![]() | 日々の非常口 (新潮文庫) |
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新潮社 |
☆☆☆
この頃、読書ログを始めてから古本屋に行く機会が増えて、
そこで見つけた、アーサー・ビナートさんの本。
既に何冊か読んでいるが、内容がみな同じでどれが新しいのか古いのかわからない。
平成21年発刊とあるので、エッセイ集としては新しい方か。
気になったのは、二、三箇所しか、なかったのですが。
“ツバメの戒め”というエッセイでは、ミシガンの故郷で親類が集まった時、
伯父が「みんな景気の低迷を嘆いてるけど、ここにきて設備投資が伸びて、
これから上向くに違いない。株は今が買い時だ、絶対に」と、一席ぶち始めると。
黙って聞いていた祖母が、そこでズバッと一言。
“One swallow doesn't make a summer.”
「ツバメが一羽飛来したとて、すぐに夏になるわけではない」と、
まさに、アベノミクスですな。
株価が上っただけで、国民全ての生活が良くなるなんて、
景気が良くなり、給料が上がり、庶民が豊かな生活が実感できるまでには
今相当の時間が掛かりそうですが、その前の消費税アップが・・・・・気になりますな。
ツバメではないですが、長い暑い夏だけは、今年も間違いなくきそうですな。
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