日中越境EC雑感

2008年に上海でたおばおに店を作るところから始めて、早もうすぐ10年。余りの変化に驚きの連続

淘宝代行業

2009-05-24 | 日本・日系企業
 淘宝という中国のECサイトの名前が日本でどのくらい知られているのか、残念ながら私は知らないのですが、ご存知の方も一般的には商品を中国で仕入、日本のYahooで販売するという目的で捕らえられている方が多いのではないでしょうか?

 私自身は、元々上海嫁が小遣い稼ぎで始めた淘宝のお店について、色々調べていくに連れて、日本企業の中国進出の際に障害になる(併行輸入品により市場があらされる)一方、日本の商品を販売するフィールドとしてはかなり有望かつ面白い場である事。現実に在に中中国人を中心にかなり多くの商品が既に販売されており、中国側の法制度などが厳密に適応されない限りその流れは抑えようが無い事(中国の体質を考えると、法律の厳格な適用事態が考えがたい)などが解り。

・当面の生活費稼ぎの場
・ノウハウの取得とそれを他の事業への展開
・日本の中堅企業が中国市場に商品販売をするスキームの構築
・顧客獲得による、特定商品群分野における市場調査の場の構築

 などなどを目的にして、事業を進めてきています。

 一方、淘宝事態の出店代行を事業を行う方がいらっしゃり、だいぶ前に一度お会いさせていただいた事があります。夫々上海に長く生活していらっしゃる日本人と、中国人の方が進めているようですが、陶宝自体の仕組みや、内容に付いては、彼らのサイトをご覧になればわかりやすいと思います。
http://www.tuts-china.com/service/index.html

 ネットショップの方は、こういうサービスを受けると気軽に出店できるという事ですね。商品エリアに拘っていないので、一つのあり方かなと思います。
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中国自動車市場の現況

2009-05-24 | 中国ビジネス関連
中国の自動車業界は、本年初頭から他国に比べて好調で、世界一の販売量を誇っています。唯その内容にいろいろ疑問のコメントがつけられていますが、上海デイリーにおおまかな車種別の内訳が乗っていました。 中国政府が1600cc以下の自動車購入に関して農村部に補助金を出した事により、上記の通りミニバンとミニトラックが非常に伸びています。


※この記事の続きは有料となります⇒中国市場進出/販売実践会
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一人っ子政策を強化

2009-05-24 | 中国経済関連
5/21に国務院が新しい家族計画規則を発表しましたが、これによると何百万人もの出稼ぎ労働者が避妊から解放される。しかし、余分な子供がいるものに対する刑罰は所得に基づく事になるそうです。

 中国では一人っ子政策を取っていますが、農民などを見ると兄弟の居る一人っ子世代の子が沢山います。結局の所二人目以降を出産しても所得に応じた罰金を払えば許される。二人目以降の子供の教育費などが高額になる、などの不利な面が出てきますが、農民の場合には学校にも生かせない事例が多いようです。

 上海でも地方からの出稼ぎ労働者は非常に多く、人口の1/3以上を占めているのですが、単純に仕事を求めるだけでなく、都市部に来て好学の所得を得て、一方地方の地元基準による罰金を払うことにより二人名工の子供を生む事例が多いそうです。

 こういう事例を規制するために新しい規則が発表され、出稼ぎ労働者が二人名工を出産した時の罰金を、地元基準ではなく実際に働いている場の所得基準に改定したようです。

 一方高齢出産の場合や、自ら断種手術を受ける人は、数日間の休日を得るなどの報酬を得られるようですね。

 もし一人っ子政策を取らなければ既に3億人以上の赤ん坊が生まれ手居た筈だそうです。人口は年々800-1000名増加しており、現在13億人の人口が15-16億人まで増加する見込みとの事。

 難しい問題ですね。一人っ子政策を取って人口を抑制しないといけない。デモ将来は、日本を筆頭に先進国の多くが現在直面している少子高齢化の課題がやってくる。問題の先送りにしかならない気がするのですけど、中国の長期的将来はどうなってしまうのでしょう?

 http://www.scmp.com/portal/site/SCMP/menuitem.2af62ecb329d3d7733492d9253a0a0a0/?vgnextoid=e6f3091f51461210VgnVCM100000360a0a0aRCRD&ss=China&s=News
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内藤の上海防衛戦中止

2009-05-24 | 中国経済関連
内藤の上海防衛戦中止、日本で代替開催へ

になったようです。。中国国内で日本がからむスポーツの機会自体が少ないので、この試合は楽しみである反面、反日感情を考えると見に行くかどうか迷うものでした。

 サッカーACLの鹿島と上海申花、北京国安対名古屋、ガンバと山東等ノアウェイ戦で、中国チームのマナーの悪さと観客の対応の酷さが色々報道されています。実際に競技場に行けば「これがアウェイか」と思わされる一方で、どこまで彼らは日本が嫌いなのだろうと再確認する場にもなります。

 ボクシングの場合、会場も狭いですし、内藤が勝った場合その後の観客の対応がどうなるのか正直不安だったのですが、そういう意味では会場が日本になるのか、延期かいずれにしても良かったかもしれません。

 でも、試合予定4日前で急遽延期って。。読売には興行的に上手く行っていないと報道されてもいますが、実際の理由はなんだったんでしょう?


記事:
 上海で26日に行う予定だったWBC世界フライ級チャンピオン、内藤大助(34=宮田)の5度目の防衛戦が中止となったことが23日、分かった。興行をめぐり、宮田ジムと挑戦者側で交渉を詰め切れなかったためとみられる。日本で代替開催する方向で調整する。

 内藤は同級10位の熊朝忠(26=中国)の挑戦を受ける予定だった。現地入りしている日本ボクシングコミッションの安河内剛事務局長は「プロモーターの問題」と話した。

 内藤にとって海外で初めての防衛戦は、中国進出を目指すWBCの強い意向で決定。24日に日本を出発し、25日には上海で調印式と前日計量に臨むことになっていた。http://www.yomiuri.co.jp/sports/news/20090523-OYT1T01111.htm
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