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酔生夢死ってわけでもないけれど、、、日々雑感

伊東(網代)「ホテルふたり木もれ陽」〔焼津・伊東(網代)2泊旅行④(完)〕

2021年08月17日 | 旅行記

常宿にしたい出会いがありました。伊東市の「ホテルふたり木もれ陽」です。

(ネットより拝借。国道135号線の崖の上、相模湾・太平洋に向かって建つホテルです。)

場所はこのあたりです。

(伊豆半島の東岸、熱海と伊東の中間あたり、JRの最寄り駅は網代駅。)

 

到着した15時過ぎは傘を差さないとちょっとつらい雨の降り方。外観からは想像できない質素な玄関でホテルの方が傘を持って出迎えてくれました。

ロビー階は1階、ここでチェックインです。

ソファーに座って、ウェルカムドリンク&スイーツをいただきながら、夕食の時刻などを相談。

(ノンアルコールもありますが、スパークリングワインを。スイーツはスイカが入ったゼリー。美味しい~。)

お客さんごとに専属のスタッフの方(「バトラー」と名乗られます)が担当してくれます。

バトラーさんからフロアの説明を聞きながら部屋まで案内していただきます。客室は、ロビー階から上がって、2~4階。私たちは2階のスタンダードスイート。

(外観の通り弧を描いています。)

ドアを開けて部屋に入った瞬間、「おおっ~!」となる絶景が窓の外に広がります。

(雨模様の今日ですら絶景ですから、晴れていればすごいでしょうね。)

部屋は広々としたワンルームですが、テラス側に広がるフローリングは、「インガーデン」という位置付けです。

(室内ですが、確かにテラス、庭でくつろいでいる感覚になります。)

インガーデン側から室内を見た景色。

(ベッドはクイーンサイズが2台。)

インガーデンの大きな円形の椅子にワクワクします。

(ベッドにできるくらいの大きさ。晴れた日に海風を感じながらここで昼寝をしたら最高だと思います。)

外に張り出したかわいいテラスもあります。

(雨でなければここで宙に浮かんだ気分で海を眺めるのもいい。)

高機能のマッサージチェアもあります。

(特にどこもこっていない私には無用でしたが、妻は何度も座っていました。)

洗面所・脱衣所・トイレ。

(アメニティはブランド品だそうです。)

そして、部屋付きの露天風呂。(洗面所・脱衣所からシャワールームを通って。)

(絶景を眺めながら温泉を堪能できます。写メをうまく撮れず、その感動を伝えきれていませんが。(笑))

温泉は源泉かけ流しでずっとオーバーフローしています。

(源泉名は当地の「宇佐美温泉」で、源泉温度は100℃のため、地下の冷泉で温度調節をしています。0.5℃刻みで好みの温度に調整可能。)

ナトリウム・カルシウム-塩化物温泉ですが、前泊の「汀家」のような塩味はしません。さらりとした肌当たりで、ちょっとぬるめに温度調節して長く浸かることができ、最高でした。

「オールインクルーシブ」ですので、部屋にある2つの冷蔵庫の飲み物、ルームサービス、バーは全てフリー。

(ルームサービスのメニュー。なかなかの充実ぶり。)

まだ夕食まで時間がありますので、さっそくルームサービスを利用してみました。

(オレンジジュースとトマトジュースの後ろの黒トリュフのポテトチップスは、夕食後リピートしました。)

外が少し暗くなってきました。

(温泉に浸かりつつ、まだまだ楽しめる絶景を眺めます。)

インガーデンもライトアップされてますますいい雰囲気に。

そろそろ夕食の時刻です。ロビー階の2つ下のレストラン「komorebi」へ。ロビーで選ぶことができるオシャレな部屋着でOKですが、フレンチですので一応着替えてみました。(まぁ、普段着ですので部屋着でも同じようなものですが。(笑))

本日のメニュー。

(透けるペーパーが粋です。)

メニューのオシャレさもさることながら、下の美しいショープレートが気になります。

(実際に見ると、すごくきれいです。)

訊いてみると、有田焼の「カマチ陶舗」という工房で製造されたもので、ホテルから見える美しい海と空をイメージした「komorebi」オリジナルのショープレートとのことです。

乾杯はシャンパンで。

■小前菜:夏のジュレ寄せ/毛蟹の最中

(こちらが照れるくらいオシャレな器。)

ジュレにはウニが入っています。クリスタルの器を開けて、毛蟹の最中は一口で。

焼き立てのフォカッチャと自家製ホイップバター。

(しっとりとしたフランスパンという食感で、めちゃうま。)

■前菜1:本鮪と胡瓜

胡瓜はフローズンされた粉末状になっていて、本鮪の皿がサーブされた時に最後の仕上げとしてたっぷりかけられます。

ここで白ワインを注文。グラスワインで出されるのではなく、ソムリエさんが3種類(フランス、スペイン、オーストラリア)のボトルをテーブルに置いて、ブドウの品種、シャトーの情報、味わいの特徴などを分かりやすく説明してくれます。

(珍しかったのと、一番ドライなオーストラリアの銘柄を。)

■前菜2:伊勢海老と天城軍鶏のトルテッリーニ

軍鶏はラビオリになっております。この料理も、最後の仕上げはテーブルで。濃厚な海老のビスクソースをかけていただきます。

ここでワインチェンジ。先程選ばなかったブルゴーニュを。

(ソムリエさんの分かりやすくて楽しくてワクワクするワインの説明を覚えきれずに残念。)

■魚料理:伊東沖・平目と黒トリュフ

何と肉厚な平目。焼き加減が❝芯❞の部分がごくわずかにレアなのにレア感がなく、黒トリュフのソースとバッチリ合います。

白ワインは2種類までにして、次の肉料理用に赤ワインをソムリエさんに相談します。

赤ワインは個性的なスペインの銘柄にしました。(この3銘柄もワクワクするような説明をしてくれましたが、覚えられず。(笑))

■肉料理:厳選和牛フィレ

添えられているのはアンティチョーク。フィレ肉、最高です。赤ワインとのマリアージュ、ソムリエさんに感謝です。

■デザート1:焼き玉蜀黍

デザートは2種類出されますが、1つ目は口直しの意味もある軽めのもの。

■デザート2:三島・鈴木農園のマンゴー

何も言えない美味しさです。シューは手でいただきます。

■カフェ:食後の温かいお飲み物

私はコーヒーを、妻は紅茶を。大満足のディナーの余韻を妻と話しながら、まったりとした時間を過ごします。

レストランを出て部屋に戻ると、タオル類の補充と、照明やBGMをナイトモードにしてくれてありました。

(iPhoneのナイトモードの効果で明るく写っていますが、実際はもう少しムーディーです。(笑))

夕食でほぼ満腹なのですが、ルームサービスで気になるものがいくつかあり、きちんといただくことを前提に注文しました。

(「トマトの宝石」、そうめん、卵かけご飯、黒トリュフのポテトチップス。)

ほろ酔いにそうめんと卵かけご飯は❝仕上げ❞にちょうど良かったようで、夫婦で全品美味しくいただきました。(ポテチはお土産にしました。(笑))

この後、温泉に何度か浸かって、満ち足りた気持ちで就寝。

 

翌朝。雨です。

一番近い島の初島は見えていますが、昨日見えていた伊豆大島は見えなくなりました。

(左の平らな島が初島。)

インガーデンからの早朝の眺め。

(まさに曇天。)

朝食はインガーデンでの部屋食です。チェックアウトは12時ですが、一番早い8時からの朝食にしました。

(バトラーさんが手際よくセッティングしてくれます。)

朝食は洋食と和食を選ぶことができますが、初めてなので1つずつにしてみました。

洋食は、「天城たまごの里」の卵のエッグベネディクトをメインにボリューム満点のサラダなど。

(食材は全て地元のものから厳選された品々。)

和食も地元の海の幸などが並びます。

(右のポットには出汁、その手前の卵型の器には「鰹玉」が入っていて、出汁でお茶漬け風にしていただきます。)

ゆっくりと1時間半ほどかけて朝食タイム。その後はもちろん温泉三昧です。

国道135号線の法面に樹々が茂っていますので虫が入って来るかと網戸をずっと閉めていましたが、大丈夫そうなので、全開。

(網戸を開けると、更に開放感が増します。最初から全開にしておけば良かったなぁ。)

間もなくチェックアウトという頃。気持ち晴れてきたような。

結局一度も座ることはありませんでしたが、テラスからの景色を最後に写メ。

(水平線のあたりに伊豆大島が薄っすら見えてきました。)

12時チェックアウト。

「ホテルふたり木もれ陽」、夫婦ともに初回にして「再訪しよう。」と意見が一致。常宿としていろいろなタイプの部屋に泊まってみたいと思います。

最後はみなさんでお見送りしていただき、気持ち良く出発。すっかりリフレッシュできました。

 

この後、東名高速に乗るまで何度か渋滞に遭いましたが、14時台に帰宅し、今回の焼津・伊東(網代)2泊旅行(「密」とは無縁の旅)は無事終了となりました。

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