みなさん、こんにちは。ミタス一級建築士事務所の清水です。
2008年2月17日 の続きです。
本日の紹介は、100年以上続いた 棺おけ会社の工場を
1990年代に改築して、住民参加型の集合住宅に造り変えた建物です。
断熱材を入れ、サッシも交換しました。
各戸にお風呂を付け、暖房は地域暖房です。
屋上緑化、幼稚園、共同サウナもあります。
1戸当たり約110m2で、賃料は750ユーロ/月です。
ウィーンでは、通常はこの大きさでは1200ユーロ程度らしいので、
よりかなり安いようです。
▲この建物は、「金を打つ通り」という名の通りに面していました。
▲近くの姉妹建物の外観
▲近くにあった、この建物はをご覧下さい。
サッシまでの壁が厚いのがわかりますね。
▲その秘密は… この穴は私が開けたのではありませんよ。(^^)ゞ
建物の改修で断熱材を外壁に張っているのです。
外断熱です。ウィーンやこの地区では珍しいことではありません。
このように建物の寿命があれば、いくらでも改修して快適な建物に変更できます。
現在の日本の建物では、200年住宅と政府が言っている建物でも
実際にはどうでしょう…。そこまでもたないと思います。
本物の300年住宅はこちら!
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