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六甲縦走

 今年も六甲縦走に挑みました。

 昨年は摩耶山頂あたりから膝が痛みだし、最後の宝塚では足を引きずりながら歩きましたので、今年はどうなるだろうかと不安を胸に抱きながら、友人の奥本さんと二人で参加しました。

 45分に出発点の須磨浦公園に到着しました。いつもながらの長い列に並びます。昨年と比べて、お天気が悪いせいか、意外に温かく、寒くありません。

522分にやっと受付を済ませて、真っ暗な中、懐中電灯を片手にいざ出発です。

高倉台を越える頃から明るくなりました。予想通り早速、須磨アルプスで渋滞です。はやる気持ちを抑えながらゆっくりと進みます。

高取山を越え、菊水山頂にたどりついてほっと一息です。持参の弁当を食べて一休み、初参加の奥本さんも順調です。

鍋蓋山を越え、摩耶山頂掬星台にたどりつくと、お目当てのホットレモンのカウンターに直行です。疲れた体全体にホットレモンが広がります。毎年、摩耶山を守ろう会の皆様がボランティアでホットレモンをご提供して下さっています。心から感謝です。

そのお向かいには兵庫県柔道整復師会のテントがありました。「去年はなかったな」とのぞきに行きました。「調子はどうですか?寄っていかれませんか。」と声をかけていただき、お言葉に甘えて、両脚に軟膏を擦りこむマッサージを受けました。筋肉痛で痛む脚が軽くなりました。

疲労が回復して、元気が出てきたところで、六甲へ向かいます。

六甲山郵便局の前を通ると今年も甘酒の香りです。局長さんから甘酒を頂き、グウグウ鳴るお腹に流し込みます。美味しいので、もう一杯とお代りをもらい座り込んでしまいました。

ゆっくりと休憩した後、頂戴したハニーキャンディーを口に入れて、目的地の宝塚へと疲れた体に鞭打ちます。

東六甲の分岐点を越えた後は、真っ暗な山道を懐中電灯片手にひたすら歩きます。

歩くのが嫌になっても、もう車の通らない細い山道なので、とにかく歩くしかありません。

休憩なしにじっと我慢しながら宝塚まで歩き、215分にゴールに到着し、ホッとしました。

同行の奥本さんは初めての参加で完走できたと大喜びです。

毎年歩いているときには、「こんな難行苦行は今年でやめよう。」と思うのですが、翌年も参加しています。

5年連続で完走できた健康に感謝の一日でした。

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