河野美砂子の「モーツァルト練習日記」+短歌+京都の日々の暮らし

7/27(土)13時30分 NHK文化センター京都 ショパン「マズルカ」Op.59全曲、「バラード第3番」等

ジュノーム in jazz

2014-05-19 02:14:34 | モーツァルトピアノ協奏曲全曲演奏会
BSで小曾根真が、ジュノーム(モーツァルト・ピアノ協奏曲第9番)を、ジャズ編曲して演奏してる!

原曲に一音たりとも足すとその音楽は安っぽくなる、と小曾根氏は語り、
それをあえてやる、という決断に必然性を感じる編曲ならびに演奏。

どういうふうに最初のテーマを扱うかについて、2年8ヶ月かかった、とか。
そのテーマの扱い方がが決まったら、あとは3週間で編曲を書きあげた、という話は、なんとなくわかる気がする。

小曾根氏はまた言う。
モーツァルトは、父親との葛藤をはじめとする苦悩 or 悲しみを大いに抱えていたが、それを笑顔に隠していた。
(全く私も賛成。悲しい、などと絶対言わないで笑ってて、でも時々しんそこ凄い音楽を書くところがモーツァルト最大の魅力)

ハ短調の第2楽章冒頭、それまでフルート吹いてた人がサックスソロ。
すごいソロ。

あるいはピアノのカデンツァ、ものすごい転調が続き、ほとんど無調。
その後第3楽章、ドラムのなが~いソロとか。

おもしろ~い!!

コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 初句50首選 | トップ | クラヴィコードお披露目公演 »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ジャズ編曲ならいいかも (TOTORO)
2014-05-19 13:03:25
 小曽根さんのモーツァルトは数年前にオケとの共演を聴きました(たしかジュノムだった)。しかしあのときはオケとの部分は譜面通りなのにカデンツァだけがぶっ飛んでいて非常に違和感を覚え、それ以来彼のモーツァルトに懲りて一度も聴いていません。ちょっと大げさに言うとモーツァルトが冒涜されているように思いました。
 そのジャズ編曲は聴いたことがありませんが、やはり中途半端にカデンツァだけ自分流にするより、いっそのこと原曲を離れて別物にしてもらう方がいいように思います。
返信する
Unknown (河野美砂子)
2014-05-19 17:09:52
モーツァルトを編曲するなんて、私もありえないと思ってました。スコア見てたらわかりますが、一音たりとも動かせない。
でも小曾根氏は、それをわかりながらあえてジャズでやる、という覚悟みたいな(あくまで楽しそうでしたが)所があったみたいで、とくにカデンツァ(ジャズでいうソロの部分)が良かったデス。
返信する

コメントを投稿

モーツァルトピアノ協奏曲全曲演奏会」カテゴリの最新記事