モウズイカの裏庭2

秋田在・リタイア老人の花と山歩きの記録です。

鳥海山でニッコウキスゲを満喫。後編。(2022年7月8日)

2022年07月18日 | 鳥海山/鉾立・夏

 

(本頁は「鳥海山でニッコウキスゲを満喫。前編。」の続きです。)

長坂道T字分岐付近はニッコウキスゲのお花畑になっていた。
この場所でのニッコウキスゲの開花は例年10日頃と記憶していたが、
今年はどうしたんだろう。8日で既に満開の様相だ。

ニッコウキスゲの群生



ニッコウキスゲの群生は全国に数あれど、
ここは花だけではない。
鳥海山のおまけつきだ。
個人的には素晴らしい山岳花風景だと思う。

ニッコウキスゲの群生越しに鳥海山本体を望む。



少しずれた場所からもう一枚。




長坂道稜線にはニッコウキスゲのお花畑が続いている。

稜線を少し進んで・・・

ニッコウキスゲの群生






今まで見た中では最も密度が濃く、フレッシュなニッコウキスゲ群生だった。

今年は当たり年なんだろう。

鳥海山にそろそろ雲が湧いてきた。

白い穂花はコバイケイソウ
 
                                                  鍋森を望む。





ニッコウキスゲ単体
 
                                                 エゾヨツバシオガマ

長坂道稜線を更に進んで、
笙ヶ岳方面を振り返る。




チョウカイフスマが咲き出していた。

チョウカイフスマ
 
                                    チョウカイフスマを描いためんこい石


この石がチョウカイフスマの生育地に置かれていた。

ニッコウキスゲ越しに鳥の海



ウサギギク
 

                                          ミヤマキンポウゲにエゾヨツバシオガマ


御浜を過ぎると、鳥の海(鳥海湖)と鍋森が並んで見えるようになる。

御浜の上から鳥の海、鍋森を望む。左奥に月山。



ネバリノギラン
 

                                        ハクサンチドリ


やや古くなった花を二種。

ハクサンイチゲ




ミヤマウスユキソウ



御田ヶ原から鳥海山を望む。




この後すぐガスに包まれ、山は見えなくなった。

6月22日同様、今回もここまで。

扇子森山頂にある巨石。上は平らでベッドのようになっている。




以前、この上で昼寝している登山者を見かけた。

(´π`;)ワタシには畏れ多くてそんなことは出来ない。

近くの別岩に腰かけ、休憩していたら、私の指に地味な蝶々が止まった。
ずっと逃げずに私の指をチューチュー吸っていた。




後で蝶に詳しい友人から、タテハチョウの仲間、サトキマダラヒカゲと教えて頂く。

ウィキペディアで検索したら、
「山道を歩いている人間の汗に寄ってくることもある。」との記述が有った。


以上。


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4 コメント

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おはようございます(^^♪ (のり)
2022-07-17 10:02:40
本当に贅沢な?山歩きですね!!
そして、ホントにめんこい花の石!!!
返信する
のりさんへ。 (モウズイカ)
2022-07-17 10:39:03
コメントありがとうございます。
今回の鳥海山、facebook上の山仲間の話では、ニッコウキスゲの当たり年、
7、8年ぶりの大豊作のようです。
私もこれほど濃い群生を見たのは四半世紀ぶりのように思います。
ここで撮ったチョウカイフスマは秘密の場所のものですが、
こういう小石が置かれているところを見ると
知ってる人は他にもけっこう居ることがわかりました。
返信する
Unknown (ミルク)
2022-07-17 23:08:01
こんばんは。
これは、素晴らしいキスゲの群生ですね。
こんなシーン見たことないです。
返信する
ミルクさんへ。 (モウズイカ)
2022-07-18 07:20:33
コメントありがとうございます。
今年の鳥海山はニッコウキスゲの当たり年でした。
上のコメントにも書きましたように個人的には四半世紀ぶり、
ただし以前は成熟した花畑でした。
こんなにフレッシュな群生は初めてでした。
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