河野美砂子の「モーツァルト練習日記」+短歌+京都の日々の暮らし

7/27(土)13時30分 NHK文化センター京都 ショパン「マズルカ」Op.59全曲、「バラード第3番」等

メントリで考えたこと

2009-10-16 15:22:14 | メンデルスゾーン
23日本番の、メンデルスゾーンのピアノトリオ第1番。

よく知っている曲を再び本番で弾く、ということはよくあるが、
けっこう新たな発見があることが多い。

今回まず考えたことは、メンデルスゾーン自身のこと。

先日の講演会に際していろいろ調べたところ
本当に10歳代の頃からものすごくたくさんの作品を次々に書いている。

これは、彼の父親がとんでもない大金持ちで
息子(+姉ファニー)の音楽的才能を伸ばすため
私宅に何百人かが入る大きなホールを作りオーケストラまで雇う・・・。

日曜音楽会と称して
毎週のようにコンサートを開催、多くの人を招待した。

そこでもちろんメンデルスゾーン自身も演奏したことを考えて
彼がもちろん天才であることは疑いないが、
そんなにクラヴィア(当時のピアノ)だけを何時間も練習していたとは考えにくい。

つまり、そんなに多くの時間練習しなくても彼自身の曲が弾けた、ということ。

トリオ1番は30歳の頃の作品だが
この頃はライプツィヒの音楽監督(ゲヴァントハウスオーケストラの指揮者)として多忙を極めていた。

・・・だから
短時間でたとえばこの曲が弾けるコツみたいなものがあるはず、ということ。


・・・・続きはまた明日。

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