事のついでに現在の一軍工具たちをご紹介
これが一軍工具の工具箱
正確にはも1つスジボリ用のが有るんだけどね
中身はこんな感じ
左側入れているのがニッパー類
赤いキャップの物が細い金属線用で、その隣がタミヤのゲートカット用
その下のが太い金属及びランナーカット専用で、その横が1度目のゲートのカット用のタミヤの薄刃ニッパー
赤い取っ手の物はワイヤーカッターで、左の物はプラ板カッター
プラ板はハサミでも切れるんだけど、手が痛くなるんだよね・・・
その横、赤いキャップの中が面取ビットで、その左に見える板がエッジ出しヤスリ
その下にあるのがパーツオープナー2つで、その下がピンセット2種と 1mmと 0.5mmのポンチ
その横がヤスリ類で、左側にあるのが魚地球の精密薄平ヤスリ (油目) とスジボリヤスリの左右用
右側がスポンジヤスリ類で、その下が削りかすの掃除用ブラシ
その横にあるのが瞬着カラーパテ
下の段の左側は接着剤各種と光硬化パテ
その下にあるのが曲線用のマスキングテープとタミヤのゼリー状瞬間接着剤2種
見て分かる通り、ラッカーパテやポリパテは使って無いんだ。
その主な理由は硬化時間と時間経過による痩せが出てしまう事。
ラッカーパテやポリパテはきゃんと硬化時間を取って削っても、塗装してしばらくは良いんだけど、1年ほど経つと肉痩せして埋めた跡うっすらとが浮き出てくるんだ
それが嫌で使うのをやめた
なお、大きく埋める時はエポキシパテを使ってる
その横がハサミとデザインナイフとマイクロセラブレード、間違い防止の印付け用のマッキー
その下にあるのがマスキングテープ細切り用のカッターとその台
ついでに突然現れた印付け用のシャープペンシル
下にちょこっと写ってるのが甲丸ヤスリ (油目)
その横がピンバイス類と目打ちで、目打ちの下にかろうじて見えているのが GRIDA スクライビングツール
これは細かい部分の彫り込み用
下の緑色のブロックは、ヤスリのクリーナー
タミヤのピンバイス、上の物は 0.2~0.4mmの極細の刃
あ、刃物類はある程度良い物を買っておかないと、切れ方が全然違うから作業効率が段違いだよ
その横がザクザク削る時及び粗く面を出す為の紙やすりを貼って使うサンドループ フラット ミニハンドルと狭い場所の仕上げ用の棒ヤスリ
ミニハンドルには主に#600番を貼って使っている
その下に入れているのが金工用の方ヤスリ各種
粗く削る時やピアノ線・真鍮線の端面仕上げに使っている
一番下の段には流し込み接着剤と瞬間接着剤用のプライマーと硬化剤、それにデザインナイフの替え刃
シリコンシートの下は 100均で勝ったスポンジヤスリ
スポンジが薄いのと、品質の面では神ヤスに負けてるけど、結構使える
魚地球印の棒ヤスリ各種、No.6 ってのは油目のことで、基本仕上げ用
魚地球印の油目は感覚的に#800番位の感覚かなぁ
上で出てた同じ魚地球の精密薄平ヤスリは#1000相当な感じ
元々が不器用なんで、削り過ぎて失敗しないように目の細かいヤスリでチマチマ削っていくスタイルww
棒ヤスリの下は埃取りのブラシとハイパーカットソー PRO-SS、切り代が 0.1mmの優れもの
その下がエッチングヤスリとピンパイス用ドリルの各サイズとスピンモールド各サイズにスピンブレード
その上に写ってるのはミニハンマー、元々は時計用の物で、片方がプラスティックになっていて使い勝手が良いんだ
で、下の隙間に挟まってたのが "ヤスリの親父" の#800番と#1000番
これ、使いやすくて愛用させて貰っている
で、先日紹介したサークルカッター
その下に入っているのがポンチ用のマットと歯ブラシ
歯ブラシはクリーニング用だね
こそっと隙間に入っていたのは定規類
あと、どこかにノギスがあるはずなんだけど、引っ越しのドサクサで行方不明中ww
で、こっちがスジボリ用セット
皆さんお馴染みのBMCタガネ各サイズ
全部ホルダーを付けてるのは刃先の保護の為
鈍臭いのは自分でも判っているから、ちゃんと保護しとかないと絶対叩き折る自信がある (いや、自慢にはならんって・・・)
横のシルバーのは斬技ホルダースリム
下側に入ってるのはホーリーの 1.0・1.5・2.0mmの各サイズ。
こっちの方が直線は引きやすいんだ
ただ、断面がV字型に彫れるので、状況によってBMCタガネで断面を整える必要がある
横にあるのは斬技ホルダーで、その他はBMCタガネとスピンブレードのメンテナンスの刃先研磨器具
斬技シリーズで使っているのは左から 0.1mmのスジポリカーバイト、フィギュア エングレーバー、超硬けがきニードルの30°と10°
我ながら凄い量の工具だなぁ
こんだけ有るとメンテナンスが大変で、刃物類を拭いてさび止めの油を塗るだけで2時間位掛かっちゃう
でもね、腕が無いから工具に頼っちゃうんだ
それで良い物が出来るかって言うと・・・ (ため息)
いろいろあって体調を崩しっぱなしになってます orz
すんごい久々の更新なんだけど、今回の話題はついつい買っちゃった模型用の工具の話
モノはこれ、DSPIAE MT-EC サークルカッター
最小 1mmから最大 45mmまでの円形を簡単に切り出せるカッターだ
中身は横に引っ張り出して・・・
さらに上に引っ張り出すと・・・
こ~んなプラスチックの箱が出てくる
んで、ふたを上に開いて乗っかってるカードを取り除くとやっと本体のお出まし
中身を取り出すと、本体と
6角レンチと赤いキャップが付いた刃が入っている
あ、あと一つ、円いラバーシートが付いていた
周辺が白いのはその部分をはがしたため
はがしたラバーは本体裏側にこんな感じで張り付けるんだ
本体のすべり止めだね
これがキャップを外した "刃"
左側が刃がついている部分で
右側が固定?部
尖っているのはここを磁石で吸着して落ちないようにして尖った部分で自由に回転する仕組み
この仕組みのおかげで刃が進行方向に勝手に向くので、きれいにマスキングテープが切れていくんだ
このカッターすごくよく考えられていて、大型のベアリングの外側を固定して、ベアリングの内側に固定された刃を中心から指針のメモリの分だけずらして、内側を回転させる事で刃がきれいに円を描くように出来ている
使い方としては、黒いつまみを抜けない範囲でギリギリまで緩めて、
裏返して個々の穴に刃の固定部を下にして差し込む
この時、奥まで入ってない場合があるので、刃をつまんで奥まで押し込む
あ、間違っても刃の部分に指をあてて、上から押しこまないように
指に刺さっちゃうからね
奥まで押し込めたら中に入っているばねで少し戻ってくる
奥まで入るとこんな感じ
で、この銀色のねじを少し緩め、切り出す円の半径に合わせてねじを締めて固定する
コツとしてはねじを少しだけ緩める事と、右手で赤い指針を固定して締めることかな
切り出すマステの上において、黒いつまみを締め込み刃をマステに当たるまで下げる
ゆっくり絞め込んでいくと刃がマステに当たったところでばねの反発を感じられるので、絞め込むのはそこまででOK
絞め過ぎはNGなので、そこに気を付けてね
なお、センター合わせは黒いパーツの下の直線をマステの縁と水平にして黒いつまみがマステの幅の真ん中にきてれば大丈夫
左右は本体の真ん中 (黒いつまみではなく) にテープの真ん中が来るように合わせるとOK
で、本体左上の赤いリングに指を当てて
ゆっくりと2回転くらい回せば
こんな風にきれいに切り出せる
はがして別々に貼ってみた
今回は直径 5mmで切り出してみた
この個体は少し大きめに切れるみたい
いろいろな直径で切り出したもの
最小の直径 1mmと 1.5mm、2mmが二つに 5mm
マステの上に置く前に一度カッターマットの上で少し回してからマステの上に移動して同じ方向に回してやればきれいに切れるよ
あと、真上から真っ直ぐ降ろして切り終わったら真っ直ぐ上に持ち上げる事
今までコンパスカッターを使ってたんだけど、刃がズレちゃってこんなに小さい円は切り出せなかったんだ
後、真ん中に穴が開かないのも良いところ
切り出すときに気を使わなくていいのも魅力
欠点としては、直径を合わせるのに少し苦労するかも
これは何回か切り出して、個体の癖をつかめば大丈夫だと思う
いざとなれば付属のレンチで指針の位置は調整出来るし
何より最大の欠点は値段が高い事!
これ、七千円以上するんだよ!!
ただね、小さい円を手軽にきれいに切り出せるサークルカッターは俺が知る限りではこれが唯一無二なので、買った事に後悔は無い
無いったら無いんだ!! (半分自棄)
たとえ外のサイトで四千円で売ってるのを見つけても・・・ orz
ま、そのサイトでは当然のように売り切れだったんだけどね