観 察 月 日 2014.1.17.晴 14℃
観 察 場 所 三浦市 三崎町 城ヶ島
丹沢湖ダムサイトのワイヤーにイソヒヨドリが
マルバシャリンバイのみをつまんでは・・・・
・・・・を繰り返す
食べ損ねたのか実が落ちていた。果肉が多いようだ。
狩川に架かる大雄山橋 橋脚に止まっている。
テリトリーなのか 飛び回る
小昆虫を加えている。
こちらは、城ケ島。マルバシャリンバイの茂み。
黒紫色の実を加えて出てきた。
落とさないように少し奥へ
飲み込むのが大変だった
満腹、満足そうなイソヒヨドリ♀
「宮が瀬湖畔の道を走っていたら、イソヒヨドリの♂が、ヌルデの実を
啄んでいた。海岸で良く見る鳥が何故ここに・・・」要訳するとこの様な
記事をある会報でみた。
2003年1月12日晴8℃ 山北町丹沢湖のダムサイトを歩いていた私
は、イソヒヨドリ♂が前方の立入禁止の柵に止まり、マルバシャリンバイ
の植え込みの間を行き来し、食べていたのに出会い、その時は意外に
思った。
2013年3月7日晴18℃ 狩川に掛かる大雄山橋の橋桁をテリトリーに
していたイソヒヨドリ♂は、その後訪れた時も見られ、セグロセキレイ等を
追い回し、飛び回っていた。ここでは、カゲロウ類等小昆虫を捕食していた。
城ヶ島を訪れた日には、外海に面する岩場には、何羽かのイソヒヨドリを
見掛けた。
磯の岩場には葉を紅葉させたマルバシャリンバイの株が彼方此方に見ら
れ、枝の中心には黒紫色の実を付けていた。
Ⅰ羽のイソヒヨドリ♀を目で追うと、その株に出入りしていた。出てきた所を
見ると
ピンセットを扱う様に嘴で実を摘まみ、岩場へと飛び移る。次に実を落とさ
ぬ様に嘴を開き奥へと移動させる。だが、マルバシャリンバイの実は、直
径1㎝もありイソヒヨドリの口の大きさにしては過大のようにも見えた。最後
に口を思い切り開け喉へ無理に押し込む様にして呑み込んだ。
イソヒヨドリが内陸に見られる様になったのは、おそらく1970~80年頃
だろう。初めはひと飛びする距離であったが、丹沢で考えれば酒匂川など
大きな川を遡り、現在の如く散見される様になったのであろう。