煙草を買わないと罰金！

　中国は経済対策にさまざまな処置を取っていますが、湖北省ゴンガン地区では、公務員に対して地元産の煙草を23,000カートンも購入する事を命じたそうです。地方政府の公式な購買リストにも明記されもし買わないと罰金が課されるとか。おまけに学校までがその対象になっているそうです。

　もちろん煙草が売れると、地元の煙草会社の収益が潤う以外に地方政府の税収も増加することになります。張天市では１年に400カートン以上購入する様に割り当てられており、買わない場合は地方政府が1000元の罰金を受けるそうです。

　検査も厳しいようで、有る学校では先生が輸入煙草を吸っていたことを灰皿に残った吸殻をチェックしてわかったとか。その為に政府が規制違反だとして非難したそうです。何でもご当地煙草以外を吸う事は、自分の地域の税収を減らす行為だとみなされるそうです。

　中国では煙草税が全体の税収の10%に達するそうですね、この規定を導入したゴーガンでも22百万元の税収が昨年あったそうです。中国国内には100以上の大きな煙草メーカーがあるそうですが、夫々の地方政府は皆地元の煙草を吸って税収を上げることを望んでいるそうですね。幾つかの地域では、他の地域の煙草メーカーの煙草には追加の税金を課す事もあるそうですし、酷い場合は販売も禁止するそうです。

　中国国内で中国産のタバコを買うと、買う場所によって値段が違うのが不思議だったのですが、こういう背景があるとは知りませんでした。それにしても、中央政府はやたらと固定資産投資を増やし、借金（銀行融資）も増やしていますが、地方政府が個々まで保護主義だとは。上海だけ見ていても中国はわからないという一つの事例では有ります。

　外国製品排斥運動とかに発展しなければよいんですけど、実際の所は田舎に行けば陰に陽にそういう行為に直面せざるを得ないのでしょう。

中国メキシコ人旅行者を隔離

　昨日メキシコから上海経由で香港に入国した２５歳のメキシコ人から豚インフルエンザが発見されたという報道がなされていますが、中国政府はその後70人以上のメキシコ人旅行者を隔離しているようです。メキシコ政府が不満を述べたそうです。メキシコはまた、中国への旅行を中止するよう国民に呼びかけているとの事。

　中国はまた、メキシコからの便を止めたようですね。一方メキシコ在住の中国人を迎えにいくチャーター便を昨夜出そうとしたそうですが、メキシコから着陸を拒否された為にキャンセルされたそうです。

　中国らしい対応といえば対応ですね。

http://www.scmp.com/portal/site/SCMP/menuitem.2af62ecb329d3d7733492d9253a0a0a0/?vgnextoid=5ad58310cc601210VgnVCM100000360a0a0aRCRD&ss=&s=Home

清志郎が死んだ。。おまけに香港で豚インフル

　５月１日から２泊で杭州の奥に有る桐芦というところに、嫁と子供に加えて現在の宅急便会社の子達と遊びに行ってきたのですが、帰りに上海までの直行バスのチケットが全て売り切れていて、バスで杭州経由で、その後ダフ屋から上海までの新幹線のチケットを帰ってなんとかたどりついてみたら。。

　RCの清志郎が亡くなったという報道を見てがっかり。。ガンになったことは知っていたのですが、去年は復活コンサートやっていたので、その後順調に回復しているのだろうと思っていました。

　カラオケでハイになった時は今でも謳わせていただいているのが、ただただご冥福をお祈り申しあげます。残念だなぁ。。


　おまけに香港で豚インフルエンザの患者が始めて発生して、かつその患者のメキシコ人は上海経由で香港に入ったという事で、あれあれという感じです。マスクとかインフルエンザ防止キットの販売とかを検討していたところだったのですが、キットは販売しないで自家用に取っといた方が良さそうですね。上海までの便には176名のどう乗客と13人のクルーがいたそうですが、ちゃんと検査しているのかな？一応全員７日間の検査をするそうですが、上海で降りた客は一旦は外にでたはずですよね。。