モウズイカの裏庭2

秋田在・リタイア老人の花と山歩きの記録です。

初夏の三ツ石山はどうなってる。前編。(2021年6月7日)

2021-06-15 | 裏岩手・三ツ石山

三ツ石山と言えば、近年は紅葉で人気爆発中。
シーズンに行ったら駐車場はパンク、山頂まで登山者の行列が出来るほどの人気のお山だが、
 (´π`;)ワタシは秋以外の季節には行ったことがなかった。

2017/09/25 三ツ石山山頂付近



初夏はどうなってるのか興味があったので、6月2日に行ってみたところ、

(T_T)網張温泉を過ぎてまもなくのところでゲートが閉っていた(この日は真昼岳に変更。⇒ こちら)。
道路が凍結する怖れがあるとか冬季通行止めの最中で開門は6月5日以降とのこと。

今回の非合法マップ




満を持して6月7日に再挑戦。今回はスムーズに奥まで入れた。
ところが朝7時15分、奥産道のゲート前に着いてビックリ。駐車場の空きスペースはなんと一台分しかなかった。
こんな時期にも三ツ石は登山者が多いんだ、凄い山だなと思いつつ、歩き出したら・・・

奥産道のゲートはいつも物々しい。「バイク進入禁止」のところにある狭い通路(「乙」の字のようになっている)を入って行く。




その先の奥産道は舗装道路が延々と続く。




笹薮のあちこちから鈴の音やラジオ、人の会話が聞こえ、更にはサイレンや爆竹まで鳴って仰天。
東北の山、特にブナ帯では常にクマさんに怯えながら歩いているが、ここでは心配無用だった。
舗装道路のあちこちに組み立て式の台車のようなものやショッピング・カートまで有った。
このカートなどは、あの狭いゲートからどうやって入れたのか。




これすべて山菜取りの皆さんの持ち物だ。ここの山菜取りの皆さんはかなり本格的で頭脳的だと思った。

約40分間、舗装道路を歩くと奥産道の終点。ここから登山道が始まる。




ノビネチドリ
 

                                              登山道

なお奥産道が終わり、登山道に入ったら、誰も居なかった。
この日、三ツ石山の山頂にはもちろん一番乗りだった。

その後、昼近くなったら、山の上で二十人くらいの登山者と交叉したが、下山して更にまたビックリ。
駐車場を埋めていた何十台ものクルマは蒸発し、柿の種号一台しか残ってなかった。
山菜取りの皆さんは夜の暗いうちに入山し、夜明けと同時に採取スタート、午前中のうちに片をつけて下山するようだ。

三ツ石山は秋は紅葉の山だが、初夏は山菜取りの山なんだと思い知った。

本格的な登山道に入ったら、山菜取りの方はもちろん、登山者も誰も居なかった。
ブナ林、続くダケカンバと低木林の急坂を登ると、
アオモリトドマツが多い緩斜面に変わり、ほどなく三ツ石山荘に到着した。
廻りの湿原にはミズバショウが咲き残っていた。

途中のアオモリトドマツ林
 

                                             タケシマラン


ミズバショウ



三ツ石山荘には誰も居らず、近くの木道の上にはでかいガマガエルが。下の方は20センチくらいあったかな。

詳しい方の話では交尾(抱接)中のアズマヒキガエルで下がメスで上がオスとのこと。




三ツ石山荘から先はすぐに森林が途切れ、三ツ石山本体への登りになる。
上の方で傾斜のきつい雪渓が現れた。ツボ足では困難と判断、アイゼンを装着。
登り詰めた先でアイゼンの脱着に手間取ったが、9時半頃、山頂に到着した。
北半分はよく晴れて、広大な眺めが広がっていた。後ろを振り返ると、岩手山からも雲が取れていた。

山頂直前の雪渓
 

                                             山頂から岩手山


山頂から八幡平方面を望む。



花は思ったよりも少なかったが、三ツ石山荘から三ツ石山本体の登りに差し掛かる付近には多かった。
ただし純然たる高山植物ではなく、シラネアオイやサンカヨウ、オオバキスミレなど低山にあるものばかりで、
キクザキイチゲもまだ咲き残っていた。

シラネアオイ



サンカヨウ




サンカヨウの半透け
 

                                        シラネアオイとサンカヨウのコンビネーション


オオバキスミレ



キクザキイチゲ
 

                                            オクエゾサイシン


イワナシも少し。




後編」へ続く。


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4 コメント

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シラネアオイがきれいですね (shu)
2021-06-15 09:41:37
モウズイカさん おはようございます。
三ツ石山への登山、お疲れさまでした。
登ったことはありませんが、名前はよく聞いていました。
今の時季は山菜取りと、山野草がきれいですね。

シラネアオイは本家の日光白根山ではほとんど見られず、柵で囲って保護してありました。
尾瀬では何と、柵に高圧電流まで通す念の入れようでした。
シカから守るのでしょうが、人もこの花が数を減らした一因のようですね。
ランの種類も多そうですね。こちらは残念なことに、シカより人から守る必要がありそうです。
shuさんへ。 (モウズイカ)
2021-06-15 13:34:49
コメントありがとうございます。
シラネアオイとシカの食害に関しては、奇遇にも、先ほど拙face bookでも話題になっておりました。
秋田など日本海沿岸部や三ツ石山のような奥羽山系はシラネアオイが豊富で、シカの食害については報告がありません。
これは雪が多くて、シカが餌を取れず、越冬できないからだと聞きました。
その点、積雪期に冬眠する術を持っているクマさんは秋田にも多いわけです。
ランや一部の希少植物の減少は明らかにヒトのせいですね。
最近はそういったマニアや盗掘者も高齢化が進み、減っていると聞きますが、
新手の勢力が出て来ていたちごっこのようです。
困ったもんです。
Unknown (warincafe2010)
2021-06-17 11:10:12
こんにちは👋😃

山登り!
本当に一度やって見たいです。

景色も綺麗だし。
お花も綺麗なの一杯見れますね😊😊

なかなか機会がなくて

本当にやってみたいなぁ~!といつも思います。

頑張ってくださいね😊😊
warincafe2010さんへ。 (モウズイカ)
2021-06-17 17:42:02
コメントありがとうございます。
またレスポンス遅くなりすみません。
実は今日も山へ行っておりました。出発が未明だったため、
今日はブログ更新お休みとさせて頂きました。
山歩きはいいもんです。私の場合は30歳前後に少しやって、その後、20数年中断し、
会社リタイア近くなって再開しました。
中断期間のうちに脚力は衰え、メタボになり、
糖尿病の宣告を受けました。
糖尿病にはダイエットと運動が好いとのことで、
半年で10キロ近く体重を落とし、脚力を強くする運動を続けております。
私の山歩きは花を見ること、素晴らしい景色を見ることが目的です。
このように何か目標を決めて登られたらよいと思います。
わけのわからんレスポンスになり、すみません。
これからもよろしくお願いします。

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