おっさん先生と愉快な仲間のぶろぐ

先生って楽しい仕事だと思い続けることができたしあわせな爺っさまのつぶやきです。

ゼミノート05

2010-09-27 14:17:53 | Weblog
実習も明日で一度終わります。

どのような事を学んだのか、
また、そこから自らの課題が明確になり
来年4月の実習Ⅱに向けての自らの努力目標とすることができるかが、
大切だと思います。

学校で教師として働くために必要なスキルとはどんなものでしょうか?
簡単に答えが出せるとは思いませんが、
僕がもってほしいなって常々思っているのは「人間性」とか「人格」といった
「人として必要な力」だと思います。

具体的にそういう力があるかどうかは
その人の振る舞いや言動でしか判断できませんが、
子どもたちは感覚としてとらえることができるようです。

教師が「思い」を伝えようと思わなくても
教師の「思い」を嗅ぎ取る特別な嗅覚が子どもの時代にはあるのかもしれません。

自らの仕事に対する高潔さや峻厳さこそ、
問われるべきものだと思っています。

自らの内面は自らでしか知り得ないものです。
どのようにして自らの内面を鍛えるか、
それが僕にとってはいつも課題でした。

来年の実習Ⅱまでの充電の時間に、
「心」についても少し考えてもらえればと思っています。

それと最低限の授業スキルとは何かって言うこともですね。

「人間教師」という言葉はとてもすてきな言葉ですが、
その意味はとても重たいもののように感じています。
「教師である前に一人前の人間であれ」と読むと、です。

実習に関しての省察は今回で終わりますが、
今後のゼミの方向について、定期的にやるのか、
気が向いたときにやるのかも含め、少し話し合ってください。
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ゼミノート04

2010-09-13 14:07:22 | Weblog
みんなの振り返りを読んでいると、
いろいろなことを考えてしまいます。

君たちの気づきについて言えば
 「学生としての常識やスタンスは社会では通用しない」ということだと思います。

 求められるものは「実習生」ではなく
「社会人としての常識を持った人間」ということだと思います。

書類の提出、時間厳守、服装や立ち振る舞いと報告連絡義務などなど、
きっと「今までの自分」ではない「自分」を求められることに
とまどいを感じることがあるかもしれません。

「学ぶ側の意識」から「教育する側の意識」にチェンジしなくてはならないのですから
とまどうのは当然だと思います。

けど、このとまどいを素直に乗り越えられるか、
乗り越えられないかは結構難しい問題のような気がします。

あなたたちも「一応の経験」をしてきているわけですから、
それなりの自負や自信もあると思います。

乗り越えるのに苦労する人は、
そうしたものへのこだわりがありすぎて、
目の前の現実に何もできていないということに
気づくのが遅れてしまうのかもしれません。

まず考えてほしいことは「今、自分は何をすればいいのか」ということです。

少し課題を考えてください。

「子どもの目線にたって考えることは必要ですが支援の手だては大人の教師としての対応が必要です。」          

あなたはプロなのですという視点

「誰かがやったことがどこかにあるというわけではありません、自分で目の前の問題を解決するための答えを作り上げなくてはなりません。」
ゼロから何かを生み出すという視点

「主人公は子どもです。あなたが主役ではありません。結局はクラスの子どもたちを生き生きとさせることができるかどうかです。」
教から育を、共育という視点

今、他の教師に「のびしろ」(可能性)を感じさせてくれるような教師が求められいます。
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ゼミノート03

2010-09-08 14:04:40 | Weblog
せっかく準備してくれたk君の星座の話が
「満天の星」のもと、実施できなかったのが、
少し残念ですが、みんなの「満面の笑み」が見られた1泊2日の実地研究だったと思います。
(朝の雲海は最高の景色でしたね・・少し疲れましたが 笑)

 今回の体験を通して、何を感じ、どのような教師になりたいと思ったのか、
また教えてください。これからのゼミの方向として
「子どもの気持ちを大切にしながら、教師の視点で見直していく」姿勢を
もってもらいたいと思っています。

 mさんの振り返りに、大事な学びがあったので紹介しておきます。
1 安全や段取りを重視した運営の中で、感動が生まれるプログラムを作るには
どのようにすればいいのか
2 集団での行事を運営する場合の教師集団の指揮系統と役割分担について
   (チームとしての行動に必要なスキル)
3 給食指導のあり方について
 4 児童のモチベーションと班決め(児童のチーム作りにおける課題)
5 高学年女子のグループ化に対する教師の関わりと対応

 このような課題を提起してくれました。

すぐに答えがでるものばかりではないと思います。
けど 考え続けることが大切だと僕は思っています。

答えを見つけるためにではなく、考え続けるために課題を明らかにしていければいいですね。
みんなで考えていきましょう。

 今日の省察は子どもの気持ちを大切にしながら、
教師の視点で実習をスタートした皆さんの感想や課題提起を行ってください。

僕からは
1 名前を覚えることの大切さ
 2 暑さへの対策
3 短距離走の順番
 について、考えてもらおうと思っています。
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