今日の常念岳

安曇野から見える代表的な山である常念岳を中心に、安曇野の自然、日常の風景など、画像で綴っていきます。

青木峠(5月17日)

2014-05-19 00:10:09 | その他諸々

久々に大口沢~R143刈谷原隧道経由で旧四賀村に行った。
ここからの選択肢として、
(1) 保福寺峠
(2) 青木峠
(3) 風越峠
(4) 花川原峠
(5) 会田川沿いに明科
が考えられた。(1)(3)は気分的に乗らず却下、(5)も、何度も通っているルートなので今回は却下。善光寺街道の会田宿で少し迷った末に、青木峠手前から西条へ下る道があるので、その道経由で戻ることにして、選択肢にある峠のうちで最も傾斜が緩い青木峠に行くことにした。

青木峠の登り口、旧四賀村。これは、会田川と矢久川の合流点付近。北アルプスがきれいに見えていたらかなりいい景色と思われる。山に雪があるうちにまた来ようと思う。

四賀村側のサミットである会吉トンネル。松本市と筑北村の境である。道幅が狭い為か両端に信号機がついていて交互通行になっている。手元のツーリングマップルにはここを"地蔵峠"と書いてあるが、国土地理院の地図によると、地蔵峠はこのトンネルよりも1km位南東にある。点線の道があるので、行けなくはなさそうである。ここまでの登りは、この辺りの峠では考えられないくらい緩い。一説によると、松本-上田間の幹線道路として馬車を通すことを前提に造られた道なので勾配が緩く作ってあるらしい。
会吉トンネルの筑北村側から分岐する林道。非常に気になる。車で来ていたら走りたくなる道である。どこに続いているのだろう?
筑北村側を見る。かなり山の中に入ってきたように思っていたので、農地が開けていて人家が何軒か見えるのは意外な光景だった。
会吉トンネルを抜けると道は直角に曲がり、河鹿沢まで緩いアップダウンを繰り返す。地形に忠実、というか、等高線に忠実な道である。

河鹿沢から標高差60m程登ると、青木村側のサミット明通トンネルになる。このトンネルは両出口とも出たらすぐ直角カーブで、特に青木村側はガードレールの向こうはいきなり急斜面で落ちているので、要注意である。ツーリングマップルにも国土地理院の地図にもこのサミットに"青木峠"と書いてある。「信州百峠」によると、古くはこちらが地蔵峠だったらしいが、明治時代にR143の前身になる幹線道路が通って以来、ここが青木峠と呼ばれるようになったということである。今日はここを折返し点とする。
峠から青木村側を見る。浅間山も見える。

河鹿沢まで引き返して、県道277号 河鹿沢西条停車場線で西条まで下る。これは青木峠の松本側から見えた北アルプス。今日は雲が一杯だ。

県道河鹿沢西条停車場線を下る途中、東条ダムのあたりに八重桜があった。多分ダム周辺整備で植えたのかな、という感じもするが、まだかなり花が残っていて、きれいだ。


西条に下ってから、県道55号差切峡経由という選択肢もあったのだが、既に昼近くになっていたので、国道403号経由で明科に出た。登りのトンネルは避けたかったのだが、車が少なかった所為かそれほど苦にならなかった。家に着いても北アルプスは雲から出ていなかった。

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