ごまめ~の~いちょかみ・Ⅱ

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笑福亭鶴二の道頓堀落語会・vol 2

2013-07-05 22:42:45 | 笑福亭鶴二

第二回目の道頓堀落語会

岸本栄一(ギタリスト)さんと、かんのとしこ(アコーディオン)さんのデュオもお楽しみ。

一、桂紋四郎・・・・・・・・・・・・・「つる」

受付をお手伝いしながら聞いていたので、前半部分は聴けず。
二回目のつるの命名のいわれを聞いて飛びだすあたりから聴きだすが、
何度も聞いて知っている噺だが、最後のオチの部分だけ聞いても笑えない。

やはり、噺の仕込の部分って大事なんですな。


二、笑福亭鶴二・・・・・・・・・・・「代脈」

確か、仁鶴さんで聴いたことがあると思うのだが、鶴二さんには珍しい噺。
もう少し色っぽさがあるようなないような噺だった気がするが、
やはり、鶴二さんの「代脈」いたって健康的・・・・・・・・。、

最近ネタおろししたばかりと、聞いていますが、どんな風に変化していくのか興味ありますな。


三、岸本栄一(ギタリスト)、かんのとしこ(アコーディオン)


かんのとしこさんは、一カ月イタリアへお勉強に行っておられて、帰国されたばかり、
岸本さんとの初めてのセッションで、ちょっとした打ちあわせだけで演奏できるなんて
ミュージシャンの方って凄いですな。

「上を向いて歩こう」からはじまり、シャンソン風、映画音楽風、など曲目ははっきり言えないんですけど
最初の数分でお笑いの空気を一掃、まるで違うお洒落な空気に入れ替わる。

普段、笑いを含んだ色物さんで慣れているだけに、生真面目真面目な演奏に、
どう対処したら良いのかちょっと戸惑った舞台でおました。



四、笑福亭呂好・・・・・・・・・・・「時うどん」

なかなかの好演。

親しんだネタだけに、どこか変化を望んで聞く今日この頃ですが、
へんな小細工なくても、正攻法で充分楽しませてくれた、呂好さんの「時うどん」
今、そばをうどんに直しましたが、「時そば」に聴こえたぐらい、シュっとしていたということですな。

この、道頓堀落語会、呂好さんの新しいネタが次々聴けるのも、楽しみの一つですな。


五、笑福亭鶴二・・・・・・・・・・・「船弁慶」

さすが、夏になれば、鶴二さんの「船弁慶」を聴かなければと思いきや、
今日7月7日に梅雨明け、本格的夏の到来でおますな。

雷のおまつの立て弁、いつにもまして、でてくる料理、鱧に西瓜に水なすにそうめん。
美味しそうですな、打上げでも鱧ありましたが、早速翌日の土曜日、家でも鱧鍋しましたで。


今日初めて来た、会社関係のお二人に冷かし気味に、

「雷のお松さん、いかがでしたか・・・・。

夏の遊びの難波橋
対の浴衣に桶鼓
簾下して忍ぶ小間
笹が取り持つ縁かな

是非、次回も素敵な彼と一緒にお越しください」

とLINEすると、

「そもそもこれわ
桓武天皇九代の後胤、平の知盛幽霊なりぃ
あーら珍らしや
いかに義経思いもよらぬ浦浪のぉー

とは言いませんよ、雷のお松より・・・」とのなかなか粋な返事。

次の道頓堀落語会にも、新しい落語ファン一名様ごあんないでおますな・・・。



次回は、9月6日(金)同じく午後7:00開演でおます。





笑福亭鶴二の道頓堀落語会・vol 2
2013年7月5日(金)午後7:00開演
道頓堀 ZAZA  

一、桂紋四郎・・・・・・・・・・・・・「つる」
二、笑福亭鶴二・・・・・・・・・・・「代脈」
仲入り
三、岸本栄一(ギタリスト)、かんのとしこ(アコーディオン)
四、笑福亭呂好・・・・・・・・・・・「時そば」
五、笑福亭鶴二・・・・・・・・・・・「船弁慶」







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コメント (2)
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