村山織物協同組合のブログ

武蔵野と狭山丘陵

盛夏

2019-08-01 10:46:27 | 日記
ようやく梅雨が終わり、暑くなりました。
日照不足の畑ではサトイモの葉が黄緑色になっています。
だから家庭菜園が長雨のためいまいち元気がありません。

前から気になっていたことで、狭山丘陵の斜面には関東ローム層が見えるところがあります。
平らな所にでは黒土の層が1mぐらいありますが山の方にはありません。
どうして平野部にしかないのか、この黒土は何で出来ているか?
以前、自宅の前を立川断層の調査で掘ったら、1m位の黒土、その下に赤土が層をなしてあります。
赤土は火山灰土でこの辺に多量の火山灰が降ったものです。
あちこちで火山が噴火したのです。
この黒土にも火山灰が含まれています。

穴の見える範囲で4mぐらいにはこの黒土がありません。
表面にしかありません。
どうもこれが縄文人の生活の跡のようです。

この表土はかつてススキの野原であった、5~60年ぐらい前にはまだススキがいっぱい生えていました。
これらが表土のもとになったのでしょう。
これらを縄文人が燃やして畑を作っていたかもしれません。
はっきり書いてある文をあまり見ないので推測ですが。

お隣の東大和市では井戸を掘ると昔の木が埋まっているのが出てくるそうです。
その近くのシモヤケべ遺跡から丸木舟が出土しています。
わかることは今の気候と全然違うということでしょうか。

変わって、天保の飢饉の時にこの辺では野菜を売って金に換え年貢として納めましたが、野菜が取れず年貢が納められず
免除の嘆願が名主から出されたのが残っています。

天候がしょっちゅう変わっていた、ずーと同じには行かないものですね。
コメント
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