一顆明珠~住職の記録~

尽十方世界一顆明珠。日々これ修行です。いち住職の気ままなブログ。ときどき真面目です。

ADHD発症児の母、喫煙率一般の2倍

2007年04月22日 | 禁煙
※表題の記事はこちら

近年、幼稚園においても「ADHD(注意欠陥多動性障害)」の問題がクローズアップされています。

実際、ADHD、LDをはじめ、「ボーダー(この言い方にはいささか抵抗はありますが…)」と呼ばれる子どもたちの問題をテーマにした研修会を開くと、必ず大勢の参加があるとのこと。

いま最も教育者が関心を寄せている問題の一つと言えるでしょう。

詳しい原因は不明ですが、脳の器質的な問題とされています。

長年子どもたちを見ているベテランの園長先生でさえも、最近「気になる子ども」、「特別な配慮を要する子ども」が明らかに増えていると話します。

私も8年間、幼稚園の仕事に携わっていますが、年々そうした子どもが増えているように思えてなりません。

さて、この記事に報告されていることが、科学的にどこまで信憑性があるかは分かりませんが、もし母親の喫煙とADHD児の出生に因果関係があるということが科学的に明らかになれば、これは大変な問題です。

しかし、それでも、JTはなんだかんだと御用学者の反証データを盾に、言い逃れをしてタバコを売り続けるでしょうが。。。

本当に恐ろしいことです。

そして何より私が危惧するのは、実際に、ADHD児を持つ喫煙者の母親が、この因果関係を知ったときに、どれだけ自分を責めるだろうか・・・ということ。

「自分の喫煙のせいで、子どもがADHDになったのかもしれない・・・」。

そんな疑念が生じてしまったが最後、母親は酷い罪悪感に苛まれるに違いありません。

想像するだけで胸が痛くなります。

とにかくタバコは将来的にこの世から廃絶されて欲しいですね。

最近わが教区の若手にも禁煙の輪が広がってきました。

本人のためにも周囲のためにも、本当に喜ばしいことです。

どうも坊さんにタバコは似合いませんしね。

実際見た目も悪いです。

あ、坊さんにお酒は大目に見ましょうね・・・

お酒も適量であれば、般若湯。

度を過ぎてしまえば、無明湯。

無明湯にならないように気をつけましょう。。。

自戒の念を込めて。。。


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