竹原BLOG:奈良民話祭り ― グリム童話・メルヘン・語りの文化 とっておきの話。 

夏の奈良民話祭り:8月5日(金)午後3時より奈良町物語館で4回公演!
奈良燈花会に行きがてら、ぜひ来てくださいね!

日本口承文芸学会が6月1日2日に深川江戸資料館であります。 

2013年05月24日 | 日記
第37回日本口承文芸学会が、6月1日~2日に、深川江戸資料館と森下文化センターで開催されます。
その主なプログラムを掲げます。

第1日目 6月1日(土)  深川江戸資料館 二階 小劇場

開会の辞 13時00分 間宮史子(本学会会長・白百合女子大学)
公開講演会 13時05分~16時20分 2階 小劇場

200歳を迎えたグリム童話 ―その現代における意義― 間宮史子(白百合女子大学)
哭きからウタへ―琉球と日本本土の葬送歌をめぐって 酒井正子(川村学園女子大学)
江戸東京の民俗信仰         大島建彦(東洋大学名誉教授)

第2日目 6月2日(日)  森下文化センター

研究発表
第一会場 9時15分~12時15分 3階 第1・第2研修室
香川県三豊市の浦島伝説 山田栄克
現代伝説・伝承考―インターネットにおける現代伝説の考察 川島理想
棄老説話(難題型)の源流 田畑博子
中日昔話における蛇婿の比較 楊静芳
武塔神とは何だったか―五道(大)神から五頭天王・牛頭天王へ 山口建治

第二会場 9時51分~ 3階 第2・第3会議室
加賀家文書「菊のかんざしみだれ髪」からの眺め
   蝦夷通辞によるアイヌ語版「お吉清三」口説    深澤美香
カムイからアイヌへの意思伝達について―散文説話を中心に― 大谷洋一
アイヌの叙事詩 「メノコユカラ」をめぐって 荻原眞子
短詩型歌謡の機能抱合力―ロシアのチャストゥーシカを例に 熊野谷葉子

シンポジウム  13時00分~16時30分 2階 多目的ホール
「口承文芸」「民俗」研究の可能性を問う―昭和初期からの照射―

橘正一の個人雑誌『方言と土俗』から見えること
「方言」研究と「口承文芸」研究との交差点として 高木史人(名古屋経済大学)
〈ことばの聖〉@京都―新村出と民俗学的言語研究の交点― 菊地 暁(京都大学)
雑誌『掃苔』に読む昭和初期「掃苔」趣味の諸相―その連続性と画期性について―
                          土居 浩(ものつくり大学)
「民俗芸術」の可能性と限界 真鍋昌賢(北九州市立大学)
コメント          川村邦光(大阪大学)
司会        高木史人

閉会の辞 16時30分

このほか、聴き耳の会などのよる<公開語りセミナー>もあります。

一般の方で学会に参加希望の方は下記のサイトをご覧ください。
もっと詳しく載っております。
第37回日本口承文芸学会大会

下記の深川江戸資料館のHPもクリックして見てください。
江戸・東京の歴史と語りを学んでみませんか~日本口承文芸学会大会にご招待~

今日のブログは、学会情報でした。