しをんのしおり (新潮文庫) | |
クリエーター情報なし | |
新潮社 |
☆☆☆
三浦しをんさんの2001年~2002年にかけてのエッセイ集。
この本のタイトルは、本当ならば「人生劇場」になるはずだったとか。
担当の方ふたりと着々と「人生劇場」としてできつつあったのに、
偉いサンさんの「しをんのしおり」でいきましょう。」の一言の横槍。
あれこれ抵抗してみたけれど、「こちらの方が売れますよ」で降参。
今、みたいに売れてからだと「人生劇場」も有りかと思いますが、
初期のエッセイとしては「しをんのしおり」の方がかわいくて良かったんでは。
本のタイトル、表紙のデザイン、って大事ですよね。
私たちは、作家を知らなければ、手に取るか取らないかは、
咄嗟にそれだけの情報で判断しているんですよね。
(そのあと、買うか買わないかは、裏のミニ解説もちょっと参考にしますが)
自分の本棚を観ていると、本のもっている顔ってあるんだなと、この頃つくづく感じますな。
この本のカバー挿画は、東ちなつ、さん。
スマホにでてくる絵文字みたいで、12年前で斬新と思ったが、文庫本は7年前か・・・・。
、
一度好きなカバーを選んでみよう・・・・その時はやっぱり内容に影響されるんでしょうな。
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