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MY研究所

(えむわいけんきゅうじょ) ピアノの先生の日常と、音楽教室や音楽についてのお話。

十ン年ぶりに知った

2007年12月11日 | Weblog
大学に行く用事があり、
何ということもなく廊下にいた時の事。

扉が開いていた教室の中から
数人の話し声が聞こえてきました。
ここまでよく聞こえるところをみると、
  声楽専攻の人達でしょうか。
どうやら終わった学祭が話題となっているようです。

「毎年、ミスコンが…」という言葉が聞こえ
ああ、そんなものもあったなあ、と思い出しました。

在学中、学祭は1回くらいしか見に行きませんでしたが
プログラム等から、催し物の内容はわかります。
オペラ研究会の催しや、JAZZ同好会の演奏
焼きソバや お好み焼きなどの模擬店などと並んで
毎年、男子学生の女装によるミスコン、確かにあった。

そんなに盛り上がった様子もなかったのに、
   何故毎年行われるのか謎でしたが。

教室からの話し声も
「もう一つ盛り上がらない」「しょぼいよね」
と 感想を述べています。

すると その中の1人が
「あれ、吹奏楽の1年生は 
絶対参加しないといけない決まりらしいよ」
「ええ?伝統なわけ?」

そうだったの

流行っている

2007年12月10日 | Weblog
漫画やTVの影響というものは大きいですね。

ここ数年、音楽をテーマにした漫画が人気で
クラシックの世界も元気になりつつあるのですが

「のだめカンタービレ」の人気で
楽器店の楽譜売り場には、
作品中に出てくる曲の曲集とか
CDなどばかりか
漫画本そのものが置かれています。
以前の楽譜売り場では 考えられないことです。

きっかけは何であれ、音楽に興味を持ってもらえるなら
すごくいいことだと思います。

先日、原典版の輸入楽譜が欲しくて
久々に楽譜売り場に立ち寄ったところ
五線紙ノートのコーナーに
おしりかじり虫』キャラクターの五線ノートがありました。

最近よく聞く名前ですが
どうやら、NHK「みんなの歌」で人気が出た曲らしい…

そういえば、先日グループの先生が
生徒の発表会用の曲のデータを買いに行ったら
その楽譜に「おしりかじり虫」の曲が載っていたそうで
試しにデータを買ってみたと話していましたっけ。

「…で、どうでした?」の質問に
「…ものすごく、しょーもない曲だった。」
生徒が これを弾きたいって言い出したらどうしよう、
と つぶやいていたのが印象的でした。

なんでこれが人気なのかなあ
と 皆で頭をかしげていたものですが
『内容が単純でわかりやすい・歌いやすい・おもしろい
というポイントが、子供受けする基本かもしれません。
(振り付けがあって、一緒に踊れるらしいし)
しかしこれ(例の五線ノート)、いつまで売れるんだろう…

個人レッスン5回目。

2007年12月09日 | バイオリン
前回のバイオリンレッスンから、
今度は間を置いて、5回目。
3週間ぶりとはいうものの、
研修やら、何やらで あまり練習時間が取れなかったため
今回は どれも駄目かなあ。

案の定、
念入りに弾き込んだテクニックの練習曲は
合格をもらえましたが
ゴセックのガヴォットはもう一回。
前回のレッスンでは「テンポを上げて弾いてきてください」
と言われていましたが
今回は、無理せず弾けるテンポで練習してください、
と言っていただき、ちょっと気が楽になりました。

来年は ソロでの発表会参加を決めたので
その時演奏する曲の候補を決めていただきました。
今の実力からすると、かなり難しく感じられますが
「3ヶ月あれば大丈夫 大丈夫。
と 先生は気軽におっしゃいます。

その3ヶ月の間に 
ピアノの発表会やら
グレード試験やら
グレード試験官の仕事やら
いろいろ抱えている状態なのですが…

お歳暮

2007年12月08日 | Weblog

クリスマスプレゼントや年賀状のことで
頭がいっぱいになっていましたが
よく考えてみれば
12月はお歳暮の季節でもありました。

お中元と同様に
日頃お世話になっている先生へ
商品券などの お歳暮を贈る一方、
毎年 お歳暮を下さる生徒さんに備えて
お返しの準備も必要です。

この時期になって あわてることのないよう
一年を通して、ちょっと気の利いたものは無いものか
季節に合った菓子などに目をつけておきまして
12月に入ると、いそいそと買いにいきます。

今回のお返しはどうしようかな。
京都の抹茶チョコレート
お気に入りの紅茶や緑茶
神戸のコンフィチュール・生チョコ

基本は自分でも欲しい物、です。

笑顔で喧嘩できます

2007年12月07日 | 音楽教室
うちの教室の生徒さんの所有楽器は
ほとんどがアップライトピアノですが
たまに電子ピアノの生徒さんもいまして
演奏に独特の癖があるので わかります。

鍵盤を押し下げると
中のアクションが動いてハンマーが弦をたたく
本物のピアノに対し

電子楽器の鍵盤は
動きはバネで、音はセンサーの反応によるものですから
繊細な反応は期待できません。

f(フォルテ)の音を出そうとすると
 それが レガートだろうが 何だろうが
 必ず手をふって叩くように弾くとか
全体に 何だか音が薄くて、響かないとか
クレッシェンド・ディミヌエンドなどの表情が浅いとか

こういった 電子楽器でつきやすい癖を直すには
本人の努力だけでカバーするにしても
限界があります。

ですから
ちゃんとした楽器で練習していれば
もっと上達するだろうに、と 思う子には
「早く、本当のピアノを買ってもらいなさいね
と声をかけているのですが
『集合住宅や借家などの関係で、周囲に気をつかう』と
欲しくても置けない家庭が 結構あるようです。

先日も、電子ピアノでがんばっている子に
「ピアノは買ってもらえそう?」と尋ねたところ

「お母さんは 乗り気なんだけど
 お父さんが いいって言わない。
『コンクールで優勝したら買ってもいい』って言われたー」
という返事に、あきれかえりました。

楽器のハンデで行き詰まっている子に
楽器なしで上達して優勝しろとは
『買わない言い訳』にしたってひどすぎる。
と スタッフその他皆で大憤慨。

…今度お会いしたら、
きっちり お話ししないとね、と思いました。

凸凹コンビ親子

2007年12月06日 | 音楽教室

年末迫ったこの時期に
新しい生徒さんが いらっしゃいました。
12月のスタートだと、3週レッスンしたところで
年末年始の長いお休みを 挟むことになるので
大抵の方は、新年明けて1月から始められるのですが…
珍しいことです。
本人が 早く習いたくてたまらなかったのでしょうか。


新しい生徒さんが来る時は
前もって担当する講師に スタッフさんから連絡が入り、
お名前・年齢・音楽歴(初心者かどうか)・所有楽器
レッスンに対して、どういう事を希望しているか、の他
「お母様が、とてもしっかりした感じの方でした」とか
「生徒さん本人が習いたくて、来たそうです」とか
「本人はやる気がありますけど、お母様はあんまり…
など、わかる範囲で いろいろ情報をいただきます。

問い合わせで、教室へ来られた時に 
生徒さん本人や、保護者の方の様子などを
きちんと観察してくださっているのですね。

問い合わせが電話のみで、本人に会えなかった場合は、
電話をくださったお母様の話し方などから感じた印象を
「こんな感じです」と教えてもらいます。

ちなみに、これまでの経験上
「てきぱき、しっかり型のお母様」のお子さんは
 おっとり、のんびり、反応が弱く
「過保護気味の親御さん」の お子さんは、
周囲の顔色をみるばかりで、自分から動かない
…などというケースが多かったため

「お母様、しっかりした感じの方でした」と言われると

ああ、それは大変だ…
と反射的に思ってしまうようになりました。

自衛。

2007年12月05日 | 音楽教室

一時ほどの冷え込みではありませんが
雨が降った後は、しっとりひんやり、
寒さ1割増しの大阪です。

しばらく前から風邪が流行ってきていますが
最近 うちの教室でも、それでお休みする生徒さんが
顕著に増えてきました。

調子の悪い時は 潔く休んでもらった方が、
身体も休められて 早く治るだろうと思うのですが
咳き込みながら 意地でも休まないという
根性ある生徒さんも多く
ここから他の生徒さんにうつったらどうしよう
と心配になったりします。

殺菌効果のあるルームスプレーを撒いたり
窓を開けて、何度も換気したりと
こちらに出来ることは いろいろしていますが
やはり効果的なのは、本人の手洗い・うがい。
レッスン終了後は しつこく、
「帰ったら、手を洗って(ピアノの鍵盤からうつる可能性も
 ありますからね)ちゃんとうがいするのよー」
と 声をかけています。

自分の身は自分で守らねば。

不思議な人々

2007年12月04日 | 音楽教室
音楽教室というのは
教室スタッフ・講師・生徒さんと保護者の方々 以外に
これから習おうかと問い合わせ・見学に訪れる方
教材等を届けてくださる宅配サービスの方
教室建物の管理関係・清掃業者などなど
結構いろんな方が出入りします。

私は 人の顔を覚えるのが苦手な方なので
これら 教室に来る全ての人の顔は
とても把握しきれません。
ですから
個人・グループを問わず、生徒さんから親御さんまで、
しっかり覚えて対応している
教室スタッフさん達を、本当に尊敬しています

こんなスタッフさん達を戸惑わせる
「謎の人」の存在を聞いたのは つい最近。

突然 教室へやってきて
「自分の息子はバンドをしていて 賞をもらった
と 延々 自慢話をして帰っていく人

「ボンゴある?ボンゴ。」
と 打楽器を求めてうろつく人

何故か、教室にあるコンサート情報などのチラシを
全種類 1枚ずつ取って 持ち帰る人

…などが いたそうです。

「変は 変なりに、常連みたいな人もいるので
 すぐ それなりの対応をして帰ってもらうんですけど
 お客さんなのか、イタい人なのか、
 判断つきかねる人もいまして…
と話す スタッフBさん。

先生達は、教室に入ったままレッスンを続けているので
知らない人は ずっと知らないまま。

――できれば、この先も お会いしたくないなあ
とは 思いますが
いざという時は、応援に行きますからね、Bさん。

クリスマスの準備 ③

2007年12月03日 | Weblog
クリスマスプレゼントとして
生徒さんに、どんな物を贈っていますか?
と 同僚の先生方に聞いてみました。

やはり、一番多いのは「お菓子」。
ブーツなどのクリスマスらしい容器に入った、
市販のお菓子の詰め合わせ(300円~500円くらい?)
が主流のようです。
「ハンカチ」や「クリスマスの飾り」「文房具」
という先生もいらっしゃいましたが
最終的には お菓子に落ち着くようです。

私が 毎年恒例で、生徒さんにプレゼントするのも
手作りの焼き菓子ですが
そもそも 自分で作ろうと思い立った理由は
「お金をかけたものだと、親御さんが気を遣う」
「今は少ないけれど(始めた時の生徒さんの数は5人)
 いつか生徒さんが増えた時にも、負担にならないで続けられる」
でした。

やはり、後に残るようなプレゼントは
趣味が合わなければ、単なる邪魔物になってしまいますし
「食べて消えてしまうものが一番 」な気がします。

クリスマスの準備 ②

2007年12月02日 | Weblog
昨日、自宅のクリスマスツリーを出しました。

例の ひっくり返っていた缶は、
やはり、ツリーの飾り一式が入ったもので
暗くて狭い収納庫の中を 手探りでかき集め
旅行用トランクの下敷きになって 壊れた一つを除き
無事飾り付けることができました。

さて
子供たちにとって、クリスマスの楽しみといえば
ツリーなどの飾りも もちろんですが
クリスマスプレゼントが ありますね。

教室の講師さんたちも 全員ではありませんが
自分の担当する生徒さんには
小さなプレゼントを用意して 渡しているようです。
かく言う私も
毎年、お菓子を焼いて プレゼントしています。
(アトピーなどで食べられない子には 文房具)

先生を始めたばかりの頃は
生徒さんの総数 5名。
5人に配るクッキーの量など知れていますから
気分転換も兼ねて 気軽に 焼いていたのですが

現在、生徒さんの人数は およそ8倍となり
何だか 毎年 年末恒例の大仕事と なっております。

気分転換には なります。(なり過ぎます。)