日中越境EC雑感

2008年に上海でたおばおに店を作るところから始めて、早もうすぐ10年。余りの変化に驚きの連続

カモメ様に当ブログが紹介されました。

2009-05-30 | 日本・日系企業
空カモメ様が運営している、中国ビジネス関連のサイトで、私のブログが照会していただける事になりました。
http://www.kamome.bz/

 カモメ様に関しては、人材紹介系の企業と思っていたのですが、実際には複数の人材紹介会社から広告費を徴収し、その中で求人に関連したコンテンツを作成して求人プロモーションを行っていらっしゃるようです。

 エクスプローラやコンシェルジェ等の日本人向けフリーペーパーと同じ概念で、それをリクルーティングにフォーカスして行っているのですね。昨年辺りから、金融不況の影響も有り、日系人材会社で撤退や清算をしたところが出る中、ほぼ前年の契約は確保できたとの事で、頑張ってらっしゃいますね。日本の人材紹介業界同様、当地もこの分野は今はかなり厳しいと思うのですけど、高額ではない広告収入の数を集めるという形態が寄与しているのでしょう。そのスポンサーの中に外資系企業も入っているのは驚きでした。コールセンター関連需要がメインだと思いますけど、日本人技術者ニーズとか取り込むと色々拡大する戦略の立て方は幾らでもある分野ですね。面白そうな事業範囲かと思います。

 さて、私のブログをご覧になってコンタクトを戴きお会いしたのですが、一緒に紹介されているブログの作者を見て、正直おどろきました。スイングバイの海野さんは、前からお名前は伺っており一度お会いしたいと思っていた方ですし、ドコモの石井さんも結構当地では有名な方です。

 さて、、、恥ずかしくないコンテンツを発信し続けられるかな。。私のは誤字脱字滅茶苦茶多いですしね。。。

http://kamome.cn/
以下サイトより、
 空カモメ株式会社が運営する『カモメ中国転職』は「ハートにチャイナ☆スター!」をスローガンに、本気で中国で働きたい人の為の求人情報サイトとして2004年12月1日にオープン致しました。今までの中国系求人情報サイトと違い、求人企業のPR力をアップし見るだけで楽しい求人サイト作りに心がけています。その為、オフィス風景の写真掲載スペースを設けたり、承諾いただいた企業さまには取材を行い、求職者の皆様に企業の事業内容や採用主旨がより伝わるように運営してまいります。
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中国EC どういう店が多いか

2009-05-30 | 中国経済関連
 淘宝のユーザーは昨年末で8千万人。現在は1億人とか言われていますが、出店している数がどれだけあるのかなと思って、淘宝のカテゴリー別のお店の数を見てみると、以下の通りでした。  

 210万店舗というのは日本の感覚したらどうなんでしょう?個人的には多すぎると思いますね。この210万店は同じ人が複数経営している事もあるでしょうが、信用度=トランザクション量の増加=売上拡大に結びつく淘宝の仕組みを考えると、数は多くは無いでしょう。 

  この210万人には、実際に既に店舗を経営している人、ネットショップ専業で食っている人(今の僕らと一緒ですね)、サラリーマンが副業で行っている人。参加者は本当に様々だと思います。 

  カテゴリーを見ると、女性服、コスメ系、アクセサリー系が多いですね。どこの国も同じ傾向を示すかもしれません。書籍や音楽が低いのは、さすがにこの分野はアマゾンやだんだん網等のB2Cが強いからでしょう。C2Cで本売っても利鞘が低いんじゃないですかね? 

  僕らの所属するベビー用品分野は17位と、それほど多いわけでは有りません。しかし、3万8千店舗か。。数的にはすさまじいですね。前調べた時は2万店舗くらいだったような気がしたのですけど、経済危機の影響で増えているのかもしれません。 

  まぁ、今から淘宝で販売しようとする方は、それが中国人であろうと日本人であろうと、これだけの数の同業と戦っていくという事になります。日本の楽天が、当初は出店=有る程度の売上増加が見込めたのに、だいぶ前から楽天の中でどう目立つかが課題になっていますよね。 

  楽天と異なり、出店する事でてら銭を取らない淘宝は楽天よりも参入障壁が低くなります。それだけに競争はもっと激しいということになります。 そういえば、楽天の中国進出ってどうなっているのでしょう?日本のビジネスモデルが中国では全く通用しません。EBayもこけました(まぁ、Ebayは日本でもこけましたけど)。今更ECインフラサイト作っても、淘宝が既に圧倒的に強く、百度のヨウアの存在も考えればよっぽど頭ひねらないと意味の無い投資になると思いますが、どうするか興味深いですね。  

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中国へ高齢化サービスを輸出??

2009-05-30 | 中国ビジネス関連
 サーチナを見ていたら、「日本から中国へ、高齢化社会に「サービス概念」の輸出を」という題名の記事が載っていました。内容としては

・中国民政局発表の「2008年民生事業発展統計報告」によると、中国の60歳以上の人口=1億5989万人(総人口の約12%)、日本の定義と合わせた65歳以上の人口=1億956万人(総人口の約8%)に達し、今後、毎年平均800万人規模で増加する見込。

・中でも上海は最も高齢化が進んでおり、2006年末時点で60歳以上の人口は、全体の20%以上を占めるようになっている。

・上海では、高齢者増加に伴う市民の負担の軽減、高齢者向け介護サービスの早急な整備拡充が課題になっており、高齢者向けの権利保護施設の充実策として、2010年までに在宅介護が受けられる高齢者を25万人まで拡大し、且つ老人ホームのベッド数を10万床に増床するとしている。



※この記事の続きは有料となります⇒中国市場進出/販売実践会
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