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2022.03.26  「2021.03.24はじめてCGで描いたお雛様(その2)」の (転載分の続き) 

私は、先生に教わった手法を使って、家で明け方まで、独自で絵を描いた。
その頃は、パソコンでは、漫画しか描けないと思われていて、たまに「僕は
絵が描けます」と言う若い人がいるので、見せてもらうと、ミッキーマウスや、
アライグマラスカルを、コンピューターを使って同じ形に描くことが出来ると
言う自慢だった。
パソコンで、自分で独自に絵を描こうとする人は皆無であった。
(当時は、先生でさえも、パソコンでは、漫画しか描けないと思われていた。)

私は漫画には全く興味がないオバサンだったので、コンピューターで、自分で
絵を描きたいと思った。
我が家の庭のガーベラを摘んできたり、花屋で買って来たりんどう、水仙、コスモス、
などを、コップの中に差して、それを見つめながら写実しようとした。
細かい細かい作業であった。


3月になったので、お雛様を描こうと、立ち雛に挑戦した。
グラデーション機能を習ったので、金屏風の衝立てを描いてみたいと思った。
下を赤にして、上を黄色に設定して、グラデーションを掛けると、金屏風に
なるのではないか?
すると、思った通り、見事な金屏風になった。
次に、ぼんぼりは、縦のグラデーションではなく、真ん中から外へ向かっての
グラデーションにすると、中の炎が光り、その廻りが桃色になって、ぼんぼり
が点っている様に見えるのではないか?
これも大成功した。

お雛様の繧繝(うんげん)模様の台座も、色塗りの線をぴっちりと合わせて行く
と描けたので、大喜び。
お雛様のお顔を書いてみると、何故か、私の姪の一人の顔とそっくりだったので、
「え〜?◯◯ちゃんにそっくりじゃないの?」と大喜びした。
帯も、衣装も、どうやって描いたのだろう。とにかく、必死だったのは確かだった。


始めは、ここまでだった。金屏風の上部は、空白だった。
その内に、この上へ、桃の花があれば最高なんだけどと思い始めた。
挑戦することにした。
花屋から、桃の花を買って来て見ながら描いたことは、覚えているが、どんな
ツールで、どうして描いた思い出せない。
桃は、どうやって描いたか、今では思い出せない。
グラデーション機能を使ったのかしら?
それとも、筆ツールで?

しかし、この桃の花のあでやかな美しさ!
雌しべの輝き!
この葉の上品な美しさ!
きりっとした、枝の美しさ!
つぼみの愛らしさ!
又、お雛様のお顔、衣装、冠、帯の模様、どうやって描いたっけ?
よく描いたな〜、
そして、このぼんぼり、本当に灯が点っているみたい〜。‥…



ごめんなさい。自画自賛が止まりません。
また、長くなりすぎましたので、ここでやめて、続きは、明日といたします。
よろしくお願いいたします。


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