おっさん先生と愉快な仲間のぶろぐ

先生って楽しい仕事だと思い続けることができたしあわせな爺っさまのつぶやきです。

キャリア教育って・・

2007-11-29 22:32:33 | Weblog
ズーと昔、まだ10円玉を持って駄菓子屋に行くのが愉しかったころ、
今ではセピア色になった思い出の時代。

まだ、新幹線なんかがなくって
SLが蒸気機関車って呼ばれていた頃、
僕にとって小遣いという言葉はイコール働くこと、何かをすることだった。

 あの頃の勤労の対価としての小遣いには
価値や喜びがあった。

獲得感とでもいったらいいのだろうか?
ようやく手に入れた銅貨をいつも握りしめていた感覚があった。

いつの頃からだろう?小遣いを与える側になり、
より多くの小遣いを与えてやることが親の責務であるかのように思ってしまったのは・・。

 周りの子どもたちを見て、
与える小遣いの違いを気にしたり、
勉強や競争の商品として、
まるで競走馬の目の前ににんじんをぶら下げるがごとく、
子どもたちに金を与えてしまった。

そんな自分の子に
まっとうな人生を歩めとオヤジ面することが時々気恥ずかしくなる。

 ニートにならなかったことを感謝こそすれ、
働いているならそのことでとやかく言うことはやめようと思った。
いま仕事で子どもたちにキャリア教育を教える時代になってきた。

なんだ 俺と同じような親が結構いたんだ・・。
働かせてその対価を得る喜び、
そんなあたりにアプローチしてわが子たちへの償いとしてみようかな。
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視察

2007-11-18 21:15:17 | Weblog
仕事場に戻ると、机の上に回議書がおかれていた。

ある町の指導主事さんが視察に来られる・・、
何年か前の自分の姿がオーパラップした。

初めて研究所というところで指導主事という仕事をしたとき、
それも地域イントラにおける教育ネットワークの構築というとてつもない仕事と
直面したときのことを思い出した。

誰もわかってもらえない世界で自分が何をしていいかパニクりそうだった毎日・・・。
徒手空拳、絶望そんな単語しか頭に浮かばなかったとき、
初めて希望がもてたのが赤堀先生との出会いだった。

人との出会いは不思議だ。

もしあのとき赤堀先生と出会わなければ、
きっと僕はネットワークから逃げ出していただろうし、
研究なんてやってなかったと思う。

中国の古いことわざに
「井戸を掘った人の恩を忘れるな」という言葉があるけど、
赤堀先生を紹介してくれた西澤さんと出会わなかったら、
今の自分はないと思ってる。

一緒に研究するすてきな仲間との出会いも大切にしていきたい。
だから今、こんな僕にでも尋ねてきていただける人があることがうれしい。
またなにか新しい出会いができそうだ。
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そういえば このあいだロイター通信からの電話取材を受けました

2007-11-18 14:14:52 | Weblog
一昨日、千葉の旭市で研究会に参加しました。
日本の情報教育発祥の街だとかで、
情報教育の進んだ公開授業がありました。

O先生とI先生、2人の若い先生と一緒に参加し、
その道中が楽しい研究会でした。
会場で偶然赤堀先生とお会いし、
気軽に「同窓会みたいた゜ね」って声をかけていただき、
感激したり、ホントに有意義な研修になりました。

でも、仕事は帰ったら机の上に山積みのはず、
日曜日にせっせと仕事をしにきました。

すると一通のメール。
ロイターの記者さんからです。
少し前にサイバーいじめに関してのコメントを求められて、
答えたのを思い出しました。忙しくて忘れてました(笑)

記事はインターネットの以下のサイトで見ることができるそうです。当然英文でした(笑)

http://www.reuters.com/article/internetNews/idUST1761020071112

残念ながら僕の語学力ではあらあらしか理解できません。

ただ最後のまとめの言葉

"But in the end, the problem is not about technology -- it is about humans."

この言葉を考えるのに参考になったと記者さんはいってくれました。いい言葉ですね。
僕たちのちっちゃな思いが記事を通じて全世界に発信されたと思うとうれしいです。
暇だったら誰か記事を英訳してください。
この記事に関して・・などと
僕が英語を理解できることを前提に物事をすすめている記者さんの
期待に少しでもこたえようかなっとおもっています。(笑)
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明日表彰式です。

2007-11-06 21:48:05 | Weblog
平成5年に八幡市教育研究所ができて、
その年からコンピュータの研究が始まっていたそうです。
僕はその頃は確か人権の研究員だったような気がします。

いつ頃ITの研究員になったかは忘れたけれど、
最初にやったのがフリーの教育用ソフトの研究だったことを覚えています。

コンテンツ作りからこどもたちのコンピュータリテラシーの獲得方法
そして教育の情報化、ネットワークの活用 今は情報モラルと
研究は進んできたのですが、なかなか広がりがないのが気になります。

研究のための研究ではなかったんだろうか?
研究員がお宅な世界に走っていないだろうか?
ふっとそんなことを思うときもありました。

けどみんなと一緒にやるようになって今年で8年目、
O先生とは長いつきあいになりましたね。

明日のO先生の京都府の優秀教員を前にしての実践報告、
とても楽しみにしています。コンテンツ作成という
一番大変な役目をいつも引き受けて
研究を陰で支えてくれた先生が表舞台で発表ですね。おめでとう。
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