一級建築士の「住宅のヒントと秘訣」

注文住宅を考えたら「住宅の考え方が180度変わる」住宅勉強会やセミナー、他では聞けない住宅や建築がわかるブログ。

理科ハウス図鑑 がワクワクします

2019年06月27日 09時59分19秒 | 300年住宅
▲理科ハウス図録 世界一小さな科学館 全ページオールカラー 271ページ 


「世界一小さい科学館」という子供たちをメインに教えていた
逗子市にある私設科学館が11年目を迎えられましたが、

これまでの10年間の常設展示や企画展示などをまとめた
図録を書籍にされました。

送って頂いて初めて知ったのですが、
中を観てうぁ~とビックリ、というか懐かしい楽しさ、

小学校の時、「学研の科学」を手にしたとき以来の
楽しさやワクワク感が蘇えりました。

全ページカラーで、イラストや写真が各ページ満載です。
紙の質もしっかりしていますし、永久保存版です。

10年間以上の間、手造りでこれだけの企画と準備を繰り返して
子供たちを楽しく教えてこられたことがわかります。

今後は、中学生以上を対象に企画されるそうで
今まで小学校だった近隣の学生は、

また手軽に学べるので、超ラッキーですね。

遠方の学生も足を運べば、きっと科学に調味をもったり
好きになるでしょう。

直接販売か郵送のみだそうです。
2500円(税込)と郵送の場合は送料180円

ご希望の方は、理科ハウスのHP からメールで申し込んでください。

HPを見ても表紙だけの案内だったので、
了解を得て、下記にもう少し中味を写真で紹介します。

 

▲▼目次



▼中のページも楽しいです。
こんな風に全てのページがカラー写真とイラストや解説で、
こういった内容が、目次にあるどのページを見ても
オールカラーで楽しく紹介されています。


ちなみに、この建物は「300年住宅」で、
ミタス一級建築士事務所が設計と監理し、

誰も造ってくれなかったので、
別会社の株式会社300年の家を設立して、

私が工事までしました。
ミタス一級建築士事務所での300年住宅第一号です。

構造を分かりやすく言えば、外断熱の鉄筋コンクリート造ですが、

強烈な強度を持った型枠コンクリートブロックを使って
石積みのような内観と、理想的な蓄熱による温熱環境、
300年という構造体の耐久性を持った建物です。

「イタリアで観たような石造り風の家で、耐久性だけでなく
断熱性能と耐震性が抜群の家ができたらなあ」

と願っていたら、イメージにピッタリの 300年住宅 に巡り会え、
さらに造らせて頂く機会を得たのが、この「理科ハウス」です。


……………………………………………………………………………

ご意見があれば、お気軽にどうぞ!

メールで問合せ

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300年住宅の理科ハウス

2008年05月02日 18時10分47秒 | 300年住宅
▲300年住宅の理科ハウス入り口

みなさん、こんにちは。ミタス一級建築士事務所の清水です。

本日、300年住宅の「理科ハウス」を覗いてきました。

2008年5月16日オープンに向けて、館長とスタッフの方々が連日忙しく準備をされています。


現在展示しているものを説明して頂きましたが、

「えっ?凄い!」「へ~、なるほど…」というような展示品の数々は、ほとんどが手造り品です。

子供や子供連れの大人は、入館無料です。

大人は入館料100円掛かりますが、これは施設維持費のための寄付という意味と私は考えています。

子供たちに実験を教えたり、科学に興味をもってもらうために私財を投入して援助金や補助金などは頂いていないので、ご協力を!

自然科学に興味をもち、将来の日本を背負う科学者達が誕生すれば、なお良いですが、そこまでいかなくても理科の授業が楽しくなるだけでも良いですね。

子供たちの為にも永年的に継続していくことを願っています。


理科ハウスのホームページはこちら



例えば、実験とは異なりますが、
夏休みにスライドで 下記のようなセミナーを提案したら、
今の子供達は興味を持ってくれるかな…?


第一部「理科ハウスの300年住宅ができるまで」
    ~フィレンツエ、ダヴィンチから300年住宅へ~

第二部「建築の楽しさと建築家になる方法」


個人的には、建築家になりたいという子供も、増えて欲しいものです。




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300年住宅 完成写真その2

2008年04月19日 16時39分15秒 | 300年住宅
 ▲2階部分階段の前で 左の扉2つがトイレ 
  真ん中が屋上への階段 右が展示コーナー 
階段手摺の中には、人間のDNAの模型が1階から屋上まで
  延々と繋がっています。オーナー自作品です。


みなさん、こんにちは。ミタス一級建築士事務所の清水です。

300年住宅 完成写真その(2)のアップです。

ブログ更新が途切れ、私の体調が悪いのかとご心配されてメールやお電話を
頂きました。お心遣いありがとうございました。来週2008年4月25日には、
私がメインの忙しかった仕事がほとんど終わり、徹夜の連続は必要なくなりゆっく
りできますので、今日からまたアップを続けます。(^^)ゞ




▲グレーの扉は倉庫部分 右に吹き抜け部分の白い手摺



▲2階部分片側より



▲2階部分別面より



▲2階から吹く抜けを見下ろす



▲1階実験コーナー



▲手前の天井に見える白い格子は、様々なものをぶら下げることができるようにしています。



▲1階から吹き抜け部分を見上げる
 奥の白い扉は、プロジェクターのスクリーン用
 扉の奥は、実験用の流し台あり



▲図書コーナー
 書籍はどんどん増えていってます
 また、イスだけでなく床に座ってはもちろん、
 ここで寝そべっても本を読めるように、
 床は厚さ3センチの無垢の赤松フローリングです。
 この床下には、断熱材は当然ですが、さらに冷輻射を防ぐ工夫をしています。


他の写真と建物の説明は、下記をクリックして下さい。
300年住宅完成写真 その1


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300年住宅の完成写真

2008年04月01日 16時25分31秒 | 300年住宅
みなさん、こんにちは。ミタス一級建築士事務所の清水です。

300年住宅の内部の完成写真をアップします。素人写真ですから、やはりプロのように上手くは撮れませんが…。

なお、この建物は 理科ハウス としてミタス一級建築士事務所が設計し、建物も工務店が費用がいくら掛かるかわからないゆえに、嫌がったため本体部分の費用リスクは、ミタス一級建築士事務所が負担して完成させました。

これから、内部のセットや準備に掛かるとのことで、開館予定は、5月中旬以降になるそうです。

おそらく火・水・木 が児童への開放で
週末は実験などを児童に教えてくれるはずです。

詳しくは、上記ホームページで確かめてください。




▲風除室から、玄関先んい入ったところ。床のレンガは、ウンチレンガです。
施主の支給品です。エコがコンセプトですから。
正面の階段下の扉は、ナラ材に自然塗料のリボスの白を着色しています。
左が、受付カウンターがあり、図書コーナーが少し見えます。
右に行くと、実験室やセミナーの場所になります。




▲実験コーナーから受付カウンター、図書コーナーを見る



▲受付カウンター側から




▲2階から屋上へ行く階段は、光と風の流れを考えストリップ階段とした。
左の扉2つは、いずれもトイレの扉。やはり自然塗料のリボスで着色した。



▲展示コーナー 壁の上にある白い横線はピクチャーレール 
ほとんどの壁にピクチャーレールが付いている



▲トイレ内部



▲屋上の塔屋から階段を見下ろす

他の写真と説明は、下記をクリック
300年住宅完成写真 その2



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300年住宅とご質問

2008年03月28日 12時45分21秒 | 300年住宅
みなさん、おはようございます。ミタス一級建築士事務所の清水です。

昨日、2008年3月27日に300年住宅の完了検査を受けました。完了検査はOKですが、簡単な外構工事や残工事、手直し工事、別途工事などがまだ残っています。
そのため、まだ完全完成ではありませんので引き続き工事を行いますが、大きな区切りの日となりました。


この同じ日の夜遅く、私のところへある男性の方から質問がメールで来ました。


質問の内容を要約すると

「半年前から家を持ちたいと思うようになりましたが、貯蓄はほとんどなく、収入から考えて家を持つことは無理ではないかと考えていました。WEBで観た300年住宅の工法に興味を持ち、ミタスの建築に対する思いや率直な内容に共感しました。質問内容に違和感があるでしょうが、率直に伺いますと、私は家を持つことができるでしょうか?」

ということです。

私には、この方が家を持つことができるかどうかの判断はできませんので、参考になればと、私がお答えできる範囲でお話します。


以前、ミタス一級建築士事務所で設計監理を頼まれて建替えた方、何人かのお話をいたします。


中古で購入した家を建替えたいと思い、それまで雑誌やテレビ、いろいろなホームページを観ていた奥様が、私のホームページをご覧になってから、他のものは一切見ることをしないで、1年以上毎日私のホームページだけを眺めていらっしゃったとのことです。

ご夫婦で相談にいらっしゃいました。費用としてはかなり厳しかったのですが、そういう思いで建替えのために節約しながら長い間過ごされてきたこと、さらにすべてお任せしますと頼まれますと、多少厳しくても私はノーとは言えません。

設計だけでのコストダウンでは限度があるので、工事業者にもお願いして、何とか予算内で完成して、現在はご家族ともに喜んで頂き、お住まいになっています。


他の例では、テレビのビフォーアフターや建築家が出てくる家造りの番組をすべて録画され、何度も観て、ご自身の家を希望通り設計してくれるのはミタスしかないと、事務所にご相談にいらっしゃった方もいます。定年退職されたご主人様で、ミタス一級建築士事務所のホームページをすべてプリントアウトされ、アンダーラインをたくさん引かれていました。

この方も予算が厳しく、比較的遠方でしたので、私は少し迷いましたが、そこまで検討されてミタス一級建築士事務所に全部お任せということであればと、それに応えることが私の使命です。これも予算内で何とか建替を実現することができ、喜んで頂くことができました。


また、4年前からご相談を頂いている方もいらっしゃいます。当時は無職の方でした。仕事をして1年経てばローンを借りることができるからと、建て替えをするために仕事を探すことから始められた方もいらっしゃいます。

現在、設計が完了し業者見積りも終わりました。後は銀行との折衝待ちとなっています。


他にも、同じような例で完成している住宅は、たくさんあります。

予算が少な過ぎるので、どうしたら良いか、引き受けるかどうか私が現在思案中の方も、いらっしゃいます。私が設計する以上、「快適な住宅」ということが実現できない限り、例え住まい手が希望されても、お引き受けすることは私自身への裏切りだと思っているからです。

ログハウスのお店を持つという夢の実現のために、若い人から相談が来ています。この女性は、その実現のために自分を追い込んでひとりで必死に働きながら資金を貯めていらっしゃいます。



私がこの方にお伝えすることがあるとすれば、

もし、家を建てたいということが夢だとすると、実現することは可能だと思います。

単なる希望であれば、いくつもある中のひとつですし、実現できないまま流れていくことも多いでしょう。


夢であれば…そのために自分を集中させることができるならば…
他の人ができていることは、大抵叶うはずです。

無理だと思ってしまえば行動しませんから、いつまで経っても実現しないでしょう。

例に出させて頂いた人は、この質問の人より恵まれた条件の部分はあるかもしれませんが、できることを精一杯努力され、実際に行動されたのです。

そうでなければ、できない理由に流されて実現しなかったかもしれません。


300年住宅の完了検査のことを本日の最初に書きましたが、

このオーナーからも、土地取得から約2年掛かりましたが、感慨深いものがありますとの感想と、私へのねぎらいのお言葉を頂きました。

この感慨深いというひと言には、本当に様々な想いと、今までの行動と決心、苦労が凝縮されて詰まっているひと言であったことが、私にはわかりました。

ミタス一級建築士事務所も、この300年住宅の実現のために一大決心をして、行動してきましたが、一時は断念しようと考えたこともありました。

4年前にイタリアへ行ってから、300年住宅のような耐久性のある石造りで、断熱性能が良くて、地震にも強いものができないかと、漠然とではあっても毎日仕事をしながら夢見ていました。

4年前は、これが実現するとは想いもしませんでしたが、吸い寄せられるように物事が進んでいきました。それでも順調ではなく、問題を解決し、障害を乗り越え犠牲も覚悟しないとできないことでしたので、

どうすれば実現できるか、答えの無いものをひとつひとつ、考えながらできるように行動していって初めて可能になったのもです。



実現する方法がわかっていて、普通にしていれば実現するものは、夢とは言いません。

どうやって実現して良いかわからない、何かを犠牲にしてでも実現したい、

それが実現するなら大変だとわかっていても、喜んで飛び込みますというのが夢だと思います。

家を建てることに関して、そういう気持ちをお持ちなら、実現できると思いますし、そのためには何をして行かなければならないかは、ご自身でも考えられると思います。


夢が大きい場合、必ずしも順調に行くとは限らず、
大きな障害やダメージを受けて、普通であれば断念しても
仕方が無いという状況に陥ることもあるでしょう。

私はこれは、その人が試されているのだと思います。

それでも諦めずに頑張り続けた人には
道が開けてきたり、助けが入ったり、偶然が起きたりするようです。

夢は人によっていろいろ異なりますが、

思い続けて行動し続ければ実現できると思いますし、

そうでない場合、実現するかどうかは私にはわかりません。




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日経新聞のインタビュー記事について

2008年03月17日 09時30分45秒 | 300年住宅
みなさん、おはようございます。ミタス一級建築士事務所の清水煬二です。

本日2008年3月17日の日経新聞朝刊、第5面に「インタビュー領空侵犯」というコラムがあり、

「200年住宅に異議あり」という題で、法政大学の小峰教授のコメントが載っています。



これに対して私の200年住宅に対するコメントは、インターネットの「日経ネットPLUS」にインタビュー記事として写真と一緒に載っています。


下記で、無料で観れるのですが、簡単な登録が必要です。日経ネットは何かと便利ですので、今後もご覧になりたい方は登録してください。また、ご覧になった方は、日経ネットの方に感想をぜひコメントしてみてください。

日経PLUS  ニュース交差点 200年住宅に異議あり のパネリスト発言



私の話の内容を圧縮して要約して頂いているので、私の伝え方の表現が不充分だったために、ニュアンス的に少し違っているところはありますが、

その細かい部分は無視できる程度のものですから、こうして200年住宅が注目されてきて、私にも発言をさせて頂いたことに感謝しています。






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300年住宅の進行状況

2008年03月13日 12時07分29秒 | 300年住宅
みなさん、こんにちは。

本日は、午前中に日経新聞社の取材を受けていました。政府が発表した200年住宅に関してです。私の顔写真は、「今までのものを使っても良い」とのことでしたが、新しく撮ってもらいました。以前のものを使うと最近のものでも「若過ぎる!詐欺だ~~!」(笑)と言われたことがありますので…。(^^)ゞ


ちなみに、ブログの写真は昨年9月のドイツエコバウツアー中に撮ったもので、一番最近のものです。



さて、こちらの300年住宅に関してですが、今月末完成予定です。
外壁は張り終わりました。足場はまだ取れていません。
内部階段が取り付き、あと2週間でひと通り終わります。

写真は、完成時までお待ち下さい。

外構や細かい部分が残るかもしれません。間仕切壁に関して、漆喰を私とスタッフがチャレンジして塗ろうかどうか…思案中です。忙しいため材料や器材を手配して、塗る時間があるのかどうか、工事を職人さんに頼んでもそれほど費用が変わらなかったので、コスト面のおメリットが無いため迷ってはいます。


先日の建材ショーで、素人でも非常に塗り易い漆喰を見つけたのですが、一般販売していないのです。特別なルートのみで、残念ながら、通常の工務店でも入手できませんでした。

漆喰は、他にもフランス製のものがいくつか出ていました。これを塗ろうかと検討したこともありますが、まだ使っていません。自分で塗るには塗り易すそうです。


現在使っているのは、スイス製ですが、もっと商品の金額を安く出して頂き、自分たちで塗る費用メリットを出して欲しいものが希望です。メーカーさん、よろしくお願いします。




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300年住宅工事進行中(9)

2008年02月13日 19時56分03秒 | 300年住宅
           ▲ 300年住宅の外壁タイル工事中

みなさん、こんばんは。ミタス一級建築士事務所の清水です。

今朝は、寒かったですね。本日は早朝から新規の現場を確認に行き、それから300年住宅の現場へ。

外壁のタイルを正面部分も張り始めています。

このように引っ掛けながら念のためボンドを併用して固定します。

中国でこのために造ったタイルで、精度の悪さは覚悟していました。
工事さえできれば多少の精度の悪さは、均一過ぎるより味になるとも言えますから。

内部の方は、1階の床で土間からの冷輻射を防ぐ工夫をしました。外断熱で、土間の下には厚い断熱材が入ってはいますが、それでもやはりコンクリートの土間からの冷輻射が考えられるからです。2階の床は心配ありません。

内部の写真は、ある程度進んでからまとめてお見せします。


まだまだ、心配な点やどうやって改善していくかを試行錯誤ならぬ思考作後しながら進めていくことになります。

工期が遅れていますが、我慢してお待ちくださっている施主に感謝です。m(__)mペコッ



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300年住宅工事進行中(8)

2008年02月05日 13時16分57秒 | 300年住宅
 ▲ 外壁はこのようにタイルを引っ掛けていきます。目地が無いので、メンテナンスは容易です。



みなさん、こんにちは。ミタス一級建築士事務所の清水です。
300年住宅の工事について報告です。

外壁は、防水シートで念のため囲みました。この工法でこんなことをするのは、私だけですが、万一の漏水や長い間の劣化を考えて行いました。

さらに、念入りに補修をさせなくてはいけません。これは、どの工法でも同じことです。職人さんには、一体何度、何重に念入りにしてもらったかわかりません。
コーキングや防水テープで外壁だけで4回は繰り返してもらっています。






▲防水テープで、最後の防水処理を念入りに完了




▲ その上で、タイルを引っ掛けるための網を、ブロックに最初に仕込んでおいたステンレス金物に引っ掛けます。




▲タイルを取り付けるとこのようになります。専用のタイルと金網です。写真は最初と同じです。




▲屋上は、歩行用に保護モルタルを打設しました。縦横に直線が見えるのは、モルタルがあちこちにヒビが入らないために施したものです。ヒビが入る場所を作為的に決めてしまい、その部分に防水処理を行っています。






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300年住宅工事進行中(7)

2008年01月31日 17時15分59秒 | 300年住宅
▲ 少し手直しは必要ですが、外壁部分をすべて防水シートで囲みました。

みなさん、こんばんは。ミタス一級建築士事務所の清水です。

本日は、300年住宅の屋上にモルタルを打設します。屋上が歩行できるようになっているので、防水層の上に保護のためのモルタルを流し込みます。

外断熱になっているので、断熱材の上にモルタルを流し込むことになります。


▲この薄緑色が断熱材です。この下に防水層があります。断熱材の上から保護モルタルを打設することになります。


明日から、いよいよ外壁の工事に入ります。



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300年住宅の工事進行中(6)

2008年01月29日 12時39分38秒 | 300年住宅
みなさん、こんにちは。ミタス一級建築士事務所の清水です。

300年住宅の外壁ですが、まもなく一気に変わっていきます。

その直前の様子です。以前と比較して、外壁に白い紙のようなものが張られています。これが防水シートです。他の工法では、この防水シートを張るのは簡単ですが、この工法では大変な手間だったのです。念のため行うことにしました。

ピンク色の外壁面は断熱材です。残っている部分も、明日すべて取り付けを行います。そのあと、ハンガーネットを取り付け、タイル張りです。

この写真は、後日アップいたします。

建物内部の方も準備が進んでおり、まもなく床を張ってしまいます。

壁や天井は、ほとんどが仕上げることなくそのままの状態です。これもまもなく写真でお見せしましょう。



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300年住宅の外断熱工事中

2008年01月10日 21時19分51秒 | 300年住宅
▲300年住宅の外断熱工事中




みなさん、こんばんは。ミタス一級建築士事務所の清水です。

300年住宅の外観は、本当は建築家の安藤忠雄も好んだように、この意匠のまま生かしたいのですが、雨漏れと断熱性が問題になります。

そのため、外部の意匠より断熱性能や雨漏れ防止を優先させる方法を田邊先生が考え出したのです。

外部をネオマフォームという断熱材で覆ってしまいます。
写真は、その工事をしている途中です。ピンク色に見えるのがネオマフォームという断熱材です。

ベージュ色が本来の躯体(建物の構造体)です。

この断熱材で全部覆い外断熱にするのですが、作業は思った以上に大変でした。

この断熱材の後、防水紙を被せて雨や紫外線から断熱材を守ります。もちろん、構造体を雨から守るのです。この作業も実はかなり大変で初めての試みなのですが、建物の耐久性を考えると重要なポイントになりそうですので、トライしてみます。

さらにタイルを引っ掛けるハンガーネットを取り付け、外壁は乾式工法のタイル張り仕上げとなります。

この外壁のタイルが、昨年10月末に入荷予定だったのですが、この工法のためにだけ造ったオリジナルの特殊なタイルで焼きがうまくできず、まだ入荷待ちです。(^^)ゞ

工場が中国なので、メーカーの責任者が中国まで行って確認をしてくれたり頑張ってくれていますが、これをどう乗り切るか、決断する時期に来てしまいました。




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屋上の防水

2007年12月21日 20時08分20秒 | 300年住宅
     ▲屋上の防水プライマー塗り、この人が実は似ているんです…

みなさん、こんばんは。本日は、300年住宅の屋上防水工事に急遽、取り掛かりました。

12月23日は全国的に雨のようで、翌日の24日から防水工事予定でしたが、雨に濡れてしまうと、コンクリートが乾くまで工事が延期になってしまいます。

天気がずっと続いていたので、防水屋さんに現場へ来てもらい、予定していた他の工事を止めて午後から防水工事に入ってもらったのです。



アメリカのテレビドラマの「24時間(ツェンティーフォー)」はご存知ですね。主役のバウアーに、その防水屋さんが似ていたのです。


「防水屋さん、24時間の主役のバウアーに似てるね?言われない??」


「言われたことが無いですねぇ…。(そう思ったのは私だけかも…(^^)ゞ)

 でも、外人によく間違われるんです。外人から英語で話しかけられます。」
 (ほら、そうでしょ!)


今このドラマの24時間にはまっています、その私が言うのですから…。


えっ?その人の写真を見たい?

いつもプライバシーや肖像権の問題がありますから、今までもそうでしたが、顔を隠すか消して写真を載せることにしているのです。あしからず…。(^^)ゞ




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300年住宅の工事進行中(5)

2007年12月01日 11時22分50秒 | 300年住宅
▲2007年11月27日 コンクリート打設直後。


みなさん、こんにんちは。ミタス一級建築士事務所の清水です。

今週初め2007年11月27日に、300年住宅のコンクリート打設が終わりました。屋上部分です。現在、コンクリートの養生中です。



▲屋上部分です。コンクリートを均しているところです。



2007年の年内には何とか窓のサッシを取り付けたいと考えています。
外壁のタイル張りも終わらせたいのですが、まだ確定ではありません。

サッシの取り付けが完全に終わってからでは年内の工事日数が足りないので、サッシの取り付け前に外断熱、外壁タイルを張る方法を考えていました。

300年住宅を研究する会社を造ってスタートしたのは、こういうことを考えながら、リスクを取れる責任体制を作った上で、トライするためです。

職人とも話し合って、作業方法の意見を聞き、理解してもらってからスタートします。作業では陣頭指揮をとって指示を行い、確認をします。


安藤忠雄も好んだこの工法は、もともと雨漏れの問題があり、その質感を好まれる方がいても結局普及しなかったのです。これを田邊先生が外断熱のタイル張り工法を可能にする工法を考えてついて、雨漏れを防げる建物になったのです。


ですが、まだ完全ではありません。サッシ廻りや屋上のパラペット笠木部分など、深く検討しなければ不安な箇所がいくつかありました。私に解決できる自信があるから工事に入っているのですが、それを実際に試すときがきました。


工事が始まってからこれまでは、メーカーである長野県の飯田市から現場での張付き指導をお願いし、念のため田邊先生にもその後をお願いしていたことと、工事をしてくれていた親方が信頼できて、がんばってくれる人だったので安心できました。

これから先は、改善を加えるために独自の工事方法へと入っていきます。
構造的には強くしたい、雨漏れだけは避けたいという強い気持ちがあり、他の要素より最優先すべき事項だと考えています。

工法については難しいのでお知らせしませんが、これからどう進んでいくか、どうぞお楽しみに。




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300年住宅の工事進行中(4)

2007年11月26日 11時14分35秒 | 300年住宅
▲昨日2007年11月25日(日)、屋上床の写真です。

みなさん、おはようございます。ミタス一級建築士事務所の清水です。

300年住宅の屋上のコンクリート打設が今週です。

屋上のコンクリート打設を行うとしばらく養生期間を置き、窓を取り付けたり、ペントハウス(屋上への階段室)の工事、屋上の防水を行ないます。

断熱サッシはすべて特注、ガラスはペアー、LOW-E、防火仕様、1階はこれに防犯が加算されますので、これ以上は無いというガラスの仕様になります。

サッシと屋上防水は、年内に完了しておきたいところです。



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