河野美砂子の「モーツァルト練習日記」+短歌+京都の日々の暮らし

7/27(土)13時30分 NHK文化センター京都 ショパン「マズルカ」Op.59全曲、「バラード第3番」等

ロマン派の萌芽?

2013-02-14 01:32:08 | モーツァルトピアノ協奏曲全曲演奏会
また昨日のつづき。

前回の17番までは、小節線をまたぐスラーというのは
たぶん1回もなかった(?)と思う。

が、この18番から急に、小節線をまたぐスラーが出てくる。
赤い星印のところ(第44小節目・オケ)、17番までなら「ファ(4拍目) → ド(1拍目)」は
ぜ~ったいに切れていた。

ここ以外にも、たとえば19番フィナーレなどにも頻発。
明らかにモーツァルトさんは、この小節線をまたぐことを楽しんでる。。。

これってロマン派の始まりか?!

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2 コメント

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えー、そうなんですか? (TOTORO)
2013-02-14 16:29:26
 小節線をまたぐスラー、いつも何気なく聴いていますが、ここで初登場だったとは!!!
 音階を多用したり付点のリズムが多かったり、モーツァルトの協奏曲って似た曲が多いように思っていましたが、いろいろなところで進化を遂げて行ったのですね。20番になると一気にジャンプして別人が作ったかのようだし。あ、でも20番のことを書き始めると、さらう時間がなくなってしまうでしょうから、またの機会でいいです。(本番の時に弾きながら説明してくださると最高ですが、時間が足りませんね)
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そうですね (コウノミサコ)
2013-02-15 02:15:41
似てるけど違う、ってのが最高にオモシロイのですね。
時間があればま書きます。
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