おっさん先生と愉快な仲間のぶろぐ

先生って楽しい仕事だと思い続けることができたしあわせな爺っさまのつぶやきです。

ほどほどが いいね

2012-12-21 23:03:43 | Weblog
ノウハウを教え込むのは意外と簡単かもしれない・・。
ノウハウを必要とするところに放り込めばいい。
そのうち慣れれば、うまくやっていけるのだろう。

思いを伝えることは意外と難しい・・。
お互いの思いのキャッチボールができなければ
すれ違った思いがお互いを傷つける。

何も考えず自然に生きることの
すばらしさ・・・。
ただ 生きているということの不思議さ・・。

ひと ひと ひと
ひとりでない人 人間 仲間
人間の中にあるもの なかま

この年になって失ったものも多いけど
見えてくるものもあるのかもしれない。
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もしも、不登校の子どもの担任になったら・・ですか 3

2012-12-20 19:34:18 | Weblog
昔、「不定愁訴」といわれていた概念があるよ。

最近は起立性調節障害とか
いうお医者さんもいるらしいけど、
休みがちになるという「登校しぶり」の状態は、
その子の持っている「課題」かもしれないし、
周りの子がその子を支え切れていないという
「クラスの課題」かもしれないし、

あなたは家族と連携を持ちながら、
その両方にアプローチするしかないよね。

そのアプローチの中で、
その子の心が開き
本当の「ストレス要因」が何かが
あなたに伝わったとき、
その子はクラスに溶け込むんじゃないかな。

不登校が長期化するときは
急に休んで、
そのままずっとってことが多いように思う。

学校や仲間に
本人が「見切り」をつけてしまうまで
わからないでいて、
休んでしまうわけだから
そうなるんじゃないかな。

徐々に休みがちになるっていう状態は、
むしろ
サインを出しているっていうことだから、
対応をきちんとすれば
意外と早く、改善できると思うんだけどな。

あなたが
どうしよう、
大変なことが起こってしまった的な心象を
持つことの方が、
子どもや家族を不安にするように思うよ。

あなたに任せておけば
「ストレス要因」をなんとかしてくれるみたいな感覚を
持たせることができるかが大事だね。

ぐぁんばれ、あなたは 「ストレス要因」バスターなのだ。
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もしも、不登校の子どもの担任になったら・・ですか 2

2012-12-19 21:18:13 | Weblog
いろいろなアンケートをみても不登校のきっかけは
友人関係と学業の不振がトップに挙げられていますが、
それに続く教師との関係や家庭の生活環境の変化も
大きな要素として挙げられています。

中学校では部活動も上位の要素として考えられますが、
興味深いアンケートとして、
一定の年月を経た上でも
まだ思い当たる不登校のきっかけ
として「特に思い当たらない」とした回答者が
1割程度だという結果がありました。

「不登校する子どもたちの9割近くは
原因がわかっている」ということですよね。

ただ「それを誰にも明かしていない」ということへのアプローチが必要だと思います。

子ども自身の課題、
子どもを取り巻く人的環境の課題など
課題の整理が必要です。

個としては
「ストレスとつきあっていく力(解決する力や発散する方法)」
「人とうまくつきあっていく力(周りの空気を読む方法)」
「ポジティブな考え方」
「我慢する力」を身につけさせていくことが必要になってくると思います。

周りは
学校でいやなことがあっても支えられる存在であることが必要です。

何らかのストレスが蓄積し、
その解決のめども立たず
発散の方法もわからず、
周りからも支えられていないのではと感じたとき
いやなところから逃げ出したいと思うのは当然の心理だと思います。

孤立化して
ネガティブな思考の中に自分を閉じ込めてしまうと、
なかなか状況は変わらないものになってしまうように思います。

最後に「じゃぁ どうすればそんな力が身につくの」という
ストレートな質問が飛んできそうですが、
その質問の答えは「万能な薬はあるのですか」という質問と同じだと
考えています。

ただ僕のアプローチとしてはそれが 
育てるカウンセリングや
ソーシャルスキルをはぐくむプログラムでした。

個別の状況がわからないので、概論的になってしまったかな。
 
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もしも、不登校の子どもの担任になったら・・ですか 1

2012-12-19 00:20:15 | Weblog
個々の状況や背景があるので
とても難しい問題です。

一般的なことになるかもしれませんが少し考えてみましょう。

まずストレス要因が何かを「知る」ための努力が必要です。
複合的な要因や他の課題からの二次的な要因など、
いろいろ考えられると思いますが、
その子にとっての「ストレス要因」が何なのか
をいつも考えておくというスタンスが必要で、
できうる限り客観的な材料から分析するという姿勢も必要だと思います。

こうした考察と平行して、
本人に積極的に働きかけることも初期には大切だと思います。
主なストレス要因が担任ではないなら、
本人に会い、話をしようとしている担任の姿勢や
保護者と緊密に連絡を取る担任の姿勢は、
決してマイナスには働かないものだと思います。

その子を知る同僚教員や先輩教員への相談や
専門的な知識を持ったSC、養護教諭なども、
近年は学校現場にいるので、
そうした人たちに相談しながら、
短期、長期の対応の方向をきちんと作って行くことも大事です。

担任の対応としては

まず、許容と受容は少し意味が違いますよね。

対応の中でのポイントとして
許容はしないが受容しようという姿勢は必要、
細かな配慮をしようとする意識が必要という点でしょうか。

具体的な関わりの中では、
①本人の好きなこと、得意なことを探り、そうした面でのつながりを持てるように工夫する。
②本人の人間関係を探り、ストレス要因のない、本人の安心していられる場所を作る。
③登校したときには、本人が安心できる子どもや教師からの温かい言葉かけが必要
(やらせている感を本人が感じるとマイナスの場合も)
④その日そのときに起こった不快な感情を言葉や文字で表させるように工夫する。
⑤不安や緊張や怒り、悲しみを安心して受け入れてくれる存在を学校の中で見つけさせる。
(担任がそういう存在になればいいのですよ。)
⑥子どもたちの社会(仲間関係)を探り、「配慮」する。
あたりでしょうか。

対応は一人では行わず、複数の先生たちとチームを組んで行っていくことは当然です。
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年末の整理ですか(笑)

2012-12-18 21:26:23 | Weblog
確か誰かが夏休み前にも
聞いてきたような気がしますが・・。

三学期制で成績をつけたのなら、
まず成績の一覧等を提出する必要がありますね。

成績をつけるために使った
◎○△ハンコや
氏名印も所定の場所に返却しなくてはなりません。

これについては、
僕の勤務地ではもうデジタル化されていて、
ハンコ押しは懐かしい思い出になっています。

閑話休題、

冬休みまでに児童出席簿や時間数集計表、
学級・学年だより・宿題等を
教務さんに提出しておくのが一般的です。

転出する子どもがいたら
転出児童の関係書類等も準備しなくてはなりません。

服務関係では教頭先生に、
冬休みの動静表と
それに関しての出張・年休・特休等届け、
もしも海外に行くのなら
海外旅行届けも必要だと思います。

それぞれに提出期限があるので
事前に教頭先生に聞いておくことが必要です。

事後処理をすると叱られたり、
学生気分が抜けていないと思われてしまいますよ。

そのほかにも、週案(学期末迄)
 学期学年会計報告 なども必要ですし
給食台帳も提出しなくてはなりません。

出勤簿の押印なんかは基本中の基本です。
保健関係の健康診断票・歯の検査表
 学校保健簿なんかの整備も必要ですし、
要録なんかの確認もしておくといいですね。

教室の整理はロッカーの整理や床の油引き、
子どもたちが休みになる前に、

もう一度机いすの高さの確認が必要ですね。

給食エプロンや手洗い場の石けん、
消毒液の確認しておかなくてはなりません。

分掌の備品・備品台帳の整理や
使った教材教具の所定の場所への返却を行い
職員室の机の周辺の掃除をして、これでようやく正月を迎えます。

気力がまだ残っていれば子どもたち一人一人に
手書きの年賀状なんかもかけるはずですね(笑)

ちなみに仕事納めは28日まで 仕事始めは1月4日からです。
終業式が休みはじめで、始業式が働き始めという感覚は
学生の感覚ですよ。   
  
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絶賛凹み中! の新米先生へ

2012-12-17 00:05:54 | Weblog
最初の年から全部上手いことやれるはずなんかないで(笑)
小さなことやて分かってんのやったら、
頑張ったら取り返すことできることやろ?

上手いこといくのが不思議なことで、
失敗するのが当たり前やで。

ええカッコしよおもたら
もっとどつぼはまるで。

慢心してるとは思わへんけど、
問題なんか次々おこるもんや。

いろんなことがおこるから
先生って仕事おもろいんやで。

真正面からぶつかれ。
逃げへんかったらそのうち必ず解決するわ。

新米らしくやったらええ。

自分に勝たんでもええけど
負けたらあかんでぇ。

学校は今の社会の縮図。
世の中変えるって仕事は
なんも政治家だけやない。

毎日教室で悩み続けてる
おいらたちの仕事も
世の中変える尊い仕事さ(笑)

滋賀の新米は甘さがええんやで。
ほこほこの白ご飯、炊きあがるの
いつかなぁ。
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あなたたちに読んで欲しい本

2012-12-15 09:05:03 | Weblog
ふっと本棚の整理を始めました。
ほこりにまみれた本を手に取ったのですが、
又読み返すととても新鮮でした。

自分の置かれている世界で
自己実現を行うことの難しさ、
働くということの意味、
そのあたりで悩んだ40代で
このドラッカーの本に出会いました。

もっと早く出会えればよかった
という思いがあったのを覚えています。

たった一冊しか読んでいなくて
ドラッカーを語るのは不遜ですが、
「プロフェッショナルの条件」
あなたたちに読んで欲しい本です。
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エンカウンターの取組に関して 4

2012-12-14 20:42:20 | Weblog
前にも書いたけれど

子どもたちに素直な気持ちで
本音を語らせることが必要ですよね。

こうした状況を作るためには、
まず「今の課題」に向き合うことが必要だと思います。

「このクラスの課題は○○です」と
教師が述べたところで、
それが子どもたちの心に響き、
次の行動に結びつくかといえば、
多くの教師が首をかしげると思います。

そこで「今の課題」向き合うために、
自分たちで「クラスの今の課題」を
気づかせるというプロセスが必要になると考えました。

その中から「自分の今の課題」を見つけるための
仕掛けです。

これが紙上討論や聞き方トレーニングを取り組んだ理由ですね。
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エンカウンターの取組に関して 3

2012-12-13 20:21:36 | Weblog
うまく取り組む秘訣ですか?

んー これは一番の難問ですね(笑)

うまく取り組めるかどうかは別として
素直な気持ちで本音を語らせることが必要です。

学級がそうした場所であるという雰囲気を創るのは
担任の「人柄」なのかもしれません。

けれど、子どもたちは「一緒に体験し、考えること」により
あらたな発見や新たな関係を作ることができると思います。

「同じ釜の飯を食ったなかま」というつながりは
単に時間を共有したということだけではないはずです。

関係を深める出来事、
すなわち「苦楽をともにした」という部分が
「同じ釜の飯を食った仲間」の本来の意味だと思うのです。

現在では、いろいろな状況もあり
学校現場で「苦楽をともにする」という場面を創り出すことは
難しいように思えます。

そこでこうしたエンカウンターなどの取組を行ったわけですが、
一番大切にしたいのは「自分で考える時間」を確保することだと思います。

教師とファシリテータとの使い分けというか、
スタンスの違いへの認識を
指導する側が持っていることが必要だと思います。

ただやればいい的な発想では、単に楽しい時間で終わってしまいますよ。
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エンカウンターの取組に関して 2

2012-12-12 21:22:25 | Weblog
どんな意図で取り組んだのか、ですね。

学級でのエクササイズのみの実施というアプローチは
個々の学級での変化のみで終わってしまうことが多くみられていたのですが、
この学校での取組は
①育てるカウンセリングの取組は人間関係を深め、児童の主体的な活動を生み出す。
②子どもが創る活動や体験は、自主的、実践的な態度を育て、学習意欲を高める。
という研究仮説のもと、全校で取り組みました。

「総合的な学習の時間での展開」
「特別活動での展開」
「学習システムの構築」の三本の柱をたて、
学級活動や総合の時間での「構成的グループエンカウンター」(なかまゲーム)の実施 特別活動での井年齢集団による「ピアサポート」(なかまサポート) 
学級活動・道徳としての「ソーシャルスキルトレーニング」(なかまトレーニング)
を中心に進めました。 

温かい人間関係をはぐくみ
自分を生かすことのできる集団の構成員であるという所属意識を生み出すことにより
学力の向上が目指すというのが意図です。
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