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定番の格言、「継続は力なり」。
最近、元カリスマ体育教師、原田隆史氏(氏のHP)の本を読んでいる。
氏は言う。
何が何でも毎日同じことを“1000日”続けなさい!
続けることは家事手伝いでもなんでもいい。
とにかく、これ!と決めたことを1000日続けなさい。
風邪をひいて熱を出そうが這いつくばってでも必ずやり遂げること。
1000日続けたことが、必ず自信になり力になるのだ、と。
これだけ聞くと昔ながらの熱血教師の言いそうなこと。
だが原田氏には単なる熱血教師にとどまらない魅力がある。
それは氏が「結果」を出すことの意義を熟知していること。
「頑張ったからそれでいい」という陳腐な精神主義とは一線を画している。
ともすると現代の教育現場では、「結果(リザルト)」よりも「過程(プロセス)」を偏重しすぎるきらいがある。
そして、望んだ結果が出ないとなると、「過程(プロセス)で頑張ったからいいじゃないか」と言った、安易な精神論に逃避する。
もちろん結果が全てではないけれど、結果が出てこそ、自信にもつながり、さらなる高みを目指そうとするのではないか。結果を目指すことにおいて、過程(プロセス)も生きてくるというもの。
氏は結果を出すための正しい努力の仕方を提案する(実際は無駄な努力が大手を振っていることがなんと多いことか・・・)。
それは小手先のスキルではない。
氏のやり方は、まず生活習慣を変えることで、主体意識の変容を促すものである。
だから、氏のアプローチはつねに生活指導の形をとる。
いわゆる体育会系だから、そのへんで好き嫌いが分かれるかもしれない(ちなみに私は大いに共感している・・・もしや体育会系?)。
氏の指導法は易しくない。
1000回の課題継続。詳細に長期目標設定した上での綿密なバックキャスト的達成法。日誌の習慣化。立腰姿勢・励声な挨拶の励行、などなど。
一見スパルタにも取れるが、氏の子どもたちへの思いは深い愛情に満ちている。
ユーモアも忘れない。
DVD付きの書籍を購入して氏の講演を観たが、パワーに満ち溢れたおもろい大阪のおっさんという印象だ。
説得力のある自信漲る話し方。
少し島田紳介にも似ている。
こうした熱意ある先生がたくさんいたら、確実に日本の子どもたちは元気になるのに・・・と思う。
さて、1000日の継続。
私にできることは何か?
坐禅に決めた!
はたしてできるか?
かならずできる!
よっしゃ!やるぞ~!!!
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応援ありがとうございました!
続けるということは、確かに大切なことだと思いますねぇ。E寺のM禅師様も「一日に5分でも10分でもよい、坐りなさい」とおっしゃっておられます。「最初は真似だが、一生続ければホンマもん(本物)だ」と。りょうさん、あなたもいよいよ本物ですぞ!
こちらは雨で涼しくなってきました。
はじめは1000日朝課もいいかなと思ったんですが、考えてみたら宿泊研修などがあるとお勤めも難しいので、やはり坐禅1000日を目指して参ります。坐禅でしたら、坐蒲がなくても、座布団があればいつでもできますし。
と、偉そうなことを言いつつ、一日10分から20分の坐禅がメインです・・・汗。
>「最初は真似だが、一生続ければホンマもん(本物)だ」
禅師様のその言葉にはさすがに説得力がありますね。ほんの少しでも古仏の行履を真似て生きたいと思います。
また、一生坐禅が組めることの幸せをかみ締めながら坐りたいと思います。
励ましのお言葉、誠にありがとうございます。マイペースで精進します。
こちらは残暑が厳しく今日も猛烈な暑さでした。