一顆明珠~住職の記録~

尽十方世界一顆明珠。日々これ修行です。いち住職の気ままなブログ。ときどき真面目です。

どうにも・・・

2007年04月25日 | 思い・日常
ここ数日来、なかなか子どもたちと接することができないイライラが溜まっています。

葬儀が続く・・・、給与事務・・・行政書類は溜まる・・・ウォーーー決算書類も作成せねば・・・

あ”~~~~っって感じです・・・

と言いつつも、ともすると中国系のネットサーフィンに走ろうとする・・・中華中毒・・・現実逃避・・・

そんな過程で見つけたのが、梁静茹(フィッシュ・リャン)というマレーシア華僑出身の中華圏歌手。

日本ではほとんど知られていませんが、台湾・中国・香港などの中華圏では「ラブソングの女王」として君臨しています。

実はこの人についての記事を書きたくてウズウズしているのですが・・・またの機会に譲ります。

音楽は出会い。

久しぶりにいい出会いがありました。

ん~フィッシュ最高

世の中には知らないことが多すぎる・・・


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『ウォー・アイ・ニー』

2007年04月25日 | 映画
ウォー・アイ・ニー

レントラックジャパン

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1ヶ月前に徐静蕾(シュー・ジンレイ)主演ということで観ました。

<内容>
シャオジューは結婚を前にして最愛の婚約者を突然の事故で失ってしまう。婚約者の親友のワン・イーと慰め合ううち、互いに惹かれ合うようになり、恋に落ちた2人は急ぐように結婚するが、まっすぐな愛を求めるシャオジューの想いはワン・イーに届かない。いつしか互いの心はすれ違い、夫婦喧嘩は日増しにエスカレートしていく…。
(以上、アマゾン引用)


男女の気持ちのすれ違いは、永遠のテーマかもしれません。

男が悪いのか、女が悪いのか。

なぜ、どこで、すれ違うのか・・・。

それはともかく、ヒロインの独占欲、嫉妬心の強さ、ヒステリーの激しさには辟易させられることでしょう。

同じく徐静蕾が演じた『最後の恋、初めての恋』の清楚で爽やかな役柄とはまるで正反対です。

演じているのが同一人物かと疑ってしまうほどの変貌ぶり。

そこに徐静蕾の女優としての懐の深さを感じます。

この人の実力は半端じゃない。


話せば話すほどにすれ違う二人の気持ち。

次第に感情は昂ぶっていき、ついに爆発する。

猜疑心の塊となり夜叉のような形相で、夫を追い詰める妻シャオジュー。

ほとんどの女性に、多かれ少なかれこうした側面があるのではないでしょうか・・・(女性差別ではないつもりです…汗)。

身に覚えはなきにしもあらず・・・。


もちろん妻の気持ちを理解しようとしない夫の方にも問題はあるでしょう。

私から言わせればこの夫の妻への接し方がマズすぎです(ハイ、偉そうです…汗)。


全編通して、激しい夫婦喧嘩が描かれます。

つまり罵り合い・・・。

内容はとことん不毛。

作品全体にもニヒルな世界観が漂っており、そこに現代中国の時代の空気、ひいてはエゴの肥大化が加速する現代中国の精神的危機を感じました。

また、心の闇の表出の仕方は国民性によって異なるでしょうが、現代日本人も同じような傾向にあると言えるでしょう。

それにしても、狂女にもかかわらず抗いがたい魔性の魅惑を放つ徐静蕾。

トリカブトの花のようです。

かなり危険・・・。

怖い怖い。

こういう女性には近づかない方が賢明ですね(ま、そういう機会もありませんけど…)。

しかし、映像が海賊版のように汚いのはなぜだろう・・・

5段階評価・・・


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