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2021年 弾丸出張(事故通行止に遭う)


僕の人生で走破した距離は約60万キロ。
それだけ走れば、楽しい事や珍しい事、
そして悲しい事故にも遭遇する。

今回は、事故自体には巻き込まれなかったものの
緊急通行止めで足止めを食らった話題を。

その日は、久々の大雨。
雨足だけでなく、風も強かった。
そしてガスっている山陽道。

直前の警告板に
「この先事故」
の表示が。プロはこういった表現に敏感だという。
「渋滞1km」
と出て居れば、事故が起きてから時間が経っているが、
詳細が記載されていない場合は、事故直後の事が多い。
そして、先にはブレーキライトの列。



停車してから、まもなく、パトカーのサイレンと、
車線を中心に左右に移動するようにアナウンスが。
210系クラウンパトカーのトランクが
塗り分けられていないので県費購入車両かもしれない。



2台の高速隊パトカーの後を追って
事故処理車が。



全く動きが無い。
これは悪い予感。
きっと車線をふさいて
事故車が止まって居るのかも。



諦めて、シフトレバーをPに入れ
携帯アプリの”渋滞ナビ”を見る。
「二子トンネル付近、第一通行帯規制」
と書いてあるけれど、動かない。
「情報なし」
との記載が微妙な感じに。



対向車線では、救急車や消防車が。



消防関係が続々と到着。







無事であって欲しい。
ここに居る誰もが思う気持ち。
そして次の訪問先にキャンセルの連絡。



完全停車後、約20分。
VICS情報には何も掲載されていない。



レスキュー隊も登場。



総務省消防庁から無償貸与されている
特別高度工作車も到着。
これはかなりの事故と感じる。







ファイヤーチーフが行った所で、
消防系の出動が終わったが
最後に岡山県警のステレオカメラ車が通過した時、
明らかに死亡事故と悟る。もう動かないだろう。



1時間後・・・。
水も食べ物も寝具もあるけれど、
排水設備が無い我が愛車。
満タンの膀胱タンクを助けてくれるグッズを取りにトランクへ。



誰も通らない車外へ。
トイレを我慢できない男性陣の姿は見えるけれど
女性は大変だろう。



東京方面(後ろを見る)



古いカーナビによるVICS情報。
知らないうちに通行止め表示が出ていた!



併設する最新のポータブルナビの表示



2時間15分後、急に動き出して1車線に、
そしてまた2車線。ちょっと混乱。



事故現場はトンネル内らしい。
しかし、ここで人生初の体験を。



トンネル直前の緊急用Uターン路を解放。

白/紺ツートーンの車両は、西日本高速道路のパトロールカー。
黄色い車両に見慣れている東日本人には、かなり
馴染みが薄いカラーリング。
下側は、THW(ドイツ技術救援隊)より濃紺に近い。



2車線同時に山陽道を東へUターン。



ステレオカメラ車の停車位置から、
トンネル入り口辺りでの事故のようだ。



山陽道を西へ逆戻り。
左側は、東京方面に向かう通常走行車のルート。
右側(こちら側)は、Uターン組のルート。

予想外の状況ですが、
冷静に判断して、山陽道上りから
岡山道の「岡山総社インター」より
一般道で倉敷インターに出る事を決意。



岡山総社インターでは、ETCで止まる車が続出。
予定外のUターンで、ETCはエラーと読んだようだ。
こちらは、カードを抜いて「一般出口」で対応。
同時に係員さんから迂回路マップを頂いたので
大変助かりました。



豪雨になった国道180号。
そこから429号に左折して無事に倉敷インターへ。



<ニュース記事より>
4月4日午前11時半ごろ、岡山県倉敷市の山陽自動車道下り線の二子トンネルで乗用車が壁にぶつかりました。警察によりますと、車に乗っていた20代の男性が死亡し、運転していた20代の男性が重体です。(転載:KSBニュース)

残念な事故でした。
事故は本当に怖いですし、
それによる通行止めで
経済的、社会的影響が出るという事を
改めて感じました。
心が沈む中、気を引き締めて、運転続行です。

※安全運転啓発、高速道路通行止時のヒントとして掲載いたしました。亡くなられた方には、心からご冥福をお祈り申し上げます。
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