河野美砂子の「モーツァルト練習日記」+短歌+京都の日々の暮らし

11/23(土)13時30分 NHK文化センター京都「マズルカ⑫最終回」Op.67、Op.68全曲 

4手のピアノ曲・本番報告「アマデウスへの手紙」2-14

2007-07-07 17:17:40 | アマデウスへの手紙
モーツァルトさん、こんにちは。

昨日の演奏会、無事終了しました。

ペトロフのピアノが
前回の時よりもずっと状態が良くなって、
弾いていて
その音色に誘われてタッチが変わる、という
最高の感じでした。

演奏曲目は多彩だったので
アンケートではいろいろな感想がありましたが、
やはり
最後のヘ長調ソナタが
規模、質ともに存在感あるものだったようです。

小林氏は、
最初のニ長調ソナタが一番良かった、と
おっしゃってましたが。

実は今回、
お客様の入りがすごく心配でした。

というのも
同日同時間に
他のすごい音楽会が、京都、大阪で見事に重なったこと
(天才少年ヴァイオリニストデビューリサイタル
大フィル下野竜也
鈴木秀美リベラクラシカ
ファゴットジャンクション
ニューヨークフィルブラスアンサンブルなど)

プラス
芸大が定期演奏会直前の練習が入っていて学生さん全滅

プラス
一ヶ月前の「ピアノトリオ」の時に
今回の演奏会予告も一緒に新聞に載ってしまったため
2度は載せてもらえず、
お客様には直前の広報ができなかったこと
など。

それにしては多くの方に聞いていただいて、
それよりも何よりも、
アンケートの回収率が高く、
いろいろ暖かい言葉を頂いたことが
本当にありがたいことでした。

モーツァルトさんも
ウィーンで予約演奏会をするのに、
ある年は、予約が一人、ということも
あったのですね。

演奏会の企画って、
ただ内容が良ければ成功するわけではなく
さまざまな要素がからんでくるから
難しいのですね。

それにしても
多くの方に助けて頂いて
「モーツァルトに会いたい・2」の
二つの演奏会が無事終わったこと
あらためて感謝したいと思いました。

モーツァルトさん、
個々の曲の詳しいお話は、
また明日以降に書きます。

お話することいっぱいありますので。
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