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アンコール・トム 南大門

2012-03-05 | カンボジア

マウスオンで説明が出ます
【アンコール・トム 南大門】

アンコール・トムとは「大きな都城」を意味する巨大な都市のことでアンコール・トムという寺院はありません
一般にカンボジア人はアンコール・ワットを小アンコール、この城壁内を大アンコールと呼んでいるそうです
12世紀後半、アンコール朝は隣国チャンパの侵攻によりアンコールを奪取され滅亡の危機に瀕していましたが
知勇を兼ね備えたジャヤヴァルマン7世はチャンパ軍に徹底抗戦し、アンコールを奪還して王に即位しました
そして、ジャヤヴァルマン7世は外敵からの守りを意図すると共に「神の世界」を象徴するというクメール宇宙観に
基づいてアンコール・トムを建造しました
南大門の開口部は車1台が通られる程度の幅で、
城門の両脇には3つの頭をもつ象、アイラーヴァダが
鼻で蓮の花を掴んでいる姿が彫刻されています
こちらの象は観光客を乗せてアンコール・トム内まで行った帰りです アンコール・トムの5つの城門は全て王が象に乗って通られるよう高さが8メートルあります


南大門に至る濠にかかる橋にはヒンズー教の天地創造神話 乳海攪拌 をモチーフとした、ナーガ(大蛇)を抱えるデーパという神々(左)と同じく悪魔アスラ(阿修羅)の石像の欄干があります
乳海攪拌を簡単明瞭に説明するのは難しいので、リンク先のウィキペディアでご覧ください

こちらが乳海攪拌で神様や悪魔に抱えられているナーガ
  地底に住む頭が7つもある大蛇ですが
  ヒンズー教が始まる以前から神として信仰されてきました
カンボジアでの移動手段として・・
  バイクの後ろに2~6人用の座席をつけて走る
  「トゥクトゥク」という乗り物がたくさん走っています
  その他、バイクに2人乗りするバイタクもあります



'12.02カンボジア旅行

梵天の古老 タ・プロム

2012-03-05 | カンボジア

【タ・プロム】

「梵天の古老」の意のタ・プロムは母の冥福を祈るために、スラ・スランやバンテアイ・クディと同じ
ジャヤヴァルマン7世によって建立された仏教寺院です
タ・プロムの回廊にあった仏教関系の浮彫りは、後にヒンズー教寺院にかわった時、削り取られました


この寺院は発見された当時のままの姿で保存されているので、
スプアン(榕樹ようじゅ)が遺跡に絡みつく異様な景観に圧倒されます
破壊されつつある僧院と自然の猛威を目の当たりにする、人気の高い場所です

※ 榕樹
ガジュマルの一種で水分を求めて石の隙間から中へと根を伸ばし石を押し上げる




【プレ・ループ】

シェムリアップ1日目の締めくくり  プレ・ループから夕陽を眺める
961年、ラージェンドラヴァルマン2世によってヒンズー教の寺院として建立されたプレ・ループ
プレは「変える」、ループは「身体」を意味する寺院には、死者をダビに付したという石槽が置かれ、火葬の儀式が行われたと伝えられています
石槽の向こうには三層の基段が重なって、その四方にある祠堂に囲まれて二層の基段が重なり、最上層に中央の祠堂がそびえています (分かりづらくてスミマセン 書いている私もこんがらがってしまいそう
第一層の中央テラスから最上層の祠堂まで急勾配の階段を登ると、目の前が開けはるか遠くまで見渡せます
そこからの日没が見たいという日本人観光客の要望が多く、いつの間にか日本人以外の観光客も夕日スポットとして集まるようになったそうです でも、日没の瞬間に拍手をするのは日本人だけ
下左は最上層から東側を見た写真 レンガ造りの塔を夕日が紅く染てきれいでした 右は日没後、石槽など火葬の儀式を行った場所を見たかったのですが、車が待っていたので諦めることに。。


'12.02カンボジア旅行・MAGIC HOUR