昨日は 国立西洋美術館 に モネ を観に行きました モネ と付いてはいるものの、正確なタイトルは 国立西洋美術館×ポーラ美術館 モネ、風景をみる眼―19世紀フランス風景画の革新 です タイトル通り、展示作品は国立西洋美術館とポーラ美術館所蔵の作品のみなので、全96作品中 モネは35点、そのうち 睡蓮 は大作とはいうものの2点だけと言うのは、モネの、然も睡蓮を一番の 目的に行った私にはちょっと淋しかったけれど・・ パブロ・ピカソ 『海辺の母子像』(写真右上)、 カミーユ・ピサロ 『立ち話』(同・右中)、フィンセント・ファン・ゴッホ 『ばら』(同・右下)など新たな お気に入りも増えました |
モネの『睡蓮』を観て、ふと思ったのですが 自然光で観る『睡蓮』こそ、「光の画家」と呼ばれるモネには相応しいのではないだろうか・・ 直島の地中美術館で観る『睡蓮』は、季節や天候はもとより、一日のうちにも微妙に印象が変わっていきます 5点の『睡蓮』は晩年の白内障を患って視力がかなり落ちてからの作品で、抽象に近づいてはいますが、それでも刻々と変わる自然光によって、まるでジヴェルニーのモネの庭に佇んでいるかのように睡蓮池がイキイキとして見えます 国立西洋美術館でも、ル・コルビュジエによる本館の設計に自然光を取り入れる試みがなされていましたが、残念ながら紫外線は絵画の大敵でもあり、現在は人工の光です |
張 莉 著の「五感で読む漢字」 souuさんがブログで紹介 していらした内容に興味が湧き 図書館で借りましたが、第一章の「目に宿る霊力」を読んだところで、Amazonに注文しました 「みる」という字だけでも多種多様なことに目を見張ったり、「日本は古い用法が現在にまで伝わっているのであろう」という説に、中国のレストランでお酢を頼むのに英語が通じなくてメモ用紙に『酢』と書いてみたけれど、これも全然通じない それじゃすっぱいから『酸』?、あ~だこ~だと問答している時に日本語を分かる人がやって来て 中国語では『醋』と書くと教えてくれたことを思い出したり・・ 10月に訪れた長崎の聖福寺でみた惜字亭(文字が書かれた不要紙を供養し焼却する為の炉)の 存在理由も納得でき、読んでみて ますます面白くなって手放せなくなったからです |
きょうは |
美術館めぐり・国立西洋美術館 |