九四式三号甲無線機三六号型通信機受信部の修復作業記録 その1 (2016年09月21日)
本機も購入後、長期保存しておりました。
あまりに保存状態が悪く、また真空管が一部欠落したため修復作業の対象としておりませんでした。
今回は、電池菅無線機をすべて修復することを目標としたため、本機にもやっとメスを入れる次第となりました。
真空管を外し、状態を本格的に調査すると機器の部品の欠落もほとんどなく、受信機能回復もそう困難ではないようです。
電池菅の4本中、UZ-133DとUF109Aのヒータの導通があり、残りのUF-134とUZ-135の2本は不良のようです。
特に幸運だったのは、高価なUZ-133Dが生きていたことです。
とりあえず、受信機能の回復から開始するこことします。
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