モウズイカの裏庭2

秋田在・リタイア老人の花と山歩きの記録です。

華麗なる低山紅葉・白土山(2014年10月26,30日)

2020年11月10日 | 出羽丘陵

(本記事は自ホームページの旧記事をブログ用にリメイクしたものである。)

秋田では、10月も末になると、紅葉前線が低地まで降りて来る。
昨年秋、ひょんなことから見つけた紅葉スポット、白土山(横手市大森町)がそろそろ紅葉してるだろなと思い、
10月26日の朝、確認に行ってみた。するとご覧の通り、紅葉は始まっていた。







 








農業用水路で仕切られただけで、田んぼからいきなり始まる。

こんな壮絶な紅葉は全国的にも類を見ないと思う。

 









撮影していたら、シルバーカーを押して散歩中のお婆ちゃんが話しかけて来た。

「ここは昔からホントに紅葉が綺麗な処だ。わらしの頃はにぎりまま持って観に来たもんだ。」
秋田は深山幽谷だけでなく低地でも綺麗な紅葉が見られるが、この場所ほどストレートに綺麗な場所を私は知らない。
もう数日したら黄色も加わり、一層華やかになるだろう。


10月30日は横手に行く用事があったので、少し早めに出て、白土山を掠めてみた。
先日(10月26日)に較べると少し黄色味が出て来た感じだ。
平野(田んぼ)からすぐの場所に何故こんなに綺麗な紅葉の場所があるのか、謎解きはさておき、取り急ぎ報告まで。







 





 





何ゆえ此処だけ異様に紅葉が綺麗なのか。
その理由は赤く紅葉する木が特別に多いせいだが、
詳細はこちら↓(秋田魁新報記事より無断引用)

【横手市大森町、モミジの名所見頃に 地元有志が手入れ】
横手市大森町十日町の通称・白土山(しろつちやま)のモミジが真っ赤に色づき、見頃を迎えている。
市大森地域局から大仙市に通じる県道を2キロほど進み、左手に見えるこんもりした山がそれ。
地元では知られた紅葉の名所で、行き交うドライバーの目を楽しませている。
白土山はかつて陶器用の土が掘られていた個人所有の山。
5年ほど前に地元有志らが「紅葉(もみじ)山を21世紀に残す会」をつくり、持ち主から山を借りて管理。

約50人がカエデやマツを植樹したり、春先にはつるを切ったりしている。
3年前の秋には松くい虫被害で枯れた木を伐採。

2011年1月の大雪では、倒れた老木を処理するなど手入れを欠かさない。
今年は先月25日ごろから紅葉が始まった。
霧がかかった早朝は幻想的な景色が広がり、時間によってさまざまな表情を見せる。



この山、平地からよく見えると言って来たが、人里との位置関係はこんなふうになっている。

2014/11/01 ローソン駐車場から撮影。



手前の道路はけっこう交通量が多く、
しかも皆さん、ビュンビュン飛ばして走ってるので路駐は止めた方がいい
11月1日も老夫婦が路駐し、カメラをかざしながら道路を横断していた。
他車にはタイヘン迷惑だし、ご本人たちも危ない。

さいわいにも近くにローソンの広い駐車場があるのでそちらに止め(そのかわり何か買う)、
テクテク歩いてアプローチするのがよろしいかと。
なお接近するため、畦道に踏み込む方はゴム長をお薦めする。地元の農家の方に会ったら挨拶くらいはしませう。


以上。





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