神楽坂で居酒屋女将!つれづれ日誌

神楽坂・本多横町で50年続く、いざかや「甲州屋」。つたないながらも、お客さんに愛されるお店づくりに奮闘中です。

シュール・テロワール

2013-02-25 13:03:14 | お知らせです!
前回、春を待っていると書きましたが
ベランダの梅の花がちゃんと咲いていまた。


ちゃんと近くまで来ているみたい  もう少しです。


2月20日から25日まで伊勢丹新宿店にて
グレイスワインさんのプロモーションが行われています。
噂によると甲州垣根仕立ても試飲できるらしい  と聞きまして。


行ってきました!伊勢丹新宿店・B1ワイン売場

今月の伊勢丹は「シュール・テロワール」と題して
地域固有の食材を活かす生産者をとりあげています。
その中にグレイスワインの垣根甲州がランクイン

最近、伊勢丹さんも日本のワインがたくさん扱われているので売場巡りも楽しいです



営業の金子さんと、イギリスのプロモーションから帰ったばかりの三澤社長も!

「さっき成田について、その足でココに来ました」とのこと。わ~大変ですね


垣根甲州も香りが良く、試飲もできましたが、この時期のグレイス甲州が熟れたイイ感じ。
メルロ2008がピカイチ!美味しかったデス  2009も楽しみ


25日(月)まで試飲できるそうなので、駆け込め~!
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春を待つあいだに

2013-02-24 00:50:54 | Weblog
毎日、まだまだ寒いですね。
最近「もう寒いのあきた~」って言うのが口癖  早く春が来ないかな。

春を待つあいだに、最近のウレシイ話を紹介します



先日、神楽坂をよく呑み歩くMさんが、仕事で勝沼に行ったそうで。
連れの方が遅れて来るというのでワイナリーでひとり試飲をすることに

そこで「普段、神楽坂で日本ワインを呑んでいる」と話したら
ワイナリーの方から「もしかして、甲州屋さんですか?」と言われたよ  
そして「あそこはウチのおすすめワインを理解してくれてるから安心です!」って言ってたよ
と報告してくれました

や~~ん う・れ・し・い


Mさんありがとう!ワタシの中のトラウマも少し薄まりました
これからも美味しいワイン入荷報告します



近所に住むYさんは、たまに小学生の息子K君とゴハンしに来ます。
K君はすごく小食で、あまり外食がスキではない様子。でもママはにごり酒がスキ
ウチのお店は子供向きでは無いし、いつもご機嫌ナナメなK君なんです

そんなYさんが、先日
「ゴメン、今夜は外食させて!Kのスキな所に行くから!」と訴えたところ
「甲州屋に行きたい」と言ってくれたそうです

や~~ん う・れ・し・い


一緒にテレビ見たり、絵を描いたりしたのが良かったかな
あと10年しても、同じことママに言ってね!早く呑めるようにな~~れ




1年前にお店に来て、七賢の蔵出し呑んだお客さん。
すご~く美味しかった記憶があって、横浜で山梨の物産展があったので
思わず七賢、買っちゃった~!と報告されたヨ

や~~ん う・れ・し・い


でもね、蔵出しは売ってなくって、残念だったって。
まあ、今回ウチで呑めたからヨシとしましょう


そんな七賢蔵出しも残り4本っ!香りがすごくいいです




毎年のコトですが。

2月って、やっぱり閑散期。ヒマ~って時が多いけど
そんな時は嬉しいコトを深~く実感できる時でもあります。

うん、まだまだ大丈夫。ガンバルよ~



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七賢の蔵出しっ!

2013-02-19 13:29:21 | お知らせです!
昨日の天気予報で「明日の気温は真冬並みです」と言っていましたが
いまって、真冬じゃないの??? と思いました。

東京の真冬っていつ? 節分前ってコトかな


とはいえ、さむ~い冬があるから日本酒は美味しい訳でして

今年も出来ました

七賢の蔵出し  限定入荷です!

原酒ですから!濃いめの美味しいお酒です!早いモノ勝ちです!!
絶対に呑みた~い!って人はご連絡ください  おとり置きしますよ
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赤ぶどう始動

2013-02-17 02:47:34 | ぶどう日記
2月に入って、ベランダのぶどう達も剪定と施肥を行いました。


ワタシにとってもビックビンテージ?だった2012年。
初めて実がなる喜びを知り、感動の連続だった と、しみじみ。

ですが、甲州とシャルドネ。どちらも白ワイン品種。
つまり果皮が白っぽいんですよね。


・・・ヴェレーゾンが見たい


ヴェレーゾン。それはぶどうの実が一粒ずつ色が変わっていく様子。

写真は三澤農場9月・カベルネソーヴィニオン、ヴェレーゾンです


甲州の果皮はグレイッシュピンクですが、劇的に色の変化が感じられない訳ですよ。
シャルドネは、ずっとメルロだと思って育てていたので
色付かないな~と眺めていたら完熟してしまったので、
ヴェレーゾン期を見逃したというか、気づかなかったというか。。。

やはり、ぶどうの育成の醍醐味のひとつは 色づいていく様子を
間近でみること じゃないですか~

赤ぶどう系の一粒一粒が順番に色が変わる様子を! 見たい!!


そんな訳で。 わがまま、言ってしまいました



グレイスワインの伊東さんにお願いして三澤農場の剪定枝を送っていただきました
メルロとカベルネソーヴィニオン。これだけあれば、ひとつは芽をだすでしょう!

わ~い!ありがとうございます


この枝、本来はもう廃棄物です。
勝沼あたりでのろしの様にたき火の煙が上がっているのは、この枝を燃やしているからだそうで。
ちゃんとしたぶどうの苗は、接ぎ木をして手入れをしたものです

ワタシの「ベランダぶどう」はお遊び。趣味ですから。

でも、その趣味の為に
伊東さんが畑に行って、良さげな枝を収集して、発送してくださった  ワケです。

この枝がうまく成長して実がつくまで、最低3年はかかると思いますが
頑張って成長記録をつけますので、皆さんも応援よろしくお願いしま~~す




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ついにツーショット

2013-02-16 18:19:58 | Weblog
先日、常連のKさんから
「これから驚いちゃう人、連れて行ってもいい?」とお電話がありました。

そして、ご来店くださったのがグレイスワインの社長・三澤茂計(みさわしげかず)氏

ハイ、超オドロキました (写真は朝日新聞GLOVEより)

三澤社長は甲州ワインで世界に挑戦する「Koshu of Japan(KOJ)」活動を率いる人で
山梨を世界に並ぶワインの名醸地にする為に日々頑張っている人なのです。
この人無しでは現在の日本ワインの挑戦する姿はなかったのでは?と言っても過言では無いと思います。

ワタシはいつも
ワインに対するロマンチックな情熱を、現実にする為に頑張る人  と尊敬しています。



その日

神楽坂のフレンチレストラン・ラリアンヌさんで
グレイスワインのメーカーズディナーが行われていることは知っていました。

ウチの常連のKさんは
KOJの活動にもかかわっているので三澤社長とも顔なじみ なので
メーカーズディナーの後、打ち合わせ的なカンジでご来店くださったのです

ラリアンヌさんといえばミシュランの星も付いているレストラン
その後ににウチのお店に来るなんて。。。振り幅大きいなぁ~

ワタシも三澤社長には何度もお会いしていますが、まさかのご来店で緊張しました。

もう高級ワインを呑んだ後でしょうから、と思い
甲州蔵印と肉じゃかやつくね揚などをお出ししたんですけど。お口に合ったかしら


なるべく、なるべく、いつもどおりの接客を心がけたつもりですが
どうしても「怒ってないかしら?大丈夫かな 」と心配してしまします。

たぶん、接客業をされている方は皆さんそうだと思うのですが
世間的にエライ人だったり、自分の尊敬する人だったりが来店したら、そういう心配しちゃうよね



実は

このおシゴトを始めた頃、もっとワインや日本酒をお店に置きたくて
いろいろ連絡をとってみたり、訪問したり試行錯誤してたのですが
方々で「お取り引きは出来ませんっ」と、お断りされたコトもありまして。。。
まあ、酒屋の大卸とのおつき合いがあって簡単に取引ができなかったのが理由なのですが。

ですが、口には出しませんが「居酒屋ごときに卸せるか!」的な圧力を感じたり
したもので「こんな場所でスミマセン」と引け目を感じ続けた苦い記憶が。。。

現在は色々なワイナリーさんと良いおつき合いをさせて戴いていて
ここ数年で酒造業界の仕組みが劇的に変わってきた。と実感していますけどね。


でもねトラウマ的に
「神楽坂なのにイメージ違うじゃないか!と思われたらどうしよう」とか
「お取り引き、断られたらどうしよう 」とビビっているのです。


今では

ラリアンヌさんのようにミシュランの星をもらうべく頑張っているレストランと
甲州ワインの組み合わせが「山の頂上」を目指すのであれば

ウチのお店のような居酒屋は、気軽に甲州ワインって美味しいと思えるように
甲州ワインの美味しさの「すそ野を広げる」ことをがんばろう!と考えていますから
自信をもって入荷して、そして愛情を持ってお客さんにおススメしています
( ですが、トラウマって簡単に消えないからトラウマなのよね。。。




17日から三澤社長はKOJのプロモーションでロンドンに行くそうです。
Kさんは「イギリスの人が甲州ワインを呑んで美味しい!と言ってくれるのが本当に嬉しい」と話してくれました。

「ロンドンには世界のワイン情報の7割が集まる。その市場に入らないと、日本のワインは世界で生きていけない」と2010年からKOJはプロモーションを行っていますが、純粋に美味しいワインを呑んでみたいという気持ちの強い場所なんでしょう。
だから、呑んでみて美味しいならOK!。もちろん厳しい場所であるのでしょうけれど、今までにない新しい味わいを求めるアンテナが強い所なんでしょうね。

逆に日本人は未だに「山梨のワインは甘い」という既成概念にとらわれて口にしない人も多いです。
ひとくち、呑んでもらえれば「美味しい」と感じてもらえるハズなんだけど。。。

三澤社長が
イギリス人のソムリエが甲州を呑んで美味しかったので、日本人におススメしてみたところ「絶対に呑みたくない」と拒否されてしまい、そのソムリエさんはかなり落ち込んでしまった。。。というエピソードを話してくれました。

そんな人たちに、居酒屋という場所でなら「まあ、呑んでみて!」と強引に呑ませるコトが可能なのです
ワタシはそんな「ずうずうしさ」を武器にこれかも普及活動に勤しみますよ


帰りがけ一緒に写真を!とお願いしたところ、

一度着たコートをわざわざ脱いで、ツーショットに応じてくださいました。
ワタシのピースサインが浮きまくってるのはご愛嬌ということで。。。

お忙しい中わざわざご来店くださって、本当にありがとうございました
どうかこれからも宜しくお願いしたします


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甲州蔵印 2011

2013-02-14 12:49:24 | お知らせです!
先日のワインとチーズのセミナーで熟成甲州の魅力にイチコロだったワタシ

ワイン素人のワタシでも、
フランスのワインは5年10年熟成させてから呑む、とか
自分の生まれ年のワインを開ける、などの話は聞いたことがあります。
甲州ワインはまだまだ「熟成」させて呑むほど流通していないようです。

というよりも、発売してだいたい1年くらいで売り切れてしまうので
3年前のワインを呑んでみたい、と思っても購入できないのが実情ですね
出会った時に買う、それが鉄則なのです


さて、ウチのお店で常時在庫のワインといえば
中央葡萄酒・ミサワワイナリーで作っていた「甲州蔵印」というワインですが
このワイン「諸事情により2008年で製造終了になります」と聞いたときから
すべての在庫をウチのお店分でキープさせていただいておりました。


こちら、シンプルな造りで味わいも良く愛してました  この写真は2007年産ですね。

在庫しているのは2008年産なのですが、2010年頃から味が落ち着いてきたというか。
熟成とまではいかなくても、若いワインとは違う美味しさがあったのです。

しかし。昨年末に在庫が無くなってきまして、今後の展開を悩んでいたところ。。。

ジャカジャーン

ラベルも一新で「 甲州蔵印 2011 」造ってくれました

年末までは2012年新酒をメインに提供していたので、冷蔵庫にこっそり隠していた のですが
今年から積極的に  グラス&ボトルでおススメしています!


このラベル、限定ワイン専用みたいで菱山シャルドネもこのバージョンでしたね。




今のところ、都内で呑めるのはウチのお店だけです  貴重でしょ!
これが数年後にどんな味わいになっていくのか本当に楽しみです

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旭洋酒、入荷しました

2013-02-11 01:52:43 | お知らせです!
たった2日間の山梨旅行を長々と記事にしていたら
友人から「ずっと山梨にいるの?」と思われてしまいました

ちょっと反省しています。旅の記録は早めにupしないと。。。ですね


先日、旅の成果として旭洋酒ソレイユワインを入荷しました!


ソレイユクラシック、トピネルージュ、それいゆメルロ

ラベルの可愛さに一目惚れしたワイナリー、旭洋酒。
かわいいだけではない、中身もしっかり美味しいですゾ

トピネとはフランスの古語で「もぐら塚」
ぴょこっと顔をだしてるもぐらが主役とは! カワイイでしょ!!


とりあえず、ソレイユクラシック白はグラスでも呑めます

こちらは甲州100%なんですが、辛口だけど柔らかい味わい  やや辛口タイプ。

甲州の辛口が大人気なんですけど
辛口でちょこっと柔らかい味わいってのも、いいです。お試しあれ

トピネルージュもそのうちグラスで呑んでもらおうかな~っと検討中です

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2013 冬の山梨 その8

2013-02-09 14:29:47 | 山梨へGO!
セミナーが終わって、午後2時前。
甲府と酒折の間にある地場産業センター「かいてらす」を目指して車に乗りました。

ここは山梨県内のワインと日本酒が約30社が揃っていて、無料で試飲が出来るのです
次回に伺いたいワイナリーの下調べに、まずは試飲をしに行くことに



その道中。

Fさんが「まだ、もしかしたら金井さんとこ、間に合うかも?!」と言ってくれて
通り道だから寄って見よう!となりまして。

ま、間に合いました~ 金井醸造所、CaneyWine です


この日、売出し分の4種類中、3種類がまだ残ってました


こちらは売り切れてたけど、試飲はできた


初めて金井さんのワインを呑んだのは鹿取みゆきさんの出版記念パーティでしたが
それから何処にも見つからず、本当に幻のワインなんだな~と実感していたのですが

お話を聞くと
昨日の晩にツイッターで「明日10時に4種類販売決定!」と書き込みがあったので
Fさんは慌てて買いに駆けつけたらしいのです。
そして、午後2時にはほぼ売切に近い状態。。。凄いですね。
店舗の年間営業日数が10日あるか?っていうのも本当かもしれません。。。

それでも、ワタシ達が伺った時にはお客さんの数も少なかったので、
ゆっくり試飲もさせて頂いたし金井さんご夫妻もお話してくれたので
結果的には  朝、ゆっくり寝ちゃってて、良かった  なんてね。


金井さんご夫婦と一緒に


ご夫婦でぶどうを育て、ワインをつくり
出来たワインを手渡しで売る。呑む人に、造り手が手渡す。

シンプルな形だけど、それで生活するのはなかなか難しい時代です。

その選択と実行が、決して簡単ではない、と解っていますが
実際にできているワイナリーを見ると、努力は報われて、感動させられます。

そういうワイナリーが生きていける山梨という土地  
ますますスキになりました




かいてらすへ行く途中、ドメーヌQさんにも寄りました。

が、この時若干酔いが廻っていたので、写真を撮り忘れ。。。スミマセン。

帰りがけ、ドメーヌQの隣にあるレストランでは結婚式が行われていて
醸造家の久保寺さんがウェイターさんになっていてワタシ達も見送ってくれました。
ああ、写真撮りたかった


そして、お目当ての「かいてらす」


呑みたい銘柄を言うと冷蔵庫から出して試飲させてくれます。
小さいプラスティックグラスなのがちょっと残念ですが、種類の豊富さは嬉しいですよ
ぶどうジュースも種類がおおいのが面白かった

時期によってはワイナリーのスタッフも来ているので詳しい話を聞くこともできます


ちなみにワタシ達夫婦だけでかいてらすに来るときはいつもマイカーで
旦那が運転なので、試飲するのはワタシ だけ。

「オレ、ここで試飲するの初めてだ~」とご満悦でした


ここでもワインを買って、さらに他で購入したワインも混載して発送してくれました。
この日、2度目のワイン発送手配  ふふふ。



さらに甲府駅に向かう途中、通り道だからとサドヤさんにも立寄り



サドヤさんは明治42年創業で昭和初期にカベルネソーヴィニオンとセミヨンの栽培に成功。

これね、たくさんの種類の欧州系ぶどうを輸入して育てて
ちゃんと実になったのが、2種類しか無かったということなんです。
色んな試行錯誤の上で、やっと見つけた適応品種。
そう思うと、セミヨンという品種もかなり気になるワインに

歴史あるサドヤさんでは熟成したワインも購入できます。
ワタシの生まれ年のワインもありました!(見ただけ。高くて買えない



お店の前の垣根式ぶどう。パッと見で素人は「枯れちゃった?」と思うよね

この木を見てFさんが剪定の仕方を教えてくれました

Fさんご夫婦は休日にはいろいろなワイナリーのぶどう畑をお手伝いしています。
ただのワイン好きではなく、広い意味で山梨のワインを愛している人  スバラシイ
これからも仲良くしてくださいっ


今回のワイナリー巡り、小さなワイナリーが多かった。

旭洋酒さん、機山洋酒さん、奥野田さん、金井醸造所さん。
基本がご夫婦でやってるワイナリーなので見学&試飲は通年できる訳ではありません。
繁忙期は対応できない場合がおおいので、メールなどで申し込んでから訪問することをおススメします。

逆に、繁忙期に伺うチャンスもあります。例えば収穫時期などではお手伝い募集もしてます。

初めてでも丁寧に教えてくれるのでワイナリーのホームページやメルマガ登録したり
ツィッターやフェイスブックなどで情報を入手して作業に参加してみるのも良いのでは




さて、長かった記事ですが  冬の山梨、今回でレポ終了です

1月2月はオフシーズン(畑作業も醸造作業も比較的オフ)なので、ワイナリーめぐりにはおススメです。
でも、出荷シーズンでもないので  品切れ銘柄も多いかな。
3月には新商品が出る時期なので、その頃も狙い目かと思います。

ワイナリーの皆様、いろいろ案内してくださったFさんご夫婦、本当にありがとうございます!
そして、また、よろしくおねがいしま~~~す


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2013 冬の山梨 その7

2013-02-07 12:41:41 | 山梨へGO!
セミナーでのお食事は「大根尽くし」

グレイスワインの三澤農場がある明野は浅尾大根という地元野菜がありまして
こちらを使ったお食事でした


柚子とブルーチーズ巻き大根。湯のみに入っているのはホットワイン  
シャキシャキとした大根にブルーチーズ、意外と良いです。


大根ピザ。 味噌ソースの上にカルフォルニアのチーズが乗ってます
想像したより大根が厚くて、驚いた! 味噌とチーズは美味いね。


大根葉入りチーズご飯  これは手軽にできそう!

そして、浅尾大根といえば。ワタシの中の期待の逸品


ミサワワイナリースタッフの藤原さんがつくる、たくあん

藤原さんお手製のたくあんは歯ごたえよく、塩分控えめで、美味い!のです
このセミナーはいつも冬に開催されるんで、毎年楽しみにしている逸品なのです

今年も味わえて、シアワセです



ちゃんと勉強している風のワタシ。


ヨッパライながらも美女ふたりに挟まれてご満悦なワタシ。


セミナーのおみやげに


浅尾大根の切り干しとメルロのポプリ 戴きました。
今年の目標は「フェルミエ愛宕店に犬田さん指名で買い物に行く」です。



ワタシは、基本的に酒に弱く、グラスで2杯ものめばヨッパライます。
ですがゴハンを食べるとちょっと復活できるので。今回のメニューは助かりました!!


そんな訳で、セミナー終了が午後1時ごろ。

Fさん夫妻が「まだ、時間あるでしょ! もう少し廻りましょう!!」と言ってくださったので
またまた甘えて、甲府方面へ向かうことになりました  つづく。

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2013 冬の山梨 その6

2013-02-05 13:02:07 | 山梨へGO!
ワタシがチーズとワインのマリアージュセミナーを楽しみにしている理由

ひとつは優しい空気の会だから
こわばった感じが無く、難しい言葉をやさしく説明してくれたり、楽しめればいいんですよ!
という雰囲気があるから  


ふたつはチーズって切って食べるだけだから
気軽に美味しく食べられるって、超楽でしょ


ワインに関しては、自称・永遠の素人であるワタシには
あらかじめ決められた「よく合う組合わせ」を知っていれば、後は買ってくるだけ でしょ。


今回はAOPチーズとグレイスワインの組み合わせですが
AOPとはなんぞや?と。似たような言葉でAOCもあるけど???


【AOC】 アペラシオン・ドリジーヌ・コントロレ (Appellation d'origine contrôlée)

フランスの農産物や酪農製品を対象とて、伝統的な製造過程や高い品質を保証する制度のこと。
日本語では、 「原産地統制呼称」 といいます。
AOCチーズの場合、チーズ毎に、乳の種類や凝乳方法、菌の種類、生産地域、生産時期などを定めていて、その基準を満たしていないと、AOCが定めたチーズの名で販売することが出来ません。500種類以上あるといわれるフランスのチーズの中で、AOCに定められているチーズは50にも満たないんです。
2008年にEUでも同じ制度 AOP になったので今後、AOCもAOPに統合されるそうです。
(【AOP】アペラシン・ドリジン・プロテジェ)

AOC=AOP 簡単にいうとこんなカンジです。フランスの制度をEU全体で取り入れたってコトですね



テーブルの上には品名の書かれたシートの上にグラスが乗っていて


フランスのチーズマップ  もありました。ゆりちゃんも絶賛の解りやすいマップ。
チーズ産地が描かれているだけでなく、動物の種類(牛・羊・ヤギ)や近隣の名物も描かれていて
「チーズにチェリーのジャムを添えて食べる」とチェリーの絵がそばにある。という具合。



では、お皿左下のひまわりの上に乗っているカマンベールから時計回りで合わせていきます

1. セレナエステート シャルドネ 2010 × カマンベール・ド・ノルマンディー

カマンベール。日本のスーパーでも気軽に購入できるチーズですが、今回は「 カマンベール・ド・ノルマンディー 」!
この 「ド・ノルマンディー」がつくとAOPを名乗る資格がつく! そして、値段の桁が変わります。
でも納得の美味しさ  

産地のノルマンディー地方ではチーズと一緒にリンゴを食すそうで
同じように明野のリンゴをはさんでシャルドネと一緒に

りんごのシャキシャキとした食感が心地よいです。シャルドネ、リンゴとも良い仲です。



2. グリド甲州 2011 × コンテ 2011年7月製造

コンテというチーズはこのセミナーで知ったのですが、相変わらずテッパンの美味さ
日本でも人気のチーズで入手しやすいです
大好きなグリド甲州とコンテで大喜び




3. キュヴェ三澤甲州 鳥居平畑2003× エポワス

スプーンの上にのっているチーズがエポワス。とても香りが強いのですが
合わせたワインが。。。。お、お、驚きの香り

キュヴェ三澤甲州 鳥居平畑2003! 約10年の熟成ってコトですか!

お、お、おいしい~~っ ビックリの蜂蜜の香り~~~っ



よく甲州をグレープフルーツとか青リンゴの香りとか言いますが
ワタシ正直言って「そんなに薫ってる?分からん??」と思うこともあったんです。
何せ「自称・永遠のワイン素人」ですから!

でも、このキュヴェ三澤甲州 鳥居平畑2003は、確実に、確実に! 蜂蜜の香りでした。

そして、お~~~い~~~し~~~~い


エポワスと一緒に食すと、ちょっと塩っぱいチーズですがまろやか~になるし、香りが鼻の中を駆け巡るし。驚いた



10月にキュヴェ三澤甲州 鳥居平畑2005を呑んで、もちろん美味しかったのですが
香りのスゴさは2003が断然上で、この2年の違いが凄いな~と感動しました。

いやはや、熟成甲州。ますます楽しみになってきました。いや~ん、どうしよう



4. グレイスロゼ2011 × ブリケット・デ・ゴール
             (プーリニー=サン=ピエール代品)

ゆりちゃんがシェーブル(ヤギ)のチーズが好き、ということで
毎回何かしらのシェーブルチーズが入ってくるこのセミナー。
ワタシも普段は馴染みがない種類ですが、新しい出逢いを期待してるのです。

そして、今回はグレイスロゼと! いいね~!!


本当はプーリニー=サン=ピエールというチーズと合わせたかったそうですが
このチーズ、出荷時期に間に合わなかったので
同じ産地のブリケット・デ・ゴール(AOPではないけれど)を食しました。

美味しいよ。ふわっとした食感だけどコクがある。ロゼと合う~



5. セレナ メルロ&カベルネフラン 2011 × オッソー・イラティ

ワタシはカベルネフランが好きで、
セレナメルロが2011からカベルネフランとのペア?を組んだのがちょっと嬉しかったんです。

いままで「グレイスメルロ」と「セレナメルロ」の違いを上手く説明できなくて悩んでました。
でも、2011で方向性がハッキリしてきたので解りやすくなりました

そして、チーズは以前にも食したオッソー・イラティ。
そしてそして、チーズの上にはメルロのジャム

このジャムはエコ? 再利用?? 果汁を搾った後のぶどうの皮や種を使ったジャム! 
つまり「搾りカスのジャム」なんですが

完熟のメルロですから、もう美味しい~っ! 特に種が!! カリっと味わい深い
グレイスさん、お願い  このジャム売って。コレ、絶対に売れるって!


この搾りカス、来年貰いに行っても、いいですか  ワタシ、ジャム造りたい



さて、全部で5通りのマリアージュを試したワケですが、今回も充実。大満足。

手に入れやすいワインやチーズもありますが
メーカーさん主催のセミナーならではの貴重なワインもあり。

何回も参加していると、ネタは大丈夫か?とか心配しちゃったりするんですが
まったく。余計な心配でしたよ~

来年もまた、期待しちゃいます


でも、実はまだセミナーは終わらないのです。
これからお食事がでてくるのですよ~~~ つづく

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