神楽坂で居酒屋女将!つれづれ日誌

神楽坂・本多横町で50年続く、いざかや「甲州屋」。つたないながらも、お客さんに愛されるお店づくりに奮闘中です。

2013 冬の山梨 その8

2013-02-09 14:29:47 | 山梨へGO!
セミナーが終わって、午後2時前。
甲府と酒折の間にある地場産業センター「かいてらす」を目指して車に乗りました。

ここは山梨県内のワインと日本酒が約30社が揃っていて、無料で試飲が出来るのです
次回に伺いたいワイナリーの下調べに、まずは試飲をしに行くことに



その道中。

Fさんが「まだ、もしかしたら金井さんとこ、間に合うかも?!」と言ってくれて
通り道だから寄って見よう!となりまして。

ま、間に合いました~ 金井醸造所、CaneyWine です


この日、売出し分の4種類中、3種類がまだ残ってました


こちらは売り切れてたけど、試飲はできた


初めて金井さんのワインを呑んだのは鹿取みゆきさんの出版記念パーティでしたが
それから何処にも見つからず、本当に幻のワインなんだな~と実感していたのですが

お話を聞くと
昨日の晩にツイッターで「明日10時に4種類販売決定!」と書き込みがあったので
Fさんは慌てて買いに駆けつけたらしいのです。
そして、午後2時にはほぼ売切に近い状態。。。凄いですね。
店舗の年間営業日数が10日あるか?っていうのも本当かもしれません。。。

それでも、ワタシ達が伺った時にはお客さんの数も少なかったので、
ゆっくり試飲もさせて頂いたし金井さんご夫妻もお話してくれたので
結果的には  朝、ゆっくり寝ちゃってて、良かった  なんてね。


金井さんご夫婦と一緒に


ご夫婦でぶどうを育て、ワインをつくり
出来たワインを手渡しで売る。呑む人に、造り手が手渡す。

シンプルな形だけど、それで生活するのはなかなか難しい時代です。

その選択と実行が、決して簡単ではない、と解っていますが
実際にできているワイナリーを見ると、努力は報われて、感動させられます。

そういうワイナリーが生きていける山梨という土地  
ますますスキになりました




かいてらすへ行く途中、ドメーヌQさんにも寄りました。

が、この時若干酔いが廻っていたので、写真を撮り忘れ。。。スミマセン。

帰りがけ、ドメーヌQの隣にあるレストランでは結婚式が行われていて
醸造家の久保寺さんがウェイターさんになっていてワタシ達も見送ってくれました。
ああ、写真撮りたかった


そして、お目当ての「かいてらす」


呑みたい銘柄を言うと冷蔵庫から出して試飲させてくれます。
小さいプラスティックグラスなのがちょっと残念ですが、種類の豊富さは嬉しいですよ
ぶどうジュースも種類がおおいのが面白かった

時期によってはワイナリーのスタッフも来ているので詳しい話を聞くこともできます


ちなみにワタシ達夫婦だけでかいてらすに来るときはいつもマイカーで
旦那が運転なので、試飲するのはワタシ だけ。

「オレ、ここで試飲するの初めてだ~」とご満悦でした


ここでもワインを買って、さらに他で購入したワインも混載して発送してくれました。
この日、2度目のワイン発送手配  ふふふ。



さらに甲府駅に向かう途中、通り道だからとサドヤさんにも立寄り



サドヤさんは明治42年創業で昭和初期にカベルネソーヴィニオンとセミヨンの栽培に成功。

これね、たくさんの種類の欧州系ぶどうを輸入して育てて
ちゃんと実になったのが、2種類しか無かったということなんです。
色んな試行錯誤の上で、やっと見つけた適応品種。
そう思うと、セミヨンという品種もかなり気になるワインに

歴史あるサドヤさんでは熟成したワインも購入できます。
ワタシの生まれ年のワインもありました!(見ただけ。高くて買えない



お店の前の垣根式ぶどう。パッと見で素人は「枯れちゃった?」と思うよね

この木を見てFさんが剪定の仕方を教えてくれました

Fさんご夫婦は休日にはいろいろなワイナリーのぶどう畑をお手伝いしています。
ただのワイン好きではなく、広い意味で山梨のワインを愛している人  スバラシイ
これからも仲良くしてくださいっ


今回のワイナリー巡り、小さなワイナリーが多かった。

旭洋酒さん、機山洋酒さん、奥野田さん、金井醸造所さん。
基本がご夫婦でやってるワイナリーなので見学&試飲は通年できる訳ではありません。
繁忙期は対応できない場合がおおいので、メールなどで申し込んでから訪問することをおススメします。

逆に、繁忙期に伺うチャンスもあります。例えば収穫時期などではお手伝い募集もしてます。

初めてでも丁寧に教えてくれるのでワイナリーのホームページやメルマガ登録したり
ツィッターやフェイスブックなどで情報を入手して作業に参加してみるのも良いのでは




さて、長かった記事ですが  冬の山梨、今回でレポ終了です

1月2月はオフシーズン(畑作業も醸造作業も比較的オフ)なので、ワイナリーめぐりにはおススメです。
でも、出荷シーズンでもないので  品切れ銘柄も多いかな。
3月には新商品が出る時期なので、その頃も狙い目かと思います。

ワイナリーの皆様、いろいろ案内してくださったFさんご夫婦、本当にありがとうございます!
そして、また、よろしくおねがいしま~~~す


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