みなさん、こんにちは。ミタス一級建築士事務所の清水です。
台風の被害は、着工してすぐの問題の無いはずの現場に問題が生じ、工事業者に片付けに行ってもらいました。大丈夫かと心配していた現場は、大丈夫でした。
写真は、化粧梁にする予定はなかったのですが、石膏ボードで大工さんが半分囲っていたものを、剥がしてもらって、母屋という部材を出してしまうことにしたのです。
天井もこの部材の下に設定すれば、余計な細工をしなくて済むので大工さんも簡単ですが、勾配天井のため、少しでも天井を高目にという設定にしてもらいました。
石膏ボードで包んでしまって、お化粧するケースが多いのです。この母屋も露出させる予定はなかったので、化粧用の木材ではありません。
しかし、この部屋のイメージでは、この木をこげ茶に塗ってもらえば、既に開いてしまったビス穴も気にならないはずです…。
ということで、大工さんに謝ってからお願いをして一度張ったものを剥がしてもらったのです。
こういう風に一度やってしまったものを、見映えのためにやり直して変更のお願いをするというのは、良くないことで、設計者としては、大変恥ずかしいことです。しかし、この大工さんは、お願いすれば嫌がらずにやって頂けるので、助かっています。
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