おっさん先生と愉快な仲間のぶろぐ

先生って楽しい仕事だと思い続けることができたしあわせな爺っさまのつぶやきです。

1999年y小学校4月やったあ 6年担任だ

1999-04-18 21:30:27 | Weblog
4月最初の担任発表の職員会議で6年生に決定。
久しぶりの卒業学年だ。
加配や教務で担任をはずれることが多かった近年・・・・。
子どもと一緒にいられると思うだけでだけでなぜか楽しい。

コンピュータ教室も春休みに業者のSEが一日がかりでメンテナンス。
後はタップが足りないため音がでないこと。
「ビューマスター」なるソフトのバグリだけになった。
ソフトの整理をしながら気づいたことは予算の関係か演示用のCDはたくさんあるのだが
クライアント機にも対応しているLAN型のソフトは
統合型の「キッドピクス」や「キューブ」、「スタディタイム」、
音楽ソフトの「楽しい音楽」算数の「ランチボックス」、ロータス・一太郎は定番として、
なぜか「広辞苑」・・・・。さてどんな使い方をしたらいいのだろう。

入学式当日、式終了後に新しい教頭先生が息せき切ってやってきた。
「市長さんがコンピュータ教室をみたいと行っているので、先生案内して」
。突然の注文にとりあえず試作中のHPの紹介をした。
市長さんや市役所の人や、議員さん、PTAの役員さんもいて緊張したが、無事終わった。

「こんなのできているなら、家に帰ってゆっくりみます。」というPTA会長さんの声に
「いえ、まだ一般には公開できていません」としか返事ができなかった。
外部公開へ道のりはまだまだ遠い。

子どもたちと相談して学級通信は子どもたちがデジタルカメラで写真を写し、
記事も子どもたちがワープロソフトを使って書くことにした。

担任はこれで学級通信を書かなくてもよくなったと内心でほそくえんでいた。
早速倉庫に眠っていた旧式のワープロ文豪3V2を引っぱり出し練習機にした。
どうやら子どもたちは仮名入力の方が好きなようだ。

図工の時間 自画像のデッサン 
いつもは鏡を持たせて書かせていたが、デジカメでやってみた。
一太郎のおまけについていたデジパレで輪郭だけを強調して加工。
自分の顔を見てわいわい言っていたが真剣に取り組んでいた。
今まで気づかなかった瞼の線やしわに気づく子もいて結構楽しい授業になった。

せっかく楽しみにしていた体育の授業が雨で流れた。
何にしようかと考えていたら「コンピュータ」の大合唱。
仕方なく一太郎の初歩。文字入力、コピー、削除。
ATOK12にクリックパレットがあることは知っていたが、
あえて教えなかった。自分の名前と住所を入力させたのだが、
濁音や撥音、カタカナ変換などに結構手間取っていた。
でも普段書くことが苦手な子まで「なんか書いていい?」と聞いてくる。

修学旅行の下見
 説明会用の資料作成をデジカメでごまかすことにする。
写真がいっぱいなら字を書かなくてもいいという利点があり、
子どもたちへの説明資料にも流用できる。
張り切って写していたが鳥羽の水族館の水槽は暗くて何がなんだかわからなかった。

5月の指導主事訪問にコンピュータ学習の授業をという話がきた。
教科での授業は社会や理科のの調べ学習が有効でやってみたいと思っているが
まだ子どもたちはインターネットになれていない。
もう少しなれるまで時間がほしいので学級活動で授業を考えてみた。
「一年生に自己紹介カードをおくろう」
 6年生と一年生は兄弟学級で活動を行うので自分の顔写真入りのメッセージカードを作らすことにした。
基本操作は文字入力と画像の挿入、できればフォントの変更や拡大ができればいい。
一太郎でできる。別にワードでもいいのだが入っていないので仕方がない。
一太郎の部品の挿入は簡単なのだが内容がワードの方が楽しい。

いよいよ家庭訪問週間 コンピュータなどさわる時間がない。
ただ何人かの家でコンピュータを子どもたちが使いだしたという話を聞いた。
父親や家族が持っているコンピュータで文字を入力しているようだ。インターネットにも関心を持つ子が増えてきた。

このごろ職員室のコンピュータに毎日誰かがすわつている。
印刷機のトナーもなくなりかかっている。
すごい稼働率だ。何人かの先生の机上にもノートパソコンがおかれている。
職員室のタップも蛸足回線になっている。1年で変われば変わるものだ。
ついに我が家にも先輩のN女史からメールが来た。
初めてのメールをおくってもらえたようだ。みんながんばっている。


コメント
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