朝日歌壇の入選歌(選者は馬場あき子さん、永田和宏さん、佐佐木幸綱さん、高野公彦さん、)より、戦争を詠んだ歌を、わんちゃんが独断で選り抜きを。
★⇒【評】☆⇒共選作
2024年2月 (2/11、2/18、2/25)3月(3/10、3/31)
<馬場あき子選>
ハルキウの地下鉄の駅空見えぬ教室があり児ら学びいる(観音寺市)篠原俊則
ひと握りの人にて語られ決めらるる命を奪ふ兵器の輸出(長井市)大竹紀美恵
☆草原の抱くモンゴルは平和なり弓(ノム)、馬(モリ)、相撲(ブフ)の文化を守りて(三浦市)秦孝浩
★広大なモンゴル草原でのくらしが育んだ楽しみ。弓による射的、馬術の競技、相撲などの文化をみれば、純化された楽土の相(すがた)がみえる。
しらみだらけの軍服脱ぎ全裸となり骨皮となりて父は帰りぬ(本庄市)斎藤喜久子
<佐佐木幸綱選>
熱冷めたように減りたる報道に反比例するガザの苦しみ(つくば市)山瀬佳代子
徴兵を避けるがために祖国捨つ若きらに酷(むご)しふたつにひとつ(札幌市)川合優子
☆草原の抱くモンゴルは平和なり弓(ノム)、馬(モリ)、相撲(ブフ)の文化を守りて(三浦市)秦孝浩
平和という言葉はいつも悲惨なる現実隠す白雪のごと(北名古屋市)月城龍二
日本橋から埼玉が見えし敗戦後能登の地震のいまにかさなる(横浜市)小林喜以子
<永田和宏選>
戦禍にて生後三日で逝きし子のたった三日も人生とよぶのか(アメリカ)大竹幾久子
<高野公彦選>
海埋める裏金ためる兵器売る素敵な国の主権者ぞ我(朝霞市)岩部 博道
番外編 しんぶん赤旗日曜版2024-2-18
戦争をする国づくり許さないこの一点で投票をする(宮崎県)黒木直行
《評》一番の基本は戦争をしないこと。棄権せず、投票所に足を運ぶことだ。
庭のお花たち
ハクモクレン(白木蓮 学名: Magnolia denudata )モクレン科 中国南部原産。
早春の葉が展開する前に、白色の大きな花が上向きに咲く。花被片は9枚。庭木や街路樹として植栽されている。和名のハクモクレンは、ハス(蓮)に似た花を咲かせる木の意味で「木蓮」で、花色が白いので「白木蓮(はくもくれん)」と名付けられた
白木蓮(ハクモクレン)と辛夷(コブシ)の見分け方
白木蓮 辛夷
花びらの枚数: 9枚 6枚
自生地 : 中国 日本
👇雨あがりに
スノーフレーク(学名: Leucojum aestivum ) ヒガンバナ科
和名は オオマツユキソウ(大待雪草) 、別名は スズランスイセン(鈴蘭水仙) 。
1月23日 、 1月28日 、 2月17日 、 3月19日 、 4月16日 、 12月19日 の誕生花でもある。
クリスマスローズ キンポウゲ科
花に見える部分は、植物学上では「花」ではなく「萼片」という部分である。そのため、鑑賞期間が比較的長い。ただし、本来の花弁も蜜腺として残り、これが大きく発達したものを選別した品種もある。多くの品種は、クリスマスのころではなく、春に開花する。
別名雪起こし、寒芍薬(カンシャクヤク)の和名も持つ。
★⇒【評】☆⇒共選作
2024年2月 (2/11、2/18、2/25)3月(3/10、3/31)
<馬場あき子選>
ハルキウの地下鉄の駅空見えぬ教室があり児ら学びいる(観音寺市)篠原俊則
ひと握りの人にて語られ決めらるる命を奪ふ兵器の輸出(長井市)大竹紀美恵
☆草原の抱くモンゴルは平和なり弓(ノム)、馬(モリ)、相撲(ブフ)の文化を守りて(三浦市)秦孝浩
★広大なモンゴル草原でのくらしが育んだ楽しみ。弓による射的、馬術の競技、相撲などの文化をみれば、純化された楽土の相(すがた)がみえる。
しらみだらけの軍服脱ぎ全裸となり骨皮となりて父は帰りぬ(本庄市)斎藤喜久子
<佐佐木幸綱選>
熱冷めたように減りたる報道に反比例するガザの苦しみ(つくば市)山瀬佳代子
徴兵を避けるがために祖国捨つ若きらに酷(むご)しふたつにひとつ(札幌市)川合優子
☆草原の抱くモンゴルは平和なり弓(ノム)、馬(モリ)、相撲(ブフ)の文化を守りて(三浦市)秦孝浩
平和という言葉はいつも悲惨なる現実隠す白雪のごと(北名古屋市)月城龍二
日本橋から埼玉が見えし敗戦後能登の地震のいまにかさなる(横浜市)小林喜以子
<永田和宏選>
戦禍にて生後三日で逝きし子のたった三日も人生とよぶのか(アメリカ)大竹幾久子
<高野公彦選>
海埋める裏金ためる兵器売る素敵な国の主権者ぞ我(朝霞市)岩部 博道
番外編 しんぶん赤旗日曜版2024-2-18
戦争をする国づくり許さないこの一点で投票をする(宮崎県)黒木直行
《評》一番の基本は戦争をしないこと。棄権せず、投票所に足を運ぶことだ。
庭のお花たち
ハクモクレン(白木蓮 学名: Magnolia denudata )モクレン科 中国南部原産。
早春の葉が展開する前に、白色の大きな花が上向きに咲く。花被片は9枚。庭木や街路樹として植栽されている。和名のハクモクレンは、ハス(蓮)に似た花を咲かせる木の意味で「木蓮」で、花色が白いので「白木蓮(はくもくれん)」と名付けられた
白木蓮(ハクモクレン)と辛夷(コブシ)の見分け方
白木蓮 辛夷
花びらの枚数: 9枚 6枚
自生地 : 中国 日本
👇雨あがりに
スノーフレーク(学名: Leucojum aestivum ) ヒガンバナ科
和名は オオマツユキソウ(大待雪草) 、別名は スズランスイセン(鈴蘭水仙) 。
1月23日 、 1月28日 、 2月17日 、 3月19日 、 4月16日 、 12月19日 の誕生花でもある。
クリスマスローズ キンポウゲ科
花に見える部分は、植物学上では「花」ではなく「萼片」という部分である。そのため、鑑賞期間が比較的長い。ただし、本来の花弁も蜜腺として残り、これが大きく発達したものを選別した品種もある。多くの品種は、クリスマスのころではなく、春に開花する。
別名雪起こし、寒芍薬(カンシャクヤク)の和名も持つ。
例えば、4月7日付けの朝日歌壇の歌を調べると、4人の選者の選んだうたにはウクライナやガザに関する歌は無かった!!・・・長引く戦争の惨禍を歌うことに嫌気があったのでしょうか・・・しかし人類は戦争による惨禍を繰り返しています。ルワンダの大虐殺から30年、カンボジアのポルポト政権による惨劇から50年近くたちますが、地震の発生のように、いつ、何処で惨禍が起こるか分かりません。
今回のブログで紹介されていました「モンゴルの草原」のような平和な暮らしが「持続可能」となるよう人類は英知を発揮すべきと思いました。
短歌から、突然、ハクモクレンと辛夷(こぶし)、スノーフレーク、クリスマスローズがでてきましたが・・・なぜかについては、表現の自由と思いますが、私は辛夷(こぶし)が気になりました。
千昌夫さんの「北国の春」の一節に「こぶし咲くあの丘・・・」のこぶしですが、私は「タムシバ」の花ではないかと思いました。私の思い込みかもしれませんが、この歌の作詞家は、いではく(井出博正)で、この方は長野県の出身です。長野県の木は「白樺」(しらかば)の木ですが、その野山には「タムシバ」の白い花が山野に、遠くからでも目立ちます、辛夷の花よりも・・・また、御託がはじまりましたが、タムシバ、コブシ、ハクモクレンの違いは別の機会にいたしましょう!!
https://lovegreen.net/gardentree/p281190/