おっさん先生と愉快な仲間のぶろぐ

先生って楽しい仕事だと思い続けることができたしあわせな爺っさまのつぶやきです。

エンカウンターの取組に関して  1

2012-12-11 00:35:29 | Weblog
どういう効果があるのか?ですか(笑)・・。

学校ではそれだけをやっているわけではないので
結構難しい問いですね。

すこし外れるかもしれませんが、考えてみます。

エンカウンターというもののみの効果というより
「育てるカウンセリング」という視点から
エンカウンターを捉えています。

エンカウンターというアプローチは
「育てるカウンセリング」という視点で
学級作りを行っていく場合には
有効なアプローチの一つとして有効であるという
認識をしています。

エンカウンターの
エクササイズ(アプローチ方法)には、
種々の効果が示されていますが、
その中で、自分の学級にあった(必要な)
エクササイズを選択する作業が必要となります。

その前の段階で自分のクラスを
客観的に分析する尺度が必要ですので、
それには「Q-U」という分析方法を用いました。
「配慮のスキル」や「関わりのスキル」の分布状況を
検討した上で必要なエクササイズを決定しました。

こうした取組の結果として
「配慮のスキル」や「関わりのスキル」が向上したと認識しています。
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あなたの新たな旅立ちに

2012-12-09 21:03:57 | Weblog
群れるな

牧場の羊たるをよしとするな

孤高のオオカミであれ
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思考の断片

2012-12-07 21:43:32 | Weblog
学級王国という言葉が死語になりつつある。

そういう言葉すら知らない若者たちが、
先生として、次々に誕生しているからだろうけど、

かつてこうした王国を作ろうとした
わがままで力ある王様たちが、
退位していったことが、原因でもある。

王国を作らんとした覇気は年老いた王と共に消え、
一見平和そうに見える世界を作っているようにも見える。

かつて教師は黙々と
トイレ掃除を率先垂範することを誇りとした。

今、掃除は「かっこいい」仕事だと
明るく語る若い先生の言葉に
子どもたちは目を輝かす。

時代の中で変化する部分を読み取る嗅覚がほしい。

学校のテーマパーク論、ありだと思う。

マニュアルを「必要最低限の作業要綱」と訳さず
「絶対に遵守すべき行動規範」としてとらえてきた世代は
時代から消える時を静かに待っている。

可能性やクリエィテリビィは
マニュアルの上に咲く花だということを実感することなく、
その役を終えるのはなぜか悲しい。

「○○君の意見と同じです。○○さんの意見に付け足して・・」
パターン化、マニュアル化が
独自の意見を作ることを阻害しているということを知りながら
他者との関係の中で自分の意見を貫くことに躊躇する
「マニュアル化されたコミュニケーションの取り方」

また、100㍍走をタイム順で走らせるという
徒競走マニュアルと同じ悲劇が始まるのだろうか。

意外と教師っていう仕事、
おもしろいんだけど、
それを言葉で伝えることが
この頃おっくうになってきているのはなぜだろう
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今後の特別支援 少し考えてみましょうか

2012-12-06 19:50:56 | Weblog
通常学級に通う公立小中学校の6.5㌫に発達障害の可能性があると文部科学省の調査。

専門家といわれる多くの学者さんたちは
「教員の増員」や「医師らで構成される専門家チームの設置」が必要だというだろうけど、
切迫した状況の学校現場の教師の多くは、
それが「後追いの対策」でしかないように思うのではないだろうか。

「発達障害に専門的な知識を持った、通常学級の担任ができる教師」が必要なのだが、
世代交代等で「通常学級の担任ができる教師」の育成すらおぼつかない状況があるとしたら、
発達障害に専門的な知識を持った通常学級の担任ができる教師の育成が理想論として映ってしまうかもしれない。

今回の調査でも
学習面での支援が必要な子ども(LD)が4.5㌫ 
コミュニケーション等の支援が必要な子ども(ADHDと高機能)4.2㌫ と
ほぼ同じ割合を示している。

通常学級の教室の中では
通常の授業内容へ学習支援と
学習の仕方の支援と
コミュニケーション等への支援が必要であり、

さらにインクルーシブ教育という視点で考えていくなら、
視覚・聴覚・肢体に支援が必要な子どもたちへの配慮も
当然必要となってくる。

このような想定の下、
学級作りや授業デザインをする力が通常学級の担任に求められてくる。

校内では
たくさんの専門機関との連携や
支援員配備等が行われていくであろうし、
こうした人たちを有効に動かすための
マネージメントができる人材、
特別支援コーディネータの役割も重要となってくると思われる。

校内員会はそうした専門家が入ることで
その重要性が増してくるのだが、
そのための会議時間の確保が
課題としてあがってくるかもしれない。

単に特別支援というカテゴリーだけで論議が進んでいくことに、
少し危機感を感じている。

このような状況を踏まえ、すこし考えてみましょうか。
キーワードは通級指導教室(聞こえ言葉の教室)の充実になるように思います
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