本記事は2020年2月16日にアップしたものだが、本ブログを始めてまだ日の浅い時期なのでご覧になられた方は少ないかと思う。
実は今日、この山に行こうと思ったが、不要不急の外出は控えろとのご時勢だし、風も強かった(花の写真は撮りにくい)ので断念した。
今年は異常な暖冬だったので春の進行が例年に較べ一週間から十日くらい早い。
もし今日行ったら、この投稿と丁度同じような季節の進度を体感しただろうなと思い、再度アップに及んだような次第。
どうかご寛容願いたい。
4月17日は秋田市の奥地にある低山ふたつ、筑紫森(392m)と岩谷山(366m)に登ってみた。
まずは筑紫森。
登山口の少し手前から眺めた筑紫森。(´π`;)この山は下界から非常に見えにくい。
この山は既に何度も登っているが、不思議と記録が無い。いや有った。⇒ 昨年の11月。
登山口から歩き始めると、裸の低木類がさかんと開花の真っ最中。
キブシ、アブラチャン、オオバクロモジなど。
代表してアブラチャン。
初めは森林の中の緩やかな登りだが、途中から、様相は一変。
急こう配の岩尾根が現れ、ロープや鎖のお世話になりながら登ったり、迂回したり・・・
天狗の油こぼし
意外にあっけなく(10分程度で)山頂に到着。
そこには小さなお社があり、バックには太平山の連峰が立ち並ぶ。
太平山の盟主、奥岳(1170m)
南の方を眺めると・・・
マルバマンサク
ここは予想した通り、鳥海山のみごとなビューポイントだった。
山頂付近(主に岩場)で咲いてた花たち。
イワナシ オオイワウチワ
山頂で休んでいる間、複数のヒオドシチョウが舞っていた。
うち一羽はすぐ近くの岩の上でじっと日向ぼっこ。おかげで至近距離から観察できた。
山頂から西側、秋田市方面を望む。 左の山が次に登る岩谷山。
ここで非合法マップ(今回歩いたルートは黄破線)。
次は岩谷山(366m)。
砂子渕集落から岩谷山を望む。
当初、ガイドブック等でも推奨しているユフォーレから登ろうと向かうが、 (´π`;)登り口がわからない。
結局、南山麓の砂子渕集落に戻り、赤い鳥居から挑んだ。
登り初めはスギの植林地だが、勾配のきつい山体に取り付くと明るい広葉樹林に変わる。
花は殆ど無かったが、シュンランだけはイッパイ有った。
山頂付近は岩が剥き出しになっている。
山頂付近の岩のひとつ。
山頂手前の展望所(岩壁の上)からの下界の眺めは素晴らしかった。
しかし高所恐怖症の人にはちょっと厳しい場所。
展望所(岩壁の上)から砂子渕集落を見下ろす。
展望所(岩壁の上)から岩見三内や秋田市方面を望む。
展望所(岩壁の上)からは鳥海山もよく見える
のだが、昼以降はモヤってしまった。
四等三角点のある山頂からは北側、太平山の眺めが良いが、基本的に筑紫森山頂からと同じだった。
太平山系の一ピーク、御衣(みそ)森。
山頂で出会った{>(´π`)<}〃パタパタ。
ヒオドシチョウがイッパイ。 オオカメノキ。
オオカメノキ
山を降りてから、周辺で見た花たち。
カタクリ キクザキイチゲ(濃色タイプ)
帰りに下界から見た太平山の山なみ
以上。
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