一顆明珠~住職の記録~

尽十方世界一顆明珠。日々これ修行です。いち住職の気ままなブログ。ときどき真面目です。

塔婆書きのシーズン。原田隆史氏について。

2006年07月10日 | 自己啓発
8月7日のお施餓鬼にむけて、塔婆(お墓に立てる板状の供養塔)を書きまくるシーズンとなりました。

約500本ほど。

この仕事は根気が勝負です。

とりあえず、頭書き(頭に大施餓鬼、裏に日付を書く)を早めに終わらせようと思います。

後回しにすると後で大変な目に合う・・・

塔婆書きは早めに終えるのが一番。

頑張りまっす!

<追記>

話は変わりますが、最近、家事を手伝うことの重要性を再認識しています。

っていうと大げさだけど。

いま、元カリスマ体育教師で、現在企業コンサルタントをしている原田隆史という人の本を読んでます。

その中に、大人(男性・夫)が家事手伝いを継続し習慣化させることが、自己実現、ひいては子どもに対する替えがたい生きた教育になるということが述べられてました。

全体に真っ当に生きることのコツのようなものが説かれています。

ちまたに溢れる自己啓発系の本は、潜在意識への働きかけや自己暗示と言ったメンタル面からのアプローチがほとんど。

こうしたやり方は、ともすると脳(潜在意識)に願いをインプットするだけですべての望みはかなうといった現実味の乏しい考えに陥りやすい。

その点、習慣を足元から変えることで自己改革を図っていくという、という原田氏のやり方は極めて分かりやすく具体的でシンプルです。

自分の課題とする行動項目をチェックしていく仕方も、B・フランクリンの自己実現法に似ています。

氏のスタンスは、まさに「脚下照顧」。

足元からの自己改革。

豊かな経験に裏打ちされた、とても示唆に富んだ内容です。

いずれ改めて紹介します。

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
塔婆書き (風月)
2006-07-10 19:39:41
頑張って下さい。こちらはもうすぐ東京盆です。暑いので廻るのがこの頃辛くなりました。



昨日一昨日は暑くて車の中でうだっていました。夏の法事がないとどんなにかよいでしょう。今日はバテていますが、頑張っていました。これから帰ります。



りょうさんも可愛いわんちゃんたちに癒されながら、お施食シーズン乗り越えて下さい。
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風月さん、ありがとうございます (りょう)
2006-07-11 10:20:02
>風月さん

ありがとうございます。塔婆書き頑張ります!

私のところも全体の3割ほどは東京盆ですので、棚経の準備をしなければなりません。

当寺は先代の頃より、新盆家以外は本堂にて6座に分けて行っております。賛否両論あるようですが、最近、宗門寺院でもこの形態が増えているようです。

炎天下のさなか各家を廻るのは、修行と言えばそうなのかも知れませんが、身体の危険を伴うのも事実。

どうかどうかお体お気をつけくださいませ。



これから教区の施食周りがスタートします。

夏の間はほぼ毎日ですね・・・

お互い体に気をつけて頑張りましょう!

ワンコたちには本当に癒されてます。
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