モウズイカの裏庭2

秋田在・リタイア老人の花と山歩きの記録です。

鳥海山でニッコウキスゲを満喫。前編。(2022年7月8日)

2022年07月16日 | 鳥海山/鉾立・夏

6月22日、鳥海山に行った(記録はこちらあと、
秋田では珍しく本格的な梅雨空が続き、山には行かなかった。

七月になり、天気が回復して来たので、7月6日に早池峰山、一日置いて8日に鳥海山に行って来た。
順序から行けば、早池峰山を先に報告すべきだが、写真整理が早く進んだ鳥海山から先に報告しようと思う。
今回の鳥海山はニッコウキスゲがドンピシャだった。

長坂道稜線のニッコウキスゲ群生



7月8日は久々に澄んだ夏空だった。
それでも夏の鳥海山は日が高くなると決まって雲が湧く。

その姿を眺めるためには、少しでも早い時間帯に山に取り付く必要が有る。
この日は3時10分頃、家を出た。高速道(日東道)は途中、夜間工事していたため、大内で一旦、国道に下りる。

途中の大内から見た夜明け前の鳥海山



その後、本荘から再度、高速道に上がり、

登山口の鉾立には5時10分に到着。5時半から登山を開始した。

鉾立から見た奈曾渓谷と鳥海山本体



前回、訪ねた折り、よく見えた白糸の滝はほとんど見えなくなっていた。

白糸の滝
 

                                                                                                   鳥海山本体とはここで一旦お別れとなる。


県境を越えると、いつも最初の休憩ポイントにしている岩が見えて来た。




鉾立から賽の河原までの登山道沿いで咲いていた花たち。

ハクサンシャクナゲ



ミヤマカラマツ

 

                                        ニガナの仲間。白(乳白色)のタイプ

前回、多かったシラネアオイは終了し、今回はニガナの仲間が多かった。

この花は黄色と白(乳白色)の2タイプがあり、場所によっては混生。
なおこの花は早朝は閉じていたので、午後、下山時に撮影した。

ニガナの仲間。黄色のタイプ



ベニバナイチゴやサンカヨウは賽の河原が近くなった道端で見かけた。

ベニバナイチゴ
 

                                              サンカヨウ


今回のマップ



前回(6月22日)は県境を越えてほどなく雪渓が始まっていたが、今回は賽の河原まで後退していた。

ここから直に御浜に登るのならば、この先アイゼンは不要だが、
私は装着し、右側に展開する雪渓に挑んだ。そして(大平ルートの)河原宿を目指した。

賽の河原から河原宿に続く雪渓。登り口は傾斜が急なのでアイゼンが必要だった。



賽の河原に咲くチングルマ



ヒナザクラ
 

                                             イワカガミ

雪渓の際にミツバノバイカオウレン。




雪渓の近くにニッコウキスゲが咲いてる小ピークが有った。
登ってみたら、ニッコウキスゲは思ったより疎らだったが、男鹿半島が見えた。

右奥に男鹿半島



ニッコウキスゲ



河原宿から長坂道稜線に続く雪渓を眺める。こちらは緩くアイゼンは不要。




雪渓を登り詰め、長坂道T字分岐に到着。
目の前に鳥海山本体がドーンと現れる。
雲はまだ湧いてなかった。




T字分岐から月山を望む。




ここからの山の眺めは素晴らしいが、それ以上に好かったのは・・・

後編」に続く。


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