観察月日 2022 3.13.晴 19℃
観察場所 YOKOHAMA SEYA
今月は玄倉へ行こうと思ってはいたが、KORONAのワクチン3回目が、
まだ回って来ない者にとっては、行く事は出来なかった。
ワクチンOKの通知が来たので、今回は気楽に考えて、懸り付け医へ
行き、受付で「ワクチンの予約お願いします」と言えばそれで今回は楽
勝と思っていたら、「昨日、枠は一杯に成りました」と。私は唯唖然。近
所の年寄りからも声を掛けられ、「また前回と同じ事なの、それなら止
めるわ」TVでは、“年寄りは遅い“と聞えるが、私など早く打ちたいのに
出来ず、いらいらする。
2022年の玄倉観察会は、3月は14日でした。
元ビジターセンターの裏へ回り、フデリンドウの蕾の成長の様子を見
るのがいつもの楽しみ、シカも見に来たらしく艶やかな糞が転がってい
た。今年はどうだったのだろうか。
裁縫箱の中の片隅を思わせる”タマゴケ“は揃っていただろうか。林道
沿いの”フサザクラ“の花は霞みを掛けた様に咲いていただろうか。
冬を越した“テングチョウ”は羽を広げて太陽のエネルギーを一杯集め
ていただろうか。“タゴガエル“は大きめの卵を産んだだろうか。頭は西丹
沢の生き物たちが駈け巡る。
自宅の庭に降りてみると、“ニリンソウ”はいつの間にか、細かな土の中
から葉が浮き出て、“ヒトリシズカ”は茎を曲げながら、細かな土をもたげ
ていた。
フデリドウの花芽が目立ち、シカも来ていたのか?
タマゴケは賑やかだったか?
フサザクラの花は、綺麗に咲いたのか?
テングチョウは、元気に飛んだのか?
タゴガエルは、岩の下に卵を産んでいたか?
自宅のニリンソウは、葉を広げていた。
ヒトリシズカは、土をもたげて春を探す。