観察月日 2022 7.25.晴 35℃
観察場所 YOKOHAMA
ここのところ3日間は晴天が続き、庭ではヤマユリが、西洋帰
りのカサブランカが咲き、夏の空気が一気にやって来た。
ナミアゲハ、キアゲハ、アオスジアゲハが軽快に庭へと飛び
込んでは、一回り二回りしては、中木に囲まれた庭から外へと
飛び出して行く。その時アゲハの仲間は、ユリの花に目もくれ
ない。アゲハにとって、吸蜜植物のリストに入ってないのだろ
うか。
朝7時、寂しげなカサブランカの花に目をやると、シロテンハ
ナムグリが歩いている。花弁に付着する蜜を刷毛の口で嘗め
ている。「ああ良かった」絣模様に似たクチクラが艶やかに見
えた。
朝11時。太陽も高くなり、暑い。温度計を見ると、37℃。
庭の植物に散水する。最後にツワブキが暑さに耐えかね、生
気に欠けて見えたので、たっぷり散水する。
するとどうだろう!何時もは草の間を潜りながら、”幼虫達に
急かれている肉団子を作る為”その原料の”イモムシ”探しに
懸命な”セグロアシナガバチの女王蜂がそのツワブキの葉上
に飛び込んで来た。そして、水を口に含むと前の家の屋根を
越え飛び去った。カメラを構えて再来を待つと、来た。処が葉
上に着陸せず葉の下に潜った。下の葉の方が水量多く、水温
も低い。巣の冷房に使うには有効だ。アシナガバチは頭が
切れる!
* 昨年は8月6日晴36℃。バケツの汲み水を運んだ。
朝7時 カサブランカにシロテンハナムグリ
朝11時 ツワブキに散水
セグロアシナガバチ女王蜂がやって来た
昨年は 8月6日36℃。 汲置きのバケツの水から