


日蝕を撮りながら、飛行機が近づいてくると、慌てて三脚から外し、モードを切り替え…、を繰り返してドタバタと撮った写真である。
忙しい事夥しい。

ああ、天気が良ければ最高だったんだけど…。
でも、久々に飛行機を撮れて楽しかった。


元々は、飛行機を撮る為のデジタル化だったんだけどなぁ。
皮肉な事に、デジタル化したとたん、撮りに行けなくなっちゃったけど…。

で、今回撮ってみて、一つ問題点が発覚。
AFを動体予測モードにして、“数打ちゃ当たる”方式で連写をするんだけど、撮影枚数が膨大になって、メディアの容量が足りない。
腕が無くって、RAWで撮っているから尚更容量を食ってるし…。

今回も、たかだか一時間弱で250ショット近く撮っている。
フィルムにして、10本分である。
今まで、航空祭で一日掛けて撮っていた撮影量だ。
このままでは、航空祭に行くと、何枚撮る事になるのか、考えただけで恐ろしい。
うーん、どーしよう。
年末までに、メディアを買い足そうかなぁ。

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もう一つの目論見

2009-07-24 09:22:57 | 飛行機

わざわざ築城基地の横まで出張って行ったもう一つの理由は…。
お察しの通り、「あわよくば飛行機が撮れるかなぁ。」と考えたからである。

で、結果として“ビンゴ  ”。
海風が吹いていた為、着陸が北側からの進入になっており、着陸をする機体が真横を飛んでいく。
時間的にお昼前だった事もあり、結構頻繁に着陸してくるのだ。

いや~、久々に興奮したなぁ。
周りに人がいたから、押さえてはいたんだけど、ね…。


アプローチ体制で降りてくるF2A。



露出時間 : 1/800秒
自動露出測光モード : 分割測光




露出時間 : 1/800秒
自動露出測光モード : 分割測光


尾翼横のエアブレーキを開いている。



露出時間 : 1/125秒
自動露出測光モード : スポット測光


複座型のF2B。
訓練飛行に行っていたのだろうか…。



露出時間 : 1/200秒
自動露出測光モード : スポット測光


F15J。
日蝕撮影中にいきなり降りてきたんで、慌ててフィルターと三脚を外し、設定を切り替えて撮った写真。



露出時間 : 1/250秒
自動露出測光モード : スポット測光


今回、一番のお気に入り写真。



露出時間 : 1/400秒
自動露出測光モード : スポット測光


共通データ

機種 : NIKON D300
ソフトウェア : Capture NX 2.2.0 W
レンズF値 : F5.6
ISO感度 : 200
レンズの焦点距離 : 300mm
レンズ情報 : AF-S VR 70-300mm  F4.5-F5.6G

シャッタースピードを稼ぎたかったんで、すべて開放絞り。
このレンズは、F値が暗い割に解放から安定した絵を吐いてくれるんで助かっている。

とは言っても手持ちで流し撮り、しかも飛行機を撮るのは三年?ぶりだったんで、上手く撮れてない。
で、傾き修正と、ある程度のクロップをしている。


いや、良い場所を見つけた。
日蝕中だったんで、シャッタースピードが稼ぎづらかったし、霞が出てたのがいまいちだったけど、300mm (135mm換算で、450mm相当。) のレンズで此処まで撮れるんだから、大満足である。


またまた調子に乗って撮ったんで、明日まで続きます。

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日蝕

2009-07-23 09:58:37 | その他

皆さんは、昨日の“日蝕”は御覧になっただろうか。

俺はと言えば、取り敢えずは見に行ってきた。
とは言っても、「ツアーに参加」や「泊まりがけで皆既日食を見に」って訳では無く、雲を避けようとして車で出かけただけなんだけどね。
あんまり成功したとは言えないけど…。

いや、ホントは泊まりがけで鹿児島まで見に行く予定だったんだけど、諸般の事情で中止になってしまったのだ。

当日の朝起きたら激しい雨が降っていた。
「これは駄目だ。」って事で、お出かけの準備。
南より北の方が天候の回復が早そうだって事で、取り敢えず北に向かって出発。
空をにらみながら二時間ほど車を走らせた所で日蝕の時間に…。
カメラの三脚を立てても良い所ってんで、公園を探すが、そうそうは見つからない。

で、ウロウロしている時にふっと思いついたのが、航空自衛隊の築城基地。
「彼処の側なら何とかなるに違いないっ!」と考えて移動を開始。
何の根拠も無かったんだけどね…。
ところが、これが大当たり。
基地の滑走路北側にちょうど良い公園を見つけ、急いでセッティングして撮った写真がこれ。

これが、食が最大になった時間。




後の二枚はちょっと過ぎてから。






ハレーションぽく見えているのは、雲がかかっているせいだと思う、…多分。
ちなみに、ちゃんと太陽撮影用のフィルムフィルターを使って撮っているんだけどね。

結局雲が多く、あまり上手く撮れなかった。
「二時間も掛けて、車で走り回って、なにやってんだか…。」って突っ込みはしないように、本人が一番感じてるんだから。
ま、もう一つの企みも有っての事だったし。

前に月を撮った経験を生かして、絞り開放で、スポット測光+露出補正を掛けて撮ってみたんだけど、上手く撮れなかったのはひょっとして腕のせいかな…。

綺麗に撮れなかったのと、雲が多くてどうしようもなかったんで、フィルターを外して、雲の陰の太陽を撮ってみた。






大変危険な行為なんで、よい子のみんなは、決してまねをしないように
撮像素子に悪いばかりか、下手をすると網膜を焼いてしまう危険を孕んでるぞ。
危険を冒した割に、三日月の写真にしか見えないし…。


今回は、望遠での撮影だったので、DXフォーマット機であるD300の出番。
見た目の画角が1.5倍になるからね。

結局、ろくな写真が撮れなかった…。
でも、もう一つの目論見の方は大当たり。
そっちの写真はまた明日。
って、モロバレか…。

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更に・昨日の続き

2009-07-18 13:07:07 | カメラ

さらに、昨日の続き・・・。


ひなたぼっこ?をしていた蝶。
シジミチョウの仲間だと思うんだけど…、多分。



露出時間 : 1/1600秒
レンズF値 : F2.8


もう一枚。
結構羽に傷が目立つ。
多分、こいつも一生懸命生きてきたんだろうなぁ。



露出時間 : 1/1000秒
レンズF値 : F3.5

この二枚はトリミングをしている。


葉脈の走り方が面白かったんで、サツマイモの葉をすかして撮ってみた。



露出時間 : 1/100秒
レンズF値 : F11.0


同じく、サツマイモの葉。
輝度差が大きかったんだけど、-1.0EVの露出補正で思った通りの絵になってくれた。
ダイナミックレンジの広いD700だから何とかなった写真。
これもちょっとトリミング。



露出時間 : 1/3200秒
レンズF値 : F3.5


共通データ

機種 : NIKON D700
ソフトウェア : Capture NX 2.2.0 W
露出制御モード : 絞り優先AE
ISO感度 : 200
自動露出測光モード : 分割測光
レンズ情報 : AF-S 50mm  F1.4G


写真を撮ってる時って、やっぱり楽しい。
カメラを抱えて。あれこれ考えながら被写体と向かい合ってる時は、他の事をすべて忘れられる。

出かける気になるまでが大変って所もあるんだけど…ね。

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昨日の続き

2009-07-17 08:53:51 | カメラ

で、昨日の続き・・・。


まずは、夏の定番“ひまわり”の写真から。

しまった、もっと絞って撮れば良かった・・・。



露出時間 : 1/4000秒
レンズF値 : F2.8


もう一枚。



露出時間 : 1/1600秒
レンズF値 : F4.5


某携帯会社の電波塔。
もっと近づいて、真下から撮りたかったんだけど、これ以上は立ち入り禁止。
ついでにちょっと傾いてる気が・・・。



露出時間 : 1/250秒
レンズF値 : F11.0


一本だけ立ち上がっていた雑草 (名前は知らない・・・) 。



露出時間 : 1/4000秒
レンズF値 : F2.8


いつもの花を、水田をバックにして。



露出時間 : 1/3200秒
レンズF値 : F2.8


共通データ

機種 : NIKON D700
ソフトウェア : Capture NX 2.2.0 W
露出制御モード : 絞り優先AE
ISO感度 : 200
自動露出測光モード : 分割測光
レンズ情報 : AF-S 50mm  F1.4G


あ、今回縦位置の写真が多い。

それにしても、相変わらず下手くそだなぁ。
上手くなりたいぞ・・・。


と、何だかんだと言いながら、あと一回続いたりする。
どうか、お付き合いを願います・・・。

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夜勤明け・・・。

2009-07-16 12:14:28 | カメラ

夜勤明けの帰り道、見上げた空の具合に誘われて、カメラを抱えてご近所をお散歩してきた。  徘徊とも言うが・・・。


取り敢えず、E-P1で空を撮ってみた。
“オリンパス・ブルー”と呼ばれる空の色がE-P1でも出かなと期待したのだが・・・、どうかなぁ。






D700でも撮ってみた。
これもなかなかの色が出ていると思うのだが。






E-P1で撮った、いつもの花。




こっちはD700で撮った物。
もうちょっとだけ右に回り込んでから撮った方が良かったか・・・。




レンズは、E-P1が17mmパンケーキレンズ、D700は50mm f1.4G。
広角と標準の違いはあるが、単焦点レンズの一騎打ち?である。


E-P1のデータは、現像後の調整で、Exifデータが壊れちゃってる。
ま、これはしょうがない・・・か。

どちらのカメラも、撮っていると楽しいなぁ。

画質そのものは・・・、比べるのが間違いだと思うぞ。
フルサイズの一眼レフであるD700と、コンデジの進化版であるE-P1では設計の余裕、コストのかけ方、撮像素子の大きさetc.、違っていて当然なのだから。
二つのカメラは、元々の役目が違うのである。


久々のD700での撮影はすごく楽しく、調子に乗って写真を撮りまくってきた。
と、言う訳で、しばらくD700の写真が続きます。

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E-P1 ・・・おまけ

2009-07-13 16:43:07 | カメラ

ええっと、E-P1のおまけ、14-42mmズームレンズで写真を撮ってきた。
場所は最近おなじみのご近所の河原。


花によってきていた昆虫 (アブ?) 二枚。




ああ、まるっきり日の丸構図だ・・・。




河原にポツンと佇む案山子。
うーむ、なぜこんな所に・・・。




何の花かは判らないが、菊科の植物だとは思う。




雑草をシルエットにして、空を見上げてみた。




菊?の写真をもう一枚。





今回も、RAW現像の後、キャプチャーNXで調整している。
面白かったのは、同じファイルのはずなのに、キャプチャーNXで開いた方が綺麗に見える。
ソフトによって此処まで違うんだと再確認をしてしまった。


それにしても、オートが完全に切れない。
うーん、変な所で変なちょっかいを出してくる。
マニュアルで使おうとしてるのに、勝手に制御しようとしてくるぞ。
なんだかなぁ。
使い方が悪いのだろうか・・・。
設定も分かり難い。
それさえなければ、良いカメラだと思うのだが。
慣れるまでもう少しかかりそうである。

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E-P1・・・その後

2009-07-10 21:33:21 | カメラ

何だかんだと言っている間に、交換用の本体が到着し、無事本体交換が終了した。
いや、実はあんまり “無事” でも無かったりするのだが・・・。

うちのは、ダブルズームセットだったんだが、到着した物はパンケーキレンズセット。
当然、保証書に14-42mmズームレンズが入っていない。
急遽、保証書を作り直すという話になり、当分保証書を預けなければならなくなった・・・。
ああ、マウントアダプターの入手がまた遅くなってしまう。
いや、レンズを買う金は無いんで、何も問題も無いんだけどね。


現状、E-P1をこんな感じで持ち歩いている。



ここしばらく、色々とE-P1の運用方法補を試していて、この状態に落ち着いた。
カメラバックは、Loweproの “レゾ60” 。
こいつが17mmパンケーキレンズを付けた状態で、サイズ的にほぼピッタリ。



ごらんの通り、ほんの少し余裕がある。
サイドの布が、伸縮性の有る素材の為、14~42mmズームレンズを付けた状態でも大丈夫だと思う。
かなりきついけど・・・。



ちなみに、本体に付いている “ストラップ” は、PSP用の物。
ハクバのショルダーストラップを使ってみたりしたのだが、俺の使い方では邪魔にしかならなかった。
肩からぶら下げて歩き回るのは嫌だし、さっと取り出して使うのにも邪魔になる。
良いストラップが見つからず悩んでいたんだが、突然 「PSP用のストラップはどうだろう・・。」 と、思いついて試してみたら、なかなかに良い感じなのだ。

ちなみに、ズームレンズはクッションポーチに入れて、ウエストバックの中に入れている。
普段、ウエストバックを常用している俺としては、この持ち歩き方が一番ピッタリ来たのだ。

ついでに、交換した本体の試し撮りをしてきた。


近くの土手のガード下。
うーむ、水平が狂っているぞ・・・。



露出時間 : 1/50秒
レンズF値 : F3.5


ハゼの木の若葉。



露出時間 : 1/125秒
レンズF値 : F3.5


空の写真を三枚ほど。



露出時間 : 1/800秒
レンズF値 : F7.1




露出時間 : 1/800秒
レンズF値 : F7.1




露出時間 : 1/3200秒
レンズF値 : F4.5


土手の下で咲いていた野草。



露出時間 : 1/125秒
レンズF値 : F4.5


共通データ
メーカー名 : OLYMPUS IMAGING CORP.
機種 : E-P1
ソフトウェア : OLYMPUS Master 2.20W
露出制御モード : 絞り優先AE
ISO感度 : 100
自動露出測光モード : 分割測光
レンズ情報 : ZUIKO 17mm f2.8


今回は、17mmパンケーキレンズ一本。
RAWで撮って、パソコンで現像処理と調整をしている。
また、一部の写真は、トリミングをしてある。


前回感じた通り、周辺での収差は結構大きいし色収差も出ているが、そう問題になるほどでは無いと思う。
また、歪曲収差はほとんど感じられない。

Nikonのカメラほどの “レンズ性能”(ボディの性能も含む)  は無いが、 「これはこれで良いなぁ。」 と思う。
撮っていて楽しくなるカメラである。
吐き出す絵も、ちょっといじってやると、見違えるほど良くなるしね。
ただ、ダイナミックレンジはあまり広くはないけど・・・。
何にしても、ゆっくりと長く付き合っていこうと思えるほど、いいカメラだと思うぞ。


おまけ

今日撮った画像を “キャプチャーNX2” でいじってみた。



OLYMPUS Masterで現像し、TIFFで保存した後キャプチャーNX2で開いていじり回したのだが、ちゃんと色収差補正が効いている・・。
慣れてるせいか、キャプチャーNX2の方が扱いやすい。
当然ながら、機能もおまけソフトのOLYMPUS Masterより格段に上だしね。

面白がっていじっちゃったけど、やり過ぎだなぁ・・・・。

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E-P1 TEST・雑感

2009-07-08 22:34:26 | カメラ

ではでは、今日も予告通り外で撮った写真と、操作感等の雑感総括である。  ああ、なんて上から目線な言い方なんだ。




露出時間 : 1/400秒
レンズF値 : F3.2
レンズの焦点距離 : 42mm
レンズ情報 : ZUIKO 17mm f2.8




露出時間 : 1/25秒
レンズF値 : F5.6
レンズの焦点距離 : 42mm
レンズ情報 : ZUIKO 14-42mm f3.5-5.6




露出時間 : 1/40秒
レンズF値 : F4.4
レンズの焦点距離 : 25mm
レンズ情報 : ZUIKO 14-42mm f3.5-5.6




露出時間 : 1/50秒
レンズF値 : F4.0
レンズの焦点距離 : 14mm
レンズ情報 : ZUIKO 17mm f2.8


共通データ

メーカー名 : OLYMPUS IMAGING CORP.
機種 : E-P1
ソフトウェア : OLYMPUS Master 2.20W
露出制御モード : 絞り優先AE
ISO感度 : 100
自動露出測光モード : 分割測光


天気が悪かったんで、シャッタースピードが稼げなかった。
ついでに、コンデジでの撮り方と同じく、腕を伸ばして撮るので、微妙に手ぶれをしている。
うーむ、下手くそ・・・・。
手ぶれ防止モードはONにしているのだが、感覚的にNikonのVRより効きが悪い気がする。
慣れて無いせいかなぁ。

シャッターは良い感じ、シャキッとした感じのシャッター音もなかなか良い。
ちょっとキヤノン機のシャッター音に似てるかも。
ミラーレスのおかげで、振動も少ないし、撮っていて楽しくなるカメラだと思うぞ。


写真を見ての感想としては、周辺部の収差が結構ある。
像も多少流れているし、色収差も出ている気がする。
ただ、今回は何の補正もかけてないんで結構眠い画像になっているが、ちょっといじってやればいい感じになりそうではある。


操作性に関しては、気になった点がいくつか有った。

まず一つ目。
FnとINFOボタンだが、メインダイヤルの盛り上がりからあまり離れてない位置に有るため、指が突起に引っかかっていまいち押しにくい。
FNボタンはもう少し上に、INFOボタンはほんの少し左に寄せてくれると押しやすくなると思うのだが。

二つ目。
各操作系がかなり軽く設定されていて、ちょっと触れただけで動いてしまい、予期せぬ動きをする事がある。
フォーカスリングの重さは良い感じなんだけどね。

三つ目。
俺は、フォーカスモードをAF+MFにして使っている。
で、E-P1は、このモードの時、フォーカスリングを触ると、自動的にフォーカス位置を拡大表示するようになっている。
ズームレンズの使用中、ズームリングの操作時に、フォーカスリングに触ってしまい、いきなり表示が切り替わってしまう事が再々あった。
それと、使う度いちいちアンロックスイッチを押しながらレンズを繰り出さなければならないのは結構面倒。

最後。
メニューがわかりにくい。
と言うか、その設定を変えるとどう変わるのかが、メニューを見ただけでは判らないのだ。
それに、フォーカス位置の変更の仕方がものすごく分かり難い上に、一発で出来ない。
自動では思ったところにフォーカスを合わせてくれない事が多く、マニュアルで位置を設定する事が頻繁にあるだけに、かなり使い辛い。

色々書いてみたけど、これらの不満は 「慣れていない。」 事もかなり関係していると思う。
慣れれば不満もだいぶ緩和されそうな気はするなぁ。


ただ、一つだけ完全にNG出しをしたいのが、17mmパンケーキレンズ用の 「ビュー・ファインダー」 の出来の悪さである。
これは、うちの個体だけの話かもしれないけど、ファインダー像が、樽型にひどく歪んでいる上、ぼやけて見える。
度の合っていない歪んだ眼鏡をかけている感じと言えばわかりやすいだろうか。
覗いていると吐き気がしてきそうなくらいひどい出来である。

サービスでの同梱品なので、「使えね~。」で済んでいるが、これで希望小売価格が一万円以上とは・・・、詐欺に近いと思うぞ。


このカメラ、ネット上で賛否両論が渦巻いているのは知っている。
見ていて面白いのは、このカメラを “コンパクトな一眼” と見るか、 “コンデジの進化版” と見るかで正反対の評価になっている事だ。

俺個人としては、こいつは “コンデジ” だと思ってる。
なぜなら、こいつとコンデジとの違いって、シャッターが 「フォーカルプレーンシャッター」 になっている事くらいだからだ。
レンズ交換式のレンジファインダー機って言うのは普通に存在するし、撮影方法に関しても、コンデジと何ら変わらない。

フォーカスに関しても一眼レフの “位相差検出” では無く、コンデジと同じ “コントラスト検出” である。 (メーカーは「ハイスピードイメージャAF」と呼んでいるが・・・。)

「これのどこが一眼なんだ  」、と思うのだけれど。
たとえメーカーが 「マイクロ一眼」 と呼んでいてもね。

実際の立ち位置として、コンデジ以上、一眼以下って所だと思う。
実際の写りもそんなところだしね。
ま、 “コンデジの進化版” と見るのが正当かと・・・。

で、 “コンデジの進化版” としてみれば、とても良い出来だと思うぞ。
なんだかんだ言いつつ、結構気に入っているし。
「こいつ一本で良い  」とは行かないが、気軽に持ち出して撮るのに最適だなと思っている。
長く、ゆっくりと付き合っていこうかなって気にさせるやつである。

ただ、小型で良いから、ストロボは付けてほしかったなぁ。
出来ればコマンドモード付きのやつ。
あと、135mm換算で、60~90mm位のマクロレンズが欲しいなぁ。


P.S.

と、言ってる側から本体交換になってしまった。
縮小無しの写真を見て気が付いた方もいると思うが、Live MOSセンサーの “白点不良“ である。

うーん、色々とデジカメを買ってきたが、いきなり不良品ってのは初めてだなぁ。
「OLYMPUSの商品管理が甘い。」 のが原因かどうかは判断の付けようもないし、たまたま、今まで運良く不良品に当たらなかっただけって可能性が高いと思う。
それに、すぐに新品交換って話になったから問題は無いし。
もっとも、在庫が無いんで、入荷待ちになってんだけど。

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E-P1 TEST・その2

2009-07-07 22:03:56 | カメラ

昨日の予告通り、今日はZUIKO 14-42mm f3.5-5.6のテスト。




露出時間 : 1/3秒
レンズF値 : F3.5




露出時間 : 1/2秒
レンズF値 : F4.5




露出時間 : 1/1.3秒
レンズF値 : F5.6




露出時間 : 1.60秒
レンズF値 : F8.0




露出時間 : 3.20秒
レンズF値 : F11.0




露出時間 : 1/4秒
レンズF値 : F5.6




露出時間 : 1/1.6秒
レンズF値 : F8.0




露出時間 : 1.30秒
レンズF値 : F11.0


共通データ

メーカー名 : OLYMPUS IMAGING CORP.
機種 : E-P1
ソフトウェア : OLYMPUS Master 2.20W
露出制御モード : 絞り優先AE
ISO感度 : 100
自動露出測光モード : 分割測光


昨日のテスト写真もそうだが、小型の三脚を使い、二秒のセルフタイマーを使って、極力手ブレを排除するようにして撮影している。

14mm側では結構樽型収差が出ているが、解像感はまずまず。
42mm側ではよく判らんけど、ちょっと糸巻き収差が出ているかな?
ついでに、42mm側では絞り開放で像が甘い。
絞り込むと良くなってくるけどね。

全体的に、レンズ性能としてはコンデジ以上、一眼以下だと思う。
ま、カメラの立ち位置そのままの結果か。
ただ、Nikonのカメラに見られる「感動するほどの切れの良さ。」は無い。
けど、ノイズの乗り方なんかはこいつの方が良い感じである。

さてさて、明日は外で撮った写真と、操作感など、雑感をまとめてみようかな。

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