おっさん先生と愉快な仲間のぶろぐ

先生って楽しい仕事だと思い続けることができたしあわせな爺っさまのつぶやきです。

師走ですね

2006-12-28 13:27:47 | Weblog

そうですか、僕が参加できなかった大学の同窓会で僕が共闘しているという話題ですか

あはは きっとびっくりして みんな教育の荒廃を嘆いていることでしょうね。

ちょっとまじめに研究を進めています。今ははらぺこ青虫のアニマシオン 指導案作ってます。

私的な研究なので何人かをチョイスして協力してもらってますがそのことが結構いろんな波紋をよんでいるよう。

あんまり気にしないでやっていこうと思っていますが、教師の世界はやっぱり狭いですね。むずかしいな。

今日も残務処理のため学校で机に向かっています。
雪が降るとか降らないとかようやくいつもの冬になったような気分ですがどうも2学期制というのはだらだらしていてけじめがありません。

なんか気分の切り替えが難しいですね。

こどもたちに向き合うとき、教師は生徒が何気なく話すことばのなかに真実を見つけようとします。
ふとした呼びかけの中で「お父さん・・・」「お母さん・・・」と呼ばれたときは、思わずニヤリとするときです。

家族と同じような距離で接しようとしている子どもの気持ちがわかったからです。この関係さえあれば後は教師の「人間性」だけですから・・。

そういった意味で実は家庭の母親たちも、また子供たちから母親自身の「人間性」にたいして問いかけられているんだということに気づいてほしいなと思うことがよくあります。

逆らっているんじゃない、認めてほしいんだ。やらないんじゃない、信じてほしいんだ。うるさいんじゃない、こっちをみてほしいんだというサインが見えないんだろうかと思うことがよくあります。

今の世の中、親も教師も自分のことだけでいっぱいいっぱいなのかもしれませんね・・・。

むかし読んだ「あとかくしの雪」という物語に人の罪を消す雪の話がありました。

そんな雪を降らすことができるのが親であり教師であるはずなんだけどね。

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よい お年を (ある日のメール)

2006-12-28 09:12:29 | Weblog
前に話したことのある教室の生徒で、
悪さをいっぱいしている帰国子女の
中学生の男の子のお母さんから電話がかかってきました。

その子のことで困っていてどうしたらいい
でしょうと言う相談の電話でした。

いつも怒ってばかりいて、怒りだすとストップ
がかけられなくなっていたけれど、それではダ
メだと気がつきましたと、話してくれました。

お母さんに話していなくて、私に話してくれて
いることを支障のない範囲で正直に話しましたが、
「そういうときはどう対応すればいいのでしょう?」
というお母さんの素直な問いかけに、
子どもを受け入れてあげようと言う気持ちが汲み取れて
ちょっと救われたような気がしました。

教室の生徒と話していると、私の言ったことに
「お母さんと同じこと言ってる」と言われたり、
「先生、お母さんみたい」と時々言われます。
教室の生徒と指導者は母と子のような関係なんですね。
 
*********************************************

今日も残務処理のため学校で机に向かっています。
雪が降るとか降らないとか12月28日になって
ようやくいつもの冬になったような気分ですが
どうも2学期制というのはだらだらしていて
けじめがありません。なんか気分の切り替えが難しいですね。

こどもたちに向き合うとき、教師は
生徒が何気なく話すことばのなかに
真実を見つけようとします。
ふとした呼びかけの中で「お父さん・・・」「お母さん・・・
」と呼ばれたときは、思わずニヤリとするときです。

家族と同じような距離で接しようとしている子どもの気持ちが
わかったからです。この関係さえあれば後は教師の「人間性」
だけですから・・。

そういった意味で実は家庭の母親たちも、また子供たちから
母親自身の「人間性」にたいして問いかけられているんだとい
うことに気づいてほしいなと思うことがよくあります。

逆らっているんじゃない、認めてほしいんだ。やらないんじゃ
ない、信じてほしいんだ。うるさいんじゃない、こっちをみて
ほしいんだというサインが見えないんだろうかと思うことがよ
くあります。

今の世の中、親も教師も自分のことだけでいっぱいいっぱいな
のかもしれませんね・・・。むかし読んだ「あとかくしの雪」
という物語に人の罪を消す雪の話がありました。そんな雪を降
らすことができるのが親であり教師であるはずなんだけどね。
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英語

2006-12-16 13:19:27 | Weblog

英語の授業、絵本を使って。それで、何を読んであげようか考えている最中なんです。

有名なのは 「はらぺこあおむし」かな「14ひきのあさごはん」もおもしろいね

これらの絵本の英語版を読んで英語で質問するストリーテーリングという手法を今研究しています。

ただ相手は一クラス三十人程度という人数だから絵本を実物投影機で写すかスキャナーで取り込んでパワーポイントにうつしてからプロジェクターか電子黒板に映します。

 代行で入った教室では最後に絵本を読んであげようと思ってます。

英語の単語を教えるだけではなくその次のプログラムと連動するような授業の流れが必要というのが湯川教授のはなしでした。

そういった意味ではよんであげたのストリーで英語劇をするとか、英語の指示だけでパネルシアター作りをするとかいったプログラムを考えたらいいということになるのかな。

京都では丸善がなくなったので絵本の英語版が手に入りません。どこで売ってるのだろう。さがさなくては。

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師走

2006-12-13 13:09:01 | Weblog

今の時代に師走はなくなったようです。
昔と比べたらずいぶん楽になっています。
二学期制という制度ができて、この時期に通知簿をつける必要がなくなったのです。
これはずいぶん助かります。


明日マラソン大会が済んだら後は懇談会で終わりです。

ぼくは28日まで仕事ですが
先生たちはクリスマスからお休みです。


指導者のほうが愛着が強すぎて、いうべきことが言えないということもあるようですね。
ある学校の出来事なのですが
自分より大きく伸ばしてあげようという意識のない指導者もいるようです。
毎日のように携帯にその指導者は主任にメールを入れ、主任は参ってしまっています。

学校の教師は長くて二年、まれに四年つきあうことがあるけどあまりそんな意識は生まれないと思っていたのですが抱え込まないと不安を覚える先生もいるのですね。

今年何人かの先生たちと低学年の子供にどんな風に英語を教えるのかの研究を始めています。

手法としてはアニマシオンという方法で絵本を使って電子掲示板で教えるというものです。
英語での絵本の読み聞かせとクイズ大会みたいな感覚かな
それを英語だけでやってみるって感じです。

そのために今度の土曜日も立命館宇治中学校で立命館大学の湯川教授の講義を聴きに行きます。
小学校の教頭になっても勉強しなくてはならないのは計算外でした。

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参観

2006-12-04 12:56:20 | Weblog

ミミオという簡易テレビ黒板の開発にちょっと参加していたので

シンガポールの小学校の先生と阪大の大学院にきているアメリカの視学官の息子が京都教育大学の助教授や阪大の大学院の先生やコクヨの偉いさんと一緒にやってくるのです。

新しい教頭はどんな研究をしているのだと現場の先生たちは戦々恐々で完全に引いてしまっています。

今日みんなの机の上に二種類の指導案を置いておきました。(英語と日本語です。翻訳ソフトでは無理だったので、知人に助けてもらいました)

「教頭先生 英語べらべらか」という質問に正直に大学の同級生に頼んだと言っても、今度は「どこの大学?」などといっています。

強引に何でも進める某政権与党の某党首のようなイメージで見ているようです。

「強面のやり手」なんかじゃないのにね。

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情報モラル

2006-12-02 17:57:47 | Weblog
広範な危機回避の技術や知識の習得法を教えるのではなく「八幡市の教師が自分のクラス
の子どもたちに身につけてほしい情報モラル」に特化した方がいいんじゃないかという開
き直りです。

これをベースにして、縦の系列「情報モラルの内容」を精選していきました。
横罫列はそれぞれの学年の子どもたちに見合うかどうかは各学校で検証してもらいながら
すすめました。

まとめると
1まず最初に「情報モラル」についての定義を討議しました。
2学校に必要な「情報モラル」を絞り込む作業を行いました。
3立て軸に学校に必要な「情報モラル」を、横軸に年齢の変化と獲得すべき「情報モラ
ル」のスキルという一覧表の作成を試みました。
4結果31個のセルができたのですが「年齢の変化」は「小低・小中・小高・中」の4マ
スにすべきか「123456中1中2中3」の9マスにすべきかは現在論議中です。
5今後は1つのセルに付き1つの指導案とコンテンツを作るのがの目標です。

この一覧さえできれば、後はどう教えるかだけですので指導案とそれに必要なコンテンツ
の作成となり現在、NPOや大学の先生たちにもお世話になりながら研究をすすめていま
す。

昨年度はとりあえず、総合的な学習の中に組み込み、公開授業を行いましたが「情報モラ
ル」の授業を何の教科で実施するのかについては、総合的な学習だけでなく 「学活」や
「道徳」でもカリキュラムにきちんと組み込んでおけば可能だと思います。カリキュラム
にどのように組み込むかは今年度の課題として研究を始めています。

また、バーチャルであることを活用できる方法はないか。いわゆるロールプレイの手法を
情報モラルの指導の中で活用できないか。現実に体験する前に、バーチャルな世界で体験
し考えることが重要なことではないかと考えています。一覧表と対応したこうしたコンテ
ンツの作成に今年から研究を始めているわけです。
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「何を基準に」「どんな内容を」

2006-12-01 17:57:00 | Weblog
こうした中で「何を基準に」「どんな内容を」「学校で」教えるのかを論議しました。

「家庭で自由に使わせている家庭の子はかえって、情報モラル等に関しての意識は低いのでは」「すぐに身につけさせたいこと、ある程度のスキルを身につけさせてから理解させた方がいいこと悪いことの選別が必要」「必要性から考えたら携帯が一番緊急性もあり課題だがたてまえとして、学校では使用を禁止しているのに、学校で教えることについては・・」「知識理解だけなら必要ないのでは、身を守る技術の習得も含めた指導が必要」等々の話し合いだったと思います。

こうして論議しながら、まず、縦の系列「情報モラルの内容」を決めていこうとしたのですが、みんなで最初に確認したことは「情報モラルは特別なものではない。人間としてのモラルの上に成り立つものだ」という認識です。

加害者にも被害者にもなるのがインターネットですが加害者も被害者も人間ですよね。やっぱり「人間としてのモラル」ここへのアプローチは必要だという考えです。

「光と影」という言葉についても話し合いました。情報モラルを語るとき誰かが必ず「光と影」という言葉を使います。「でも子どもたちにこういう言葉や認識が必要なのか」という論議です。

結局、市では子どもたちに指導するときに光と影という切り口でのアプローチはやめようと言う話になりました。ネットワークを使うときの「便利なところ(よい点)」と「気をつけなければいけないこと」という言葉にしようと話し合っています。

こうした話し合いのすえたどり着いたのが、学校で教える情報モラルとは「人として他の人とつきあうときに気をつけなければならないこと」の1つだという定義です。

前提の「人として他の人とつきあうときに気をつけなければならないこと」というのは「ソーシャルスキル」という言葉に置き換えてもいいと思います。



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SOS

2006-12-01 12:50:47 | Weblog

情報教育って言っても、とにかくインターネットの使い方をこどもたちに教えましょうという話かな

今年一年の課題だったネットワークでのXPのパソコンと、プリンターがクリアできてやれやれです。

最新の機種。でも「早く仕事が進む」ということは「たくさんの仕事を抱え込む」ということになってしまうけどね。

誰か助けてくれないかな。


突然授業を7日に公開する必要があって受けたのですが、指導案なんかを作っていたら

突然、市の方から「今度見学に来られる方に外国の方がおられますシンガポールの○○先生とアメリカから阪大の大学院にきている××さんです、資料を英文で用意していただけますか」などという無理難題がやってきました。どうしよう。

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