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フォルクスワーゲン「ID.」持続可能なモビリティのパイオニア


VPR19-013
2019年02月20日(水)


フォルクスワーゲン「ID.」は持続可能なモビリティのパイオニアとなる

→新世代の電気自動車としてCO2総排出量(カーボンフットプリント)を削減: 年間100万トン以上のCO2削減に相当する気候保護効果 
→フォルクスワーゲン ブランド取締役・ウルブリッヒ:「すべてのステークホル ダーがそれを望み、それに取り組めば、真に持続可能なモビリティを実現 することは可能です。」  →パリ協定の削減目標を達成するための電動化攻勢 
→政策によりe-モビリティの成功に大きく貢献することが可能

ウォルフスブルグ/ ドレスデン
フォルクスワーゲンは、パリ協定にコミットし、電動化攻勢によって持続可能なモビリティを実現するための基礎を築こうとしています。年末からドイツのツヴィッカウ工場で生産される新型「ID.(アイディ.)」は、その先駆的な役割を果たすことに なるでしょう。お客様がグリーン電力を使用して充電すれば、この電気自動車は フォルクスワーゲングループ初のライフサイクル全体を通してCO2ニュートラルな クルマとなります。「ID.」の生産段階だけを見ても、年間100万トン以上のCO2削 減効果が見込まれています。これは、30万世帯に電力を供給する石炭火力発電 所のCO2排出量に相当します。さらに、フォルクスワーゲンは、他のモデルにおける対策を含め、包括的な脱炭素化プログラムに取り組んでいます。フォルクスワーゲンは、2025年までに20以上の電気自動車を発売する計画です。


「気候変動は、現代における最大の問題となっています」と、フォルクスワーゲン ブランド e-モビリティ担当取締役のトーマス ウルブリッヒは述べています。「世界最大の自動車メーカーとして、フォルクスワーゲンは、気候変動に対処する責任 を担っています。新型“ID.”は、CO2ニュートラルな方 法で生産されるフォルクスワーゲン初の電気自動車 となります。このクルマが、ライフサイクルを通してエミッションフリーの状態を維持できるように、私たちは グリーン電力を使用する様々な方法を模索しています。すべてのステークホルダーがそれを望み、それに取り組めば、真に持続可能なモビリティを実現することは可能です。」

フォルクスワーゲン グループ サステナビリティ評議会(Volkswagen Group Sustainability Council)が、フォルクスワーゲンの取り組みを支持
国連グローバル コンパクトの創設ディレクターで、フ ォルクスワーゲン グループ サステナビリティ評議会 のスポークスマンを務めるジョージ ケルは次のよう に述べています。「人類が生み出すCO2の排出は、 可能な限り早期に削減する必要があります。フォル クスワーゲン グループ サステナビリティ評議会は、 設立以来、気候保護をグループの戦略的優先事項 の一つにするために懸命に取り組んできました。フォ ルクスワーゲンは、電動化攻勢と新型“ID.”によって、正しいアプローチを採用して います。そして今こそ、この計画を力強く実行に移す時です。」

バッテリーセルの生産から充電に至るまでグリーン電力を使用
フォルクスワーゲンは「ID.」の生産にあたり、CO2排出量の削減および回避を目 標として、バリューチェーン全体に焦点を当ててきました。バッテリーセルは、グリーン電力を使用してヨーロッパで生産される予定です。さらに、原材料の生産にまで及ぶサプライチェーン全体において、さらなるCO2削減の可能性がないか、直接的および間接的なサプライヤーの協力を得て、検討が行われています。ツヴィッカウ工場では現在既に、再生可能エネルギーの電力を工場外に供給しています。生産工程において避けられないCO2の排出に関しては、認証された気候プロジェクトへの投資によって相殺されます。その結果、「ID.」は当初からCO2ニュートラルとして生産されることになります。

フォルクスワーゲンは、風力や水力のような再生可能エネルギーを使用してバッテリーを充電することを推奨しています。フォルクスワーゲンの新しい子会社であ るElli(エリ)は最近、Volkswagen Naturstrom®(フォルクスワーゲン ナトゥアシュ トローム)と名付けた再生可能な方法で発電した電力の供給を開始しました。また、フォルクスワーゲンおよび他の自動車メーカーによって設立されたIONITY(イオニティ)急速充電ネットワークでは、ヨーロッパの高速道路上の約400の充電ステーションに、可能なかぎりグリーン電力を提供する予定です。


フォルクスワーゲンはドイツのエネルギーの転換政策を歓迎
電気自動車は、その生産および充電に使われる電力がいかにクリーンであるか が重要であるため、フォルクスワーゲンは、ドイツ政府による持続可能なエネルギー供給への移行計画を明確に支持しています。エネルギー転換以外の面でも、e-モビリティの本格的な普及は、政治のリーダーとの協調によってのみ達成することが可能でしょう。ドイツ住居所有権法から公共充電インフラの拡大に至るまで、 現在、電気自動車普及の妨げとなっている要素を迅速に取り除くことを目標とすべきです。

フォルクスワーゲンは、電気自動車をできる限り多くの人々にとって魅力的で、手頃な価格のものにすることを望んでいます。コンパクトカーの「ID.」1は、2019年末 からツヴィッカウの工場で生産される予定です。その後間もなく、SUVの「ID. CROZZ(アイディ.クロス)」、「ID. BUZZ(アイディ.バズ)」、そしてセダンの「ID. VIZZION(アイディ.ビジョン)」が続く予定です。フォルクスワーゲン ブランドだけ でも、2023年までに約90億ユーロをe-モビリティに投資する計画です。

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