フォルクスワーゲン・アウディーを中心に車に魅せられた中澤寛のホンネワールド!
僕の心の中をちょっと見せちゃう?!
横浜のノンビリ社長ブログ---My private time(Blog)
From Germany (Part 4)
不定期で送られて来るドイツのイベント画像。
今回は今年の初夏から送られて来た物をご紹介。
毎度の通り、蘊蓄の要らない方は画像だけ見て下さいね。
戦後のドイツを支えたのはマイクロカー。
3輪は特に節税出来たので人気だったようだ。
最近はそっくりな電気自動車も作られているイセッタ。
元々がイタリアの冷蔵庫メーカーのイソ社の
ライセンス生産という事を知らない人が多い。
それぐらいBMWイセッタの方が製造数も多かった。
この車を知っていたら、かなりの自動車通。
DKW(デーカーヴェー )のモンツッア。
2ストロークのスポーツカーだ。
デンマーク人がドイツで起こしたバイクメーカーは
戦前には、アウトウニオンの中核となり、
現在のアウディとなっている。
60年代にはメルセデス傘下になったが、
その後、フォルクスワーゲン傘下となり、
今に至る。違った意味でアウディTTの
祖先かも知れない。
フィアット社という会社はかなり面白い。
自国生産だけでなく、売り上げの為なら
たの資本主義国だけでなく、共産国や
などにも簡単にライセンス生産させている。
この車は単なるフィアット126ではない。
ポーランドの国営企業である
ポルスキ・フィアット社が
1973年から2000年まで生産していた
「ポルスキ・フィアット126p」だ。
ノックダウン生産だったものの、
最終的には製造権利も購入し、
国営のFSO社又はFSM社の2社で製造されていました。
日本にもこの126pが限定輸入されていた時期あります。
その為、イタリア国外でも残存数が多いのが特徴です。
この車はロールゲージも付けられて、
かなり走り屋仕様になっていますね。
ドイツにもアメ車好きが多数います。
こちらは、モーパー系のダッジ(ドッジ)車ミーティング。
ダッジが所属しているクライスラー社の生みの親、
ウォルター・クライスラー氏は、
フリーメーソンのメンバーだったので、
メーソン御用達車両という一面を持ちます。
(※これはタブーな話ではありません)
それは今でも、親会社ステランティスの本社が
アムステルダムにあると聞くと
納得する人が居るかもしれません。
フォルクスワーゲンT2b高所作業車。
こうゆう車は、それなりの数が生産されても
使い切ってしまうので、完全な個体での
残存数は少ないですね。
日本にもヤナセで極僅か輸入されたという
フォルクスワーゲン411Lヴァリアント。
横浜では米兵ファミリーが乗って居るのを
何度か見掛けたことがあります。
ドイツでは、タイプ4クラブの力により
保存活動が続けられています。
同じデザインに見える2台のセダン。
左は、初代フォルクスワーゲン・ダービーLS。
ダービーの最上級仕様です。企画開発はNSU社。
アウディ50(VWポロ)にトランクを付けたモデルです。
隣は、企画開発時期がアウディ社の初代80。
アウディ50の兄貴になります。
しかしデザインはジウジアーロ先生。
その奥はE21系BMWらしい。
ゴルフ1型のGTDは、
GTIの強化型Aボディーとスポーツシャシーに
ディーゼルターボを積んだモデル。
日本では有鉛ガソリンだったGTIでは
販売対応が出来ず、GTDの販売で
お茶を濁したと噂されています。
左隣は、アウディ80クーペ5E。
5気筒を積んだ上級モデルです。
日本のカタログでは、アウディクーペ5E
とだけ記載されています。
本国にはこのクーペに4WDを採用した
「クーペクアットロ」という弟分も存在していました。
普通のゴルフ2型GTIではなく、
ラリーゴルフのスーパーチャージャーを搭載した
ゴルフGTI G60。
スーパーチャージャーと補給機の装着位置問題で
エアコンが付けれず、正規輸入されませんでした。
その代わりコラードG60が輸入販売されていました。
気が付けばヤングタイマーの仲間入りに
なりかけているゴルフ3のノッチバック
フォルクスワーゲン ヴェント。
そろそろパーツの入手が困難な時期に
なって来ました。
マニア悶絶のゴルフ2モンタナこと
ゴルフカントリー。
そう、最初はモンタナと言う名前でデビューしかけました。
それは広報写真にも残っています。
ボディー側の製造はドイツで行われ、
足回りはオーストリアのシュタイアープフ
(現:マグナシュタイアー)で行われたという。
これはT3シンクロも同じ製造工程だった。
フォルクスワーゲンのビスコースカップリング系4WD車両は
全車同じ製造スタイルだったそうです。
それに比べて、前を走る
パサート32Bヴァリアント シンクロは、
アウディー80クアットロと同じデフ付き
4WDシャシーなので、完全ドイツ生産です。
初期のポルシェ928は徐々に価値を上げています。
洗練された素晴らしい車両なのに、
リアエンジンではないだけで価値が下がるのは
ポルシェらしい試練かも知れません。
この車はかなりオリジナル度が高いですね。
最後は、先月お亡くなりになった巨匠
故ブルーノサッコ氏の作品である
W124型Eクラス。
何処の国でも人気のようだ。
という訳で、今回はお伝え忘れていた
今年6月頃のイベント画像をお送りしました。
次回をお楽しみに!
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