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MY研究所

(えむわいけんきゅうじょ) ピアノの先生の日常と、音楽教室や音楽についてのお話。

音大生の アルバイトいろいろ

2007年12月21日 | Weblog
先日、私の師匠から
「たまこちゃんは、普通のアルバイトってしたことある?」
と いきなり聞かれました。

『普通の』 というのは
音楽と全く関係のない職種、という事です。

言われてみれば、
音楽教室以外でした仕事といえば
チャペル結婚式での オルガン奏者くらいのものですから、
音楽に関わりの無い仕事って、経験が無いのですよね。
ボランティアなら あるのですが…

ちなみに 音楽大学への求人は
個人レッスンの要請
レストラン等の BGM演奏
合唱の助っ人
合唱の伴奏スタッフ
などがありました。
(結婚式のオルガン奏者・聖歌隊も その一つです)

もっとも、音大生だからといって
そういう音楽関係の仕事しかしないわけではありません。

同じピアノ科の友人は ミス○ードーナッツで働いて
よく お土産にドーナツをくれましたし

パン屋さんでバイトしていた 声楽科の友人は
レジ袋をひっぱり出す時 棚にひっかけて
手の甲が 傷だらけになり
舞台に上がる時、手にファンデーションを塗っていたものです。

大量の年賀ハガキのために、毎年募集される
年末年始の郵便局アルバイトをしていた友人もおりました。

当時、郵便局へ出かけていく その子から
「もう、年末が近づくにつれて
 ハガキの量が どんどん増えていくの~(T T)
 自分が機械になったように思えてくる…」
と 毎日のように苦労話を聞かされていたので
本当に 早く年賀状を書いて、投函しないと
と わかってはいるのですが、まだ書けていません。

すみません、郵便局の皆さん。
 24日までは 無理ですが、努力します。

ありがとうございます。

2007年12月20日 | Weblog

レッスンが今年最後となる 今週、
生徒さんに クリスマスプレゼントとして
焼き菓子を配っている最中ですが

もともと楽譜やら資料やらで 荷物が多いところへ
その日レッスンする生徒さんの人数分
ラッピングした お菓子を 持たないといけないので
えらいことになっています。

物が焼き菓子なので、重くはないのですが
つぶれたり 崩れたりしたらいけないので
大きい袋に そっと積み重ねて運びます。
(だから、軽いわりには かさばるのです。)

まあ、これも行きだけのこと。
配り終えた帰りは 身軽になれるのだから と
昨日も サンタクロースよろしく
プレゼントを運び、配っていたのですが

「あ、先生 これ気持ちばかりですけれど…」
あれ?
「一年どうもお世話になりました。少しばかりですが」
あれれ?
・・・
そういえば、お歳暮というものが ありましたね。

この日
焼き菓子の詰め合わせと
袋いっぱいのリンゴと
紅茶の詰め合わせと 
メロン(これが一番重かった)を もらっちゃいました。

皆様、本当にありがとうございます。
お気持ちは大変ありがたく 嬉しいのですが
どうやって持って帰ろう これ。

結局 焼き菓子やリンゴなど
小分けにして配れる物は 同僚の先生に配り、
それでも 行きより はるかに重い荷物をかかえて
よろよろしながら 帰宅。

これから お礼状を書きます。

節約できるはずでした

2007年12月19日 | Weblog
朝から晩までレッスンがある日は
お昼ごはんを持参して、空き時間に食べます。

夏場は 食中毒が怖くて
当日の朝に パンを買っていきましたが
涼しくなりはじめてからは
自分で作って持っていっています。

お昼が一緒になる 同僚の先生も
「食費は馬鹿にならないから」と
外食ではなく お弁当にしたようですが
彼女、好き嫌いが激しく
しかも いろいろ食べたいので

3人分くらいのお弁当を買ってきて
食べたい分だけ食べて
嫌いな おかずは残して捨てていました。

それは それで、かえって食費が高くつくんじゃ?
と 聞いてみたところ

「うん、結局高く つくねん。」

食べたいものだけ作ってきたらいいんじゃないの?
と聞くと
「その 朝の5分が 貴重やねん。無理。」

わからんでもないですが…

年々強く

2007年12月18日 | 音楽教室
今年最後のレッスンの週となりました。
来週からは 冬休み。

その年その年の 曜日によって
休みが早く来たり 遅く来たりするので
去年に比べ 早い冬休みに
「えっ もう
と びっくりする生徒さんが続出です。

めでたく クリスマスプレゼントの菓子も
人数分 全て焼きあがりまして
良いお年を~ と言いつつ 配っています。

年が明けたら、発表会は目の前。
『発表会用の曲、来年最初のレッスンでは、暗譜でね
と 言い渡してみたところ
「努力はします」と返ってきました。

 (師)    (生徒)
この親にして この子あり
なんて 言いますが
皆 本当に たくましいったら

ライバルは兄弟

2007年12月17日 | 音楽教室
個人宅で 教えているピアノ教室では
1人の先生が 全ての生徒を教えるわけですが

一つのレッスン会場に 常時 複数の先生がいる
大きな音楽教室ですと
兄弟姉妹でレッスンに来ている生徒さんが
別の先生につく事は よくあります。

これが大変です。

何が大変って
上のお兄ちゃんお姉ちゃんより
下の弟妹さんの方が できる場合。

もちろん逆の場合だってあるのですけどね
でも、基本的には
上の子の方が 先にレッスンを始めているわけですから
下の子が 追い抜く勢いでどんどん上達していくと
上(の本人と先生)にはプレッシャーです。

同じ先生が教えていて追いつかれるなら
もともと持っている能力や 努力の差とわかりますが

別々の先生が教えている場合
追われる側の先生としては
「私が教えているから 上達が遅いのでは」
「あちらの先生についていたら、もっと伸びていたのでは」
などと不安になります。

実際、先生のキャリアの違い・勉強の度合いの違いも
無いとはいえませんが
兄弟と言えど、ひとりひとり別の人間なのですから
熱意・集中力・感覚の違いは あって当たり前。
競争心が 努力に向かえば 一番よいのですけどね。

本日の作業

2007年12月16日 | Weblog
クリスマスは、お正月より先にやってくる。

と いうわけで
本日は、生徒さんへの クリスマスプレゼント用
お菓子作りに とりかかります。

製菓材料である 小麦粉・砂糖・バター・チョコレートetc.
しばらく前から 値上がりしていますね。
小麦粉や 砂糖は、買い置きがあったものの
バターだけが足りず お店へ買いに行ってみたら
以前買った時の 2倍くらいしていました。

クッキーやサブレだと、バター消費量が大きいので
今回は パウンドケーキを作る事に決定。
オーブンの容量から、一度で全部作ることはできないため
5回くらいに分けて 焼き上げました。


焼きあがったケーキを小分けにして
用意してあった ラッピング用包装紙に入れ
後は配るだけです。

一度に 大量のお菓子を焼きましたから
バターと砂糖とバニラエッセンスの匂いが
家中どこに行っても ふわ~んと 漂っています。
レッスン室に使っている部屋も例外ではなく
そこら中が おいしそうな匂いでいっぱい

今日明日が、自宅レッスンの日じゃなくて
本当に良かったと 思いました。
お腹が空いてきそうです。

作業開始。

2007年12月15日 | Weblog
今年も残り半月となりました。

と いうわけで
ようやく 年賀状作成にとりかかりました。
デザイン画も きちんと描き始めています。

結局 ネズミのモデルはハムスターとなり
ピアノと組み合わせても ネズミとわかるようにと
やや 大きめに描きあげたところ
もっさり重たそうなネズミの絵となりました。

ピアノの鍵盤は 50グラムの重さがかかった時
下がるように調整されているのですが
このネズミなら、1匹で 鍵盤3つくらいは下げられそうです。

まだ、作業は始まったばかりなのですが
生徒さんへの 宛名書きを 6割方書き終え
すでに肩こり状態に。

…新しいPCになって
まだ 宛名書き設定が わかっていないのです (T T)


ダンパーペダルの使い方

2007年12月14日 | 音楽
ピアノを習っていて、いつからペダルを使ったか
はっきりとは覚えていませんが
ペダルの使い方について、あまり細かく教えられたことが
ありませんでした。

ですから、楽譜に書かれているペダルマークや
先生に書き込まれた指示に従って
「だいたい こんなもんかなあ
と ダンパーペダルを操作していたのですが

大学に入って初めて、
ペダルの踏み込みの深さや タイミングについて
こと細かに 教えていただき、
「耳で判断して ペダルを操作する」
という、とても大切なことを学びました。

と いうわけで
自分が教える側になった今
ペダルのかけ方については、しっかり時間を取って
丁寧に教えるように心がけています。

まず
どのくらい踏み込んだら ペダルの効果が出てくるのか
どこまで上げたら 止音されるのか
音を聴きながら確かめてもらい
必要最小限の動きでペダル操作できるように
練習してもらい

次に、楽譜にあるペダルの指示が
レガート・アクセント・音色 などなど
何を目的として 書かれているのかを説明し、
その効果を得るためには 
どういうタイミングで操作しなければならないか
ヒントをあげつつ、なるべく自分でも考えてもらいます。

そんなわけで、生徒さんが初めてペダルを扱う時は
30分レッスンの内 10~15分くらいかけて
みっちりと 教えます。

足がつらないよう、
  レッスンは 足首の柔軟体操から。

お菓子作り

2007年12月13日 | Weblog
お菓子作りが趣味でして
レッスンが無い日には、スコンやパウンドケーキなど
焼き菓子を作って楽しんでいます。
だからこそ、生徒さんへのプレゼント候補となったわけですが
初めのうちはもちろん、失敗がありました。

初めて作ったジンジャーマン・クッキーは
京都土産の定番、八橋を超える硬さで
結局 食用ではなくクリスマスツリーの飾りになりましたし
うっかり目を離した隙に 焦げて黒くなってしまった
型抜きクッキーもまた、ツリーの飾りに。
失敗の多かった年は、吊り下げる飾りが増えていきます。

ちなみに、プレゼントの焼き菓子は
その年その年によって 内容が違います。
もらう側は、去年と違うことなど意識していないでしょうが
焼く側は 大量に焼くので しっかり覚えています。
毎年 同じものばかり作るのでは 
飽きてしまって つまらないですから
いろいろ本を見て、新しい味に挑戦するわけです。

昔、新聞にレシピが載っていた ジンジャークッキー
推理小説にレシピが載っていた、主人公の大好物なクッキー
基本的な型抜きクッキーや、アイスボックスクッキー
マドレーヌ・マフィン・パウンドケーキ

こうして 振り返ってみると
結構いろいろ作ってきたなあと
感慨もひとしお。

さて、小麦粉は確保してあるので
バターの買出しに行ってきましょう。


踊る先生 その2

2007年12月12日 | 音楽教室
このところ、小雨の降る日が増えてきた大阪です。
昨日も家を出る頃まで かすかにパラパラ降っていたので
傘を持っていこうか、どうしようか悩んだあげく、
「この程度なら、傘を持っていても ささないわよね。」
と、結局手ぶらで出かけました。

帰り、しっかり晴れてくれて 良かったです…

さて、教室に到着し 中へ入ると、
同僚のB先生と スタッフCさん、
いつぞやのくるくるコンビが いました。

B先生の 第一声が
「私、おしりかじり虫の振り付け覚えたよ

で、踊ってくださいました。
美人だし、スタイルも良いB先生が
『かじって ナンボ
と 踊る姿は かなり見ごたえありましたが、内心
これは本当に 初めて来たお客さんに見せてはいけないな
と 思いました。

かく言う私も 昨日
ブーレを弾いている生徒と一緒に
ロビーで踊っていたので
人の事は言えないのですが